広島国際大学に通い、義肢装具士を目指す学生が犬用義足開発  前脚を失った犬への装着・試歩行を2/14に保護施設で実施

    企業動向
    2018年2月1日 11:00

    広島国際大学(広島県東広島市、学長:焼廣益秀)リハビリテーション支援学科4年の藤田宗一郎さんが、前脚を失った犬・ロンドのために、義足を開発しています。昨年11月と12月に行ったロンドへの仮合わせから改善点を踏まえ、2月14日に試歩行を行います。義足を着けた歩行が上手くいけば、継続して使ってもらえるよう提供します。


    義足を装着したロンド


    開発は卒業研究の一環で、ロンドとは昨春、犬の保護施設・ピースワンコ・ジャパン(広島県神石郡神石高原町)で出会いました。イノシシ用の罠にかかり、右前脚は根元から、左前脚は指を手術で切断し現在、左前脚用の義足を装着して生活しています。古くなり、新しい義足が必要になっていたところへ藤田さんが申し出て、実現に至りました。

    藤田さんは、両前肢のないウミガメにヒレを付けるプロジェクトに携わったことがきっかけで義肢装具士を志し、本学入学後は授業のかたわら、独学で動物用の義肢装具を研究してきました。卒業研究はその集大成ですが、卒業後も義肢装具士として、ロンドや障がいのある動物の助けになりたいと考えています。



    ■試歩行の実施概要

    日時:2018年2月14日(水)13:00~

    場所:ピースワンコ・ジャパン(広島県神石郡神石高原町上豊松72-8)

    ※当日の取材を希望する場合は、必ず事前連絡をお願いします。



    義足の基になる石膏をミリ単位で削り調整

    https://www.atpress.ne.jp/releases/148667/img_148667_2.jpg


    ロンドに新しい義足を装着

    https://www.atpress.ne.jp/releases/148667/img_148667_3.jpg

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