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    サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

    サーモフィッシャーサイエンティフィック、 高い分析性能とシンプルな操作性を兼ね備えた 新しいトリプル四重極ICP-MSをJASIS 2017にて日本初出展

    ~信頼性が高く、再現性に優れた元素分析と同時に 分析の難しいマトリックスに対する高度な干渉除去を実現~

    サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:室田 博夫)は、新しいThermo Scientific iCAP TQトリプル四重極型誘導結合プラズマ質量分析計(以下 iCAP TQ ICP-MS)を、2017年9月6日(水)から9月8日(金)まで幕張メッセ国際展示場にて開催されるJASIS 2017のブースNo.B-101/201にて、日本国内で初めて出展することを発表します。

    1台の装置に高い分析性能とシンプルな操作性を組み合わせた新しいiCAP TQ ICP-MSは、難しいマトリックスを含む試料を分析するラボにとって大きなメリットを生み出します。

    iCAP TQ ICP-MSは、極めて低い検出限界を得るために開発されシステムで、難しいマトリックスを含む分析で問題となる干渉を除去する高度な能力を備えています。幅広い用途に対して信頼性が高く、再現性に優れたデータを提供します。

    サーモフィッシャーの微量元素分析担当マーケティングディレクターであるエイドリアン・ホリー(Adrian Holley)は次のように述べています。「特に、冶金、臨床試験、医薬品規制、環境科学、食品安全性および地球科学の分野で、さらなる検出精度の向上がニーズとして高まっています。サーモフィッシャーのお客様は、トリプル四重極テクノロジーの持つ高い検出精度と使いやすさの両立を望んでおり、
    iCAP TQ ICP-MSはそのための分析性能とシンプルな操作性を兼ね備えています」

    iCAP TQ ICP-MSでは、1回の多元素分析でシングル四重極モードとトリプル四重極
    モードを切り替えることができます。そのためラボでは、既存の分析ワークフローを維持しながら、新しい分析能力を取り入れることが可能になります。

    オビエド大学(スペイン)の物理化学および分析化学部の准教授であるイェルク・ベットマー(Jorg Bettmer)博士は次のように述べています。「iCAP TQ ICP-MSのトリプル四重極技術により、シングル四重極では不可能だった試料分析における研究上の課題を克服できるようになります。例えば、生物系試料に含まれるチタンの分析は、チタンが低濃度であることと、他の干渉元素と類似していることから非常に困難です。
    iCAP TQ ICP-MSを用いた場合、大幅な感度向上と検出限界の低減により、複雑な試料に含まれる低濃度チタンの分析が可能になります。日用消費財にナノ材料としてチタンを使用する機会が増えているため、このことは特に重要です」

    直感的なユーザーインターフェイスとReaction Finderツールを搭載した
    Thermo Scientific Qtegra Intelligent Scientific Data Solutionソフトウェア(以下、Qtegra)との組み合わせにより、研究者はメソッド開発にかかる時間を低減することができます。

    iCAP TQ ICP-MSに必要なメンテナンスは最小限で、かつflatapole ロッドを持つ小容量のコリジョン・リアクションセルと専用ガス導入ユニットで構成された
    QCell flatapole テクノロジーを搭載しているため、ラボの安全性と最大限の柔軟性が考慮されています。また、再現性を確保するための自動調整型試料導入コンポーネントや、貴重なラボスペースを確保する省スペース設計かつエルゴノミックデザインのベンチトップを採用しています。また、周辺アクセサリの制御管理をQtegraで統合することにより、iCAP TQ ICP-MSは、一貫した性能と信頼性の高いデータの取得を目指すとともに、エラーを最小限に抑えつつ、優れた生産性を実現するようデザインされています。

    iCAP TQ ICP-MSの詳細については、以下のウェブサイトからご確認いただけます。
    http://info1.thermofisher.com/iCAPTQ-JP


    ■サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドについて
    サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド(本社:米国マサチューセッツ州ウォルサム、NYSE:TMO)は、180億ドルの収益と世界中に55,000人を超える従業員を擁する、世界をリードする科学サービス企業です。私たちのミッションは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔な、より安全な場所」にするために、お客様へ製品・サービスを提供することです。私たちはお客様がライフサイエンス研究をさらに加速させ、分析における複雑な課題を解決し、臨床診断を向上させ、研究室の生産性を高めることを支援します。サーモフィッシャーの強力なブランドである、Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、
    Unity Lab Servicesブランドは、革新的な技術、購入における利便性、包括的なサポートについて、他に類を見ない組み合わせを提供します。
    URL: http://corporate.thermofisher.com


    ■サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社(日本法人)について
    サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドの日本法人である、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社は、総合システム分析機器およびバイオ関連機器、研究用試薬などの販売会社です。日本国内では横浜、東京、名古屋、大阪、福岡に拠点を持ち、質量分析計をはじめとする各種分析機器、各種バイオ関連機器、計測器、医療機器、ラボ用ソフトウェア、研究用試薬を取り扱っています。
    本社   : 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3-9
    代表取締役: 室田 博夫
    URL    : http://www.thermofisher.com

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    サーモフィッシャーサイエンティフィック、
「Olink Target 48 Neurodegeneration Panel」を
日本市場で販売開始
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「Olink Target 48 Neurodegeneration Panel」を
日本市場で販売開始

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    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年10月1日 09:00

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」
について、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な
進行・再発の非小細胞肺癌を対象とした
コンパニオン診断システムとして保険適用
    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」
について、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な
進行・再発の非小細胞肺癌を対象とした
コンパニオン診断システムとして保険適用

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    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年9月30日 09:00

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、IDH1遺伝子変異陽性の胆道癌を対象とする
「イボシデニブ」のコンパニオン診断システムとして
一部変更承認を申請
    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、IDH1遺伝子変異陽性の胆道癌を対象とする
「イボシデニブ」のコンパニオン診断システムとして
一部変更承認を申請

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に ついて、IDH1遺伝子変異陽性の胆道癌を対象とする 「イボシデニブ」のコンパニオン診断システムとして 一部変更承認を申請

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年9月10日 10:00

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の
非小細胞肺癌を対象とした「ゾンゲルチニブ」の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得
    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の
非小細胞肺癌を対象とした「ゾンゲルチニブ」の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に ついて、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の 非小細胞肺癌を対象とした「ゾンゲルチニブ」の コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年8月27日 14:00

    新たな次世代シーケンシング技術を用いた
「オンコマイン(TM) Dx Express Test マルチ CDxシステム」、
乳癌のPIK3CA、AKT1、PTEN遺伝子変異、
固形癌のNTRK融合遺伝子を検出する
コンパニオン診断システムとして申請
    新たな次世代シーケンシング技術を用いた
「オンコマイン(TM) Dx Express Test マルチ CDxシステム」、
乳癌のPIK3CA、AKT1、PTEN遺伝子変異、
固形癌のNTRK融合遺伝子を検出する
コンパニオン診断システムとして申請

    新たな次世代シーケンシング技術を用いた 「オンコマイン(TM) Dx Express Test マルチ CDxシステム」、 乳癌のPIK3CA、AKT1、PTEN遺伝子変異、 固形癌のNTRK融合遺伝子を検出する コンパニオン診断システムとして申請

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年7月31日 10:00

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ
 肺がん個別化医療のさらなる進展を目指して、
国立がん研究センター東病院と戦略的提携 
新規肺がんマルチ遺伝子検査の臨床応用に向けて
    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ
 肺がん個別化医療のさらなる進展を目指して、
国立がん研究センター東病院と戦略的提携 
新規肺がんマルチ遺伝子検査の臨床応用に向けて

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ  肺がん個別化医療のさらなる進展を目指して、 国立がん研究センター東病院と戦略的提携  新規肺がんマルチ遺伝子検査の臨床応用に向けて

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年7月28日 11:30