東大中原淳研究室とPHP研究所が共同開発フィードバックによる...

東大中原淳研究室とPHP研究所が共同開発 フィードバックによる人材研修プログラムを発表

東京開催の体験セッションは満員御礼

株式会社PHP研究所(京都市南区、代表取締役社長・清水卓智)は、中原淳氏(東京大学  准教授)が提唱する人材育成法「フィードバック」を研修プログラム化し、企業などの法人に提供するサービスを開始いたしました。2017年8月8日には、都内で人事教育責任者を集めた体験セッションを開催。定員100名を大幅に超えるお申込みを頂戴し、追加開催も検討しております。

管理職研修プログラム共同開発の背景

成果の上がらない部下をどのように立て直していくか。これは組織がつねに抱える課題です。昨今では「年上の部下」など、人材の多様化により、管理職の悩みは深まっています。さらに、ハラスメント問題への社会の関心の高まりは、現場における部下指導の委縮を招きがちです。しかし管理職には、ときには耳の痛いことを部下に伝え、立て直し、学び直しに寄り添っていくことが不可欠であり、そのための考え方やスキルを修得させる研修へのご相談が、昨年より当社に数多く寄せられるようになりました。そこで、民間企業はもちろん、近年は最高検察庁(参与)、横浜市教育委員会など、公共領域の人材育成において評価が高い中原淳氏(東京大学准教授)と共同で、現代の企業環境に適した研修プログラムを開発。専門のインストラクションスキルをもった講師を派遣する研修サービスを提供していく運びとなりました。

「フィードバック」とは

「フィードバック」では、具体的には、次の2つの働きかけを通して、部下の成長を促進することを目指します。

1.情報通知

たとえ耳の痛いことであっても、部下のパフォーマンス等に対して情報や結果を通知すること(現状を把握し、向き合うことの支援)

2.立て直し

部下が自己のパフォーマンス等を認識し、自らの業務や行動を振り返り、今後の行動計画をたてる支援を行うこと(振り返りと、アクションプランづくりの支援)

※詳細は別紙および下記をご覧ください。

▼PHP研究所Webサイト https://www.php.co.jp/seminar/feedback/

満員御礼、体験セッションを東京で開催

2017年8月8日には、人事研修責任者を対象に中原淳氏による体験セッション(参加費1万円)を開催いたしますが、即日定員の100名に達したため、現在、追加開催を計画しております。当日は、「フィードバック」の考え方や研修プログラム、導入定着のための施策をご紹介するとともに、人材育成、管理職研修における生々しい課題や悩みに、中原氏から具体的な助言をしていただきます。

《フィードバック研修について》

本研修プログラムは、「フィードバック」の意味を正しく理解すると同時に、部下との良好な関係を維持しつつ、言うべきことを言う、叱るべきことを叱る手法(スキル)を学ぶことをねらいとして、カリキュラムを構成しています。

研修目標

部下を指導育成する上で、言うべきことを言い、叱るべきことを叱りつつ、上司部下の信頼関係を強固にするための考え方と手法を修得する

 ●「フィードバック」とは何か

 ●フィードバックの基本プロセス

 ●ロールプレイ&ケーススタディ 他

実施概要

形態:集合研修(1日間)

対象:管理・監督者の方々

講師:PHPゼミナール・専任講師

《著者、中原淳氏について》

東京大学 大学総合教育研究センター 准教授。東京大学大学院  学際情報学府 (兼任)。東京大学教養学部 学際情報科学科(兼任)。大阪大学博士(人間科学)。北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員等をへて、2006年より現職。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人々の学習・コミュニケーション・リーダーシップについて研究している。専門は人的資源開発論・経営学習論。単著(専門書)に「職場学習論」(東京大学出版会)、「経営学習論」(東京大学出版会)。一般書に「研修開発入門」「駆け出しマネジャーの成長戦略」「アルバイトパート採用育成入門」など、他共編著多数。働く大人の学びに関する公開研究会 Learning bar を含め、各種のワークショップをプロデュース。

民間企業の人材育成を研究活動の中心におきつつも、近年は、最高検察庁(参与)、横浜市教育委員会など、公共領域の人材育成についても、活動を広げている。一般社団法人  経営学習研究所 代表理事、特定非営利活動法人 Educe Technologies副代表理事、特定非営利活動法人カタリバ理事。

PHPビジネス新書より2017年2月に刊行した『フィードバック入門』も好評を博しています。

《PHPゼミナールについて》

「PHPゼミナール」は、PHP研究所が企業団体等に行う人材育成、研修事業のサービスブランドです。創設者・松下幸之助の「人間観」「経営観」をベースに独自開発した公開セミナーは、のべ1万社25万人以上が受講し、2017年5月には40周年を迎えました。ハウツーやスキルを教えるだけの受動的な座学研修とは一線を画し、グループディスカッションや個人発表、ワークに比重を置いた、参加型の研修プログラムを提供し、受講者の確実な態度変容・行動変容を促すことを目的としています。また「異業種との交流・相互啓発も刺激になる」といった、受講者の人脈づくりの面でもたいへん高い評価をいただいています。昨今では、企業ごとの教育ニーズに対応してカリキュラムをカスタマイズし、講師を派遣するインハウス型研修も実施しています。


《社員研修用DVD『フィードバック入門』も刊行》

「フィードバック」は、基本的に密室で行うものです。そのため、具体的な事例を見て学ぶ機会があまりありません。本DVDでは、「フィードバック」の事例を部下のタイプ別にドラマ化しました。良い例・悪い例を見ながら、どういうポイントに気をつければいいのか学ぶことができます。


◆収録ケース

・すぐに他人を批判する部下

・責任逃れをする部下

・話を聞き入れない部下

・リアクションがない部下

・過去を捨てられない年上部下

・チャレンジをしない部下

◆商品仕様

・タイトル:『フィードバック入門~部下を立て直し成長を促す技術』

・価格:本体60,000円+税

・構成:DVD-VIDEO1  枚(80~90分収録予定)・活用の手引き

・監修:中原淳(東京大学 准教授)

・制作・販売:株式会社PHP研究所

 

※詳細は下記をご覧ください。

▼PHP研究所Webサイト https://www.php.co.jp/seminar/feedback/


★お客様からのお問合わせは―

PHP研究所 直販普及本部

東日本 TEL.03-3520-9633 西日本 TEL.075-681-5419 

Mail: tsuhan@php.co.jp

カテゴリ:
企業動向
ジャンル:
ビジネスセミナー ビジネス全般
取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

  • 会社情報