半年で10万部突破 『こうやって頭のなかを言語化する。』 SNSのレビュー拡散で女性読者が増加中

調査・報告
2025年6月18日 10:00
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株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、荒木俊哉著『こうやって頭のなかを言語化する。』(2024年11月26日発売/税込1,650円)が、発売から半年(5月28日出来/11刷)で累計発行部数が10万部を突破したことをお知らせいたします。荒木俊哉氏は、世界三大広告賞ほか国内外20以上の受賞歴のあるトップコピーライターです。本書では、コピーライターに必要な「言葉にする力」を、個人の自己理解・キャリア・人間関係などに応用する実践的メソッドとして紹介し、特に若い女性読者から「自分を見つめ直すことができる」と共感の声が寄せられています。

SNSのバズりレビューと女性読者の増加でベストセラーに

本書のヒットの要因は、SNSでのレビューの拡散と女性読者からの支持を集めたことが挙げられます。Xを中心に、発売後、レビューが多く投稿されました。

日々の振り返りが「言語化力を鍛えられる習慣」に。誰でも習慣化できるほど、ハードルを極限にまで下げたシンプルノート術です。(ぶっくま📚読書術本の著者 × 合う本に会える図解@Book_Meyerさん 1月28日)

控えめに言ってもこの本を読んでない人は大損してます。言語化が得意な人になりたいなら必読です。(アルフ@Shukatsu_0707さん 2月21日)

言語化にセンスや才能は必要ありません。うまく言語化するコツは「問いの立て方」にあります。(わいわい@読書ノート作家@waiwai_recipeさん 2月23日)

発売当初は拮抗していた男女比が、SNSのレビューの拡散により徐々に女性読者が増加。5月26日現在、女性の読者が63%を占め、とくに20代では73%が女性という結果が出ています。

【🧑‍🤝‍🧑年代別(女性読者の比率)】

(PHP研究所調べ2025年5月26日付)
(PHP研究所調べ2025年5月26日付)

「自分を見つめ直すための本」として共感を集める

女性読者が増えている背景には、「自分の気持ちがわからない」「何がしたいのかうまく言葉にできない」「他人の評価に振り回されてしまう」といった自己認識に関する悩みに、まずは「自分の声に耳を傾けること」が大切と、丁寧に寄り添う姿勢で書かれていることが挙げられます。国家資格キャリアコンサルタントの資格を持つ著者が提案する、この“聞く力”をベースにした「言語化ノート術」は、キャリアや家庭、パートナーとの関係など、さまざまな課題を抱える女性たちにとって、自分の気持ちを明確に言語化できるメソッドとなっています。

書誌情報

『こうやって頭のなかを言語化する。』書影
『こうやって頭のなかを言語化する。』書影

タイトル:こうやって頭のなかを言語化する。
著者:荒木俊哉
判型・製本:四六判並製
ページ数:240ページ
定価:1,650円(税込)
発売日:2024年11月26日
ISBN:978-4-569-85822-7
発売元:株式会社PHP研究所

著者プロフィール

著者:荒木俊哉
著者:荒木俊哉

荒木俊哉(あらき しゅんや)
株式会社電通 コピーライター
1980年、宮崎県生まれ。一橋大学卒業後、2005年に電通に入社。営業局を経てクリエイティブ局へ。コピーライターとして、さまざまな商品・企業・団体のブランディングにたずさわり、これまでに手がけたプロジェクト数は100以上、活動は5大陸20カ国以上にのぼる。世界三大広告賞の Cannes Lions と The One Show のダブル入賞をはじめ、ACC 賞、TCC 新人賞、NIKKEI ADVERTISING アワード、YOMIURI ADVERTISING アワード、MAINICHI ADVERTISEMENT DESIGN アワードなど、国内外で20以上のアワードを獲得。広告以外にも、国際的ビッグイベントのコンセプトプランニングや、企業のミッション・ビジョン・バリュー策定のサポートなども行う。一橋大学で広告のゼミ講師を務める。また、国家資格キャリアコンサルタントの資格を持つ。著書にベストセラー『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』(SBクリエイティブ)がある。

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(PHP研究所調べ2025年5月26日付)
『こうやって頭のなかを言語化する。』書影
著者:荒木俊哉