ソリッド、データ管理プラットフォームのホットスタンバイ機能を強化
報道関係者各位
プレスリリース 2003年11月12日
ソリッド株式会社
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ソリッドがデータ管理プラットフォームのホットスタンバイ機能を強化し
最新バージョンをリリース
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―最新版遂にリリース
―未組織化データおよびインメモリテーブルへのホットスタンバイ機能の適用
―メモリの無駄使いを防ぐ「セルフプロテクション」機能
―高速スクラッチパッド
―キャリアグレード対応システムへの定期更新
<米国カリフォルニア州マウンテンビュー、2003年11月11日(現地時間)発>
自治的データ管理プラットフォームを提供するSolid Information Technology
Corp.(以下ソリッド)は11日、同プラットフォームの最新版、4.1(以下バー
ジョン4.1)のリリースを発表しました。
このSolid Autonomic Data Management Platform(TM)は、データ自身がそのデー
タの管理を行うことを管理者に保証する、業界初のデータ管理ソリューション
です。ソリッドのプラットフォームは自己設定、自己復旧、自己最適化ならび
に自己保守を盛り込んだアプリケーション構築をサポートします。
Solid Autonomic Data Management Platformは、主に三つのコンポーネントを
兼ね備えたソフトウェアです。
―組込み可能な高速かつ軽量コンパクトなデータ管理システム
―キャリアグレードの高可用性に対応するホットスタンバイオプション機能
―非同期性データ分散技術
この最適コンビを基盤構成に要約することで、管理が非常に容易なプラットフォー
ムを実現、ブレードサーバー上で実行するネットワークインフラのアプリケー
ションなどをはじめとする、複雑な状況でのデータ管理のニーズに対応するこ
とができるようになりました。これにより、ソリッドのお客様は劇的な開発コ
ストの削減やTime-to-Marketの加速を実現しており、エンドカスタマー側にお
いてはTCOの低さを実感されています。
バージョン4.1では、キャリアグレード対応のホットスタンバイ技術を付加し、
未組織化データ(かねてから対応している英数字データを含む)を保護する機能
を導入し、新しいコンテンツはもちろんのこと、デジタルメディア等はじめと
する既存のコンテンツ配信にもキャリアグレード対応機能を拡張しています。
Solid CarrierGrade Option(TM)は、いつでも一致した状態を保つホットスタ
ンバイ状態を可能にすることにより、組となる二つの自己復旧データベースを
提供します。そのため片方のサーバに何らかの障害が発生した際、アプリケー
ションがそれを検知しおよそ0.0001秒以下の速さでもう一方のサーバに切り替
えることでデータ損失を防ぎます。一方アプリケーションはその動作を継続維
持することができます。
バージョン4.1では、インメモリテーブルにおけるホットスタンバイ機能にも
対応しました。Solid BoostEngine(TM)では、ディスクではなくメモリへのデー
タ格納を選択した場合の、テーブル毎の指定を開発者ができるよう考慮しまし
た。バージョン4.1では、高速スピードと完璧なデータ安全性を一体化したホッ
トスタンバイ技術を、インメモリテーブルへのセルフプロテクションに適用し
ています。
バージョン4.1は、実メモリ/仮想メモリともにシステムが処理する許容範囲を
インメモリテーブルが超越してしまわないことを裏付けることで、ソリッド製
品のセルフプロテクション機能を拡大します。
数多くのアプリケーションには、サーバ再起動時には再生される必要のない、
データの処理中に必要なスクラッチパッドと呼ばれるものが存在しますが、バー
ジョン4.1では二種類の新しいタイプのスクラッチパッドを採用、transientテー
ブルとtemporaryテーブルを使い分けることで共有データにも単独アプリケー
ションにも最適な使用が可能になりました。これらのテーブルはディスクに格
納されたのでもチェックポイントが行われたのでもなく、スクラッチパッド処
理のための高速アクセスを提供することができるようになります。
自己設定システムにおけるソリッドの対応の一部として、バージョン4.1は一
組以上のホットスタンバイ対応データベースへの定期更新に対応します。この
新機能を使用し、旧バージョンのソリッド製品を既にお使いいただいているお
客様でもアプリケーションの稼動はそのままでキアップグレードが可能です。
ソリッドのCTO、Ari Valtanenは、
「バージョン4.1は、Solid BoostEngine(TM)の高性能データマネージャに機能
を肉付けする形となりました。我々は常にお客様に満足いただける製品開発に
従事しており、キャリアグレードへの対応に関しては現市場において特に必須
であると考えています。今回のバージョン4.1のリリースは、ハードウェアを
追加せずに確実な速度向上図れるとともに、キャリアグレードのアプリケーショ
ンやメディアベースのアプリケーションにおいて我々が結束して対応していく
こととなるでしょう。」
ソリッドについて
Solid Information Technology Corp.(本社:米国カリフォルニア州マウンテ
ンビュー、 http://www.solidtech.com/ )は、次世代に対応する自治データ
管理プラットフォームを提供しています。精巧なアーキテクチャを基盤として
構築されたソリッドのソリューションは、ネットワークインフラやテレマティ
クス、デジタルコンテンツ配信など、あらゆる分散型アプリケーションで有効
活用できます。EMC、Hewlett-Packard、MediaSaturn,、Nokia、Nortel、Sonim
Technologies、Turin Networks、Watercove Networksをはじめとする幅広い
分野の顧客を持ち、高性能でフォルトトレラントに対応した拡張性高い自己管
理可能なアプリケーション構築に採用されています。
ソリッドは米国カリフォルニア州に本社を構える非公開会社です。現在米国内
各地、ヨーロッパに販売拠点を置き、ソリッド株式会社はSolid Information
Technology Corp.の日本法人として2001年5月に設立され、国内市場への製品
およびサービス提供を行っています。
詳細情報は弊社ウェブサイト http://www.solidtech.com/ をご参照ください。
Solidロゴ、Solid Autonomic Data Management Platform、Solid Autonomic
Data Management Suite、Solid EmbeddedEngine、Solid BoostEngine、Solid
CarrierGrade Option、Solid SmartFlow Optionはすべて Solid Information
Technology Corp.の登録商標です。
その他すべての製品、サービス、名称、出版物は各社に帰属する商標または
登録商標です。
【お問い合わせ先】
ソリッド株式会社 マーケティング部
担当:泉
E-Mail: yuki.izumi@solidtech.com
Tel: 045-224-2527 Fax: 045-224-2535
〒220-8143
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