「家(ウチ)飲み」で日本酒復活の兆し 「日本酒天国2009東...

「家(ウチ)飲み」で日本酒復活の兆し  「日本酒天国2009東京大試飲会」に見る、「ウチ飲み」ブームの拡がり

全国の有力な蔵元、卸、酒販店が参加する日本名門酒会(本部:東京都中央区、本部長:株式会社岡永 代表取締役社長 飯田 永介)は、10月23日に都内のホテルで「日本酒天国2009東京大試飲会」を開催しました。

イベント風景
イベント風景

「日本酒天国2009東京大試飲会」は、一般客約2,000名を集め、全国51社の蔵元が350種類以上のお酒を出品する大規模な試飲会です。アサヒビールやニフティの調査でも、「ウチ飲み派」が増加していることが明らかになる等、最近の「ウチ飲み」ブームの影響もあり、同会が運営する「日本酒天国.com」( http://nihonshutengoku.com/ )でチケットを先行販売した結果、即完売となる人気ぶりでした。

当日は、様々な名酒と共にこだわりの肴と器も紹介、蔵元との対話も楽しんでいただいた他、「日本酒天国.com」で募集した「ウチ飲み川柳」の優秀作品を決める投票や、「ウチ飲み」用に新たに開発したオリジナル酒器「UCHINOMI」シリーズの販売等もあり、大盛況でした。

日本名門酒会は、ネットとリアル双方で、自己流で酒、肴、器を楽しめる「ウチ飲み」をさらに盛り上げ、日本酒復活を目指していきます。

■アサヒビールの調査:約8割が「ウチ飲み派」等、「ウチ飲み」ブーム拡大

アサヒビールが3月に実施したインターネット調査によると、全体(6,038人)の約8割が「ウチ飲み派」であり、4割がほぼ毎日、9割が週一回以上の頻度であることがわかりました。また、「ウチ飲み」の最も多かった支持理由は、「リラックスできる」でした。

また、ニフティによると、2009年1月~6月までの「ウチ飲み」に関するブログ記事投稿数は、前年同期比で約5倍になっており、ニフティの検索サービス「@search」においても「ウチ飲み」に関する検索回数は、同期間の比較で約6倍となっています。

「日本酒天国.com」が、7月に実施したアンケートにおいても、「ほとんどウチ飲み」及び「どちらかというとウチ飲みが多い」と、「ウチ飲み」推進派が6割を超えました。「ウチ飲み」の魅力については、「リーズナブル」は3番目で、「気軽さ」が1位、「自分流のこだわりで飲める」が2位となっており、単に安上がりということではなく、気軽に自分のペースで飲めるということを重視していることがわかりました。

■「日本酒天国2009東京大試飲会」について
一般客対象の有料試飲会「日本酒天国」は、今年で12回目。その原形は、日本名門酒会発足から現在まで全国で展開する「友の会」にあります。蔵元や日本名門酒会の加盟酒販店が中心になり、地域のお客様とのふれあいの場を設け、美味しい日本酒をより身近に感じてほしいという願いから始まりました。
現在では、東京のほか、福岡(10月28日)でも開催し、多くのお客様に喜んでいただいております。
今年は全国から清酒、本格焼酎・泡盛、日本ワイン、みりん、クラフトビールの51社が各社自慢の名酒を持ち寄って出展。また梅酒を中心とした「リキュール」、米麹100%の本格的な「あま酒」のテーマブースも出され、計350種類以上のお酒が出品されました。「季節限定のお酒・ひやおろし」や「湯煎でのお燗酒」「こだわりの肴、器」などの紹介、そして、造り手であるメーカーとの対話など、当日限りではなく、以降の「ウチ飲み」シーンがより楽しくなるような情報を満載し、約2,000名の日本酒ファンに楽しんでいただきました。

「日本酒天国2009東京大試飲会」の開催要領は下記の通りです。
・日時:10月23日(金) 第一部15:00~17:00 第二部18:30~20:30
・会場:新宿京王プラザホテル 5F コンコードボールルーム
・対象:一般顧客
・出品:全国51社350種以上
・料金:4,000円(特製折詰付)
・主催:日本名門酒会

■日本酒天国.comについて
日本酒のコミュニティ&ショッピングサイト「日本酒天国.com」は、本年4月7日のオープン以来、順調に会員が増え、現在3,000名を超えています。アクセス数が15,000回/月、投稿数が約10,000件/月となっており、活発な交流が行なわれていますが、投稿の大半が、日本酒を飲んだ体験に関する日記的な内容となっており、自宅で気軽に飲む「ウチ飲み」についての日記が中心となっています。
この動向に注目し、公式コミュニティ「ウチ飲み推進委員会」を立ち上げ、自宅で気軽に夫婦、家族、恋人、友人、そして一人の「ウチ飲み」をもっと楽しめるよう、「ウチ飲み」に関する情報交換を行なっています。従来の日本酒中心の「晩酌」のイメージではなく、こだわりの日本酒や、手軽に出来るおつまみ、お気に入りの器で、自分らしいライフスタイルのシーンとして楽しんでいる様子が報告されています。

■「ウチ飲み純米酒シリーズ」が好調
日本名門酒会では、このような生活者のニーズに合わせて、「ウチ飲み純米酒シリーズ」を新たに発売しました。品質の確かな純米酒でありながら、四合瓶で1,000円、一升瓶で2,050円と手に取りやすい価格。ラインナップは「大山」「越の誉」「司牡丹」「出羽ノ雪」「信濃錦」の5つ。それぞれ蔵の個性が生きるごまかしのない確かな造りで、それぞれのお酒が合う料理とともに紹介しています。7月の発売以来、20,000本以上を販売しており、通常の企画ものと比較すると3倍以上という異例のスピードの売れ行きとなっています。

■「ウチ飲み」用のオリジナル酒器「UCHINOMI」シリーズを新発売
日本名門酒会は、「ウチ飲み」をより楽しむために、日本酒の味わいが引き立つオリジナルの酒器「UCHINOMI」シリーズを、食器の企画・制作・販売を行う「seto seikei」とのコラボレーションにより開発しました。
「UCHINOMI」シリーズは、「1.透明感のある白さへのこだわり」「2.職人の技×モダンデザイン」「3.業務用オーダー食器の品質、丈夫さ」という特徴があり、猪口(2個セットで2,000円)、片口(2,500円)、一合徳利(2,000円)、二合徳利(2,500円)となっています。

■日本名門酒会について
日本名門酒会は、良質で美味しい日本酒を日本酒ファンに届けるため、株式会社岡永(本社:東京都中央区 代表取締役社長 飯田 永介)を本部として、1975年に発足した組織です。
「日本酒業界の流通革命」「地酒ブームの仕掛人」と評され、1日で約14万8千本を販売する「立春朝搾り」に代表される「一年52週の生活提案」や海外における日本酒ブームを仕掛けるなど、日本酒の復興・発展に積極的に取り組んできました。現在では、全国約120の蔵元、地域有力卸22社、酒販店約1,800店の活動に広がり、世界に向けて、日本酒の啓蒙と日本の酒文化の情報発信を続けています。


【会社概要】
社名  :株式会社岡永
設立  :昭和24年7月30日(創業 明治17年)
所在地 :〒103-8380 東京都中央区日本橋馬喰町1-7-3
資本金 :45百万円
年商  :115億円
業務内容:酒類および食品卸売・日本名門酒会運営
URL   :日本名門酒会 http://www.meimonshu.jp/

カテゴリ:
調査・報告
ジャンル:
フード・飲食
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