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造形活動による、感性の覚醒や回復を目指す『臨床美術』の学際研究大会  臨床美術学会、『臨床美術の未来に向けて~感性・科学・芸術の対話~』開催

告知・募集
2009年10月14日 11:00
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2009年7月に特定非営利活動法人「日本臨床美術協会」が母体となって設立した『臨床美術学会』が、日本やグローバルな臨床美術の活動についてディスカッションする大会、第1回『臨床美術の未来に向けて~感性・科学・芸術の対話~』を、2009年11月5日~7日の三日間、アルカディア市ヶ谷にて開催いたします。

●造形活動を通して、脳を活性化し感性の覚醒や回復を目指す『臨床美術』

『臨床美術』は、芸術的創作活動を通して、人間の五感を刺激し、脳を活性化させ、感性の覚醒や回復を目指す美術療法です。子どもから大人、高齢者まで幅広く、健康で心豊かな社会の創出をめざして、日本で研究・開発され、近年国内外で注目を集めています。

記念すべき第1回大会には、韓国、中国、フィンランドからもパネリストが参加。各国の芸術療法(臨床美術)の現状と将来をテーマに、講演やワークショップを行います。
美術、医学、教育のそれぞれ分野を代表するスペシャリストが一堂に会し、学際的視野(※)から臨床美術の可能性と方法論について討論します。
(※)学際:医学分野と芸術分野からの研究アプローチ


<プログラムの概要> ※抜粋

【11月5日(木)】

■シンポジウム.1(美術分野)
コーディネーター:大橋 啓一氏(日本臨床美術協会事務局長)
テーマ     :『臨床美術の時代性』
シンポジスト  :六角 鬼丈氏(東京藝術大学名誉教授)、山田 修市氏(東北芸術工科大学教授)、松田 弘氏(広島県立美術館次長兼学芸課長)、藤木 晃宏氏(フレスコ画家)


【11月6日(金)】

■シンポジウム.2(医学分野)
コーディネーター:宇野 正威氏(国立精神・神経センター武蔵病院元副院長、日本臨床美術協会副理事長)
テーマ     :『臨床美術 - 理性と感性および西洋医学と東洋医学の統合への役割 - 』
シンポジスト  :朝田 隆氏(筑波大学教授)、木村 伸氏(医療法人信悠会木村クリニック院長)、全 世一氏(CHA医科学大学校代替医学大学院長)、崔 勇氏(北京回龍観医院、北京大学教学委員主任医師 教授)

■特別講演.1
登壇者:桑田 光平氏(東京大学特任研究員)


【11月7日(土)】

■特別講演.2
テーマ:『発展するフィンランド型臨床美術(アクティブアート)』
登壇者:Hannele Niinio氏、Tiina Pusa氏(ラウレア応用科学大学上席講師)

■パネルディスカッション
コーディネーター:渡辺 信英氏(東北福祉大学学長補佐、日本臨床美術協会理事長)
テーマ     :『臨床美術の探求~感性の視座から~』
パネリスト   :六角 鬼丈氏、木村 伸氏、大城 泰造氏(東北福祉大学准教授)、谷口 千恵子氏(美術家)


<大会概要>

名称:『臨床美術の未来に向けて~感性・科学・芸術の対話~』
期間:2009年11月5日(木)~7日(土)
場所:アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区九段北4-2-25 Tel:03-3261-9921)
主催:臨床美術学会
共催:NPO法人 日本臨床美術協会、株式会社芸術造形研究所、大韓臨床美術治療学会、CHA病院CHAバイオメディカルセンター、北京回龍観医院、北京大学教学医院
後援:韓国大使館、中国大使館、フィンランド大使館 / CHA医科学大学校、京都造形芸術大学、女子美術大学、東京女子大学、東北芸術工科大学、東北福祉大学、富山福祉短期大学、那覇造形美術学院、広島芸術専門学校、株式会社福祉工房、法政大学現代福祉学部
協賛:凸版印刷株式会社、株式会社脳機能研究所、ホルベイン画材株式会社


<臨床美術学会 概要>
名称  : 臨床美術学会
英文名称: The Society for Clinical Art
代表者 : 学会長 六角 鬼丈
本部  : NPO法人 日本臨床美術協会内 臨床美術学会事務局
所在地 : 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1 OCCビル
連絡先 : 日本地域社会研究所内 〒167-0043 東京都杉並区上荻1-25-1
TEL   : 03-3391-5793
FAX   : 03-5397-1237
E-mail : info@clinicalart.gr.jp
URL   : http://www.clinicalart.gr.jp

臨床美術学会は、美術と感性の関係についての研究・調査を行い、医学、福祉(介護)、教育などの専門家と連携することによって、学際的な視野から、美術の本質と可能性を模索し、実践的な表現の方法論を探究する団体です。世界の関連学会・団体とのネットワークを構築し、臨床美術の普及・推進をめざします。

臨床美術学会事務局

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