<2017年 日本の給与調査>雇用は上向くが人材不足は依然と...

<2017年 日本の給与調査> 雇用は上向くが人材不足は依然として課題  バイリンガル人材・非正規社員が重要に

ロンドンに本社を置くMichael Page International PLCの日本支社 マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、マネージング・ディレクター:リチャード・キング、以下 マイケル・ペイジ・ジャパン)は、毎年実施している給与調査の2017年版を発表いたします。

2017年給与調査
2017年給与調査

◆調査結果(出典:マイケル・ペイジ・ジャパン 給与調査2017年)
http://www.michaelpage.co.jp/content/salary-centre/2017-japan-salary-employment-outlook/


<2017年 雇用は上向くが人材不足は依然として課題>
- 日本の急速な高齢化に対応するための革新的ソリューションに対しては継続的な需要があるので、医療、ライフサイエンス業界の雇用が伸びると考えられます。

- 人材不足は、今後とも多くの産業で課題となるでしょう。英語、日本語ともに堪能なバイリンガル人材が限られているため、外資系企業が最も人材不足に悩まされています。

- 非正規社員は現在、全国の働く人口の約40%を占めていますが、大部分の企業にとって引き続き主要な人材供給源となるでしょう。


<調査結果について>
2016年は比較的困難な年でしたが、2017年は業績が上向くとみられています。マイケル・ペイジ・ジャパンのマネージング・ディレクターであるリチャード・キングは、次のように述べています。

「雇用は上向くとみられます。特に、日本の急速な高齢化に対応するための革新的ソリューションに対しては継続的な需要があるので、医療、ライフサイエンス業界の雇用が伸びると考えられます。人材不足は、今後とも多くの産業で課題となるでしょう。英語、日本語ともに堪能なバイリンガル人材が限られているため、外資系企業が最も人材不足に悩まされています。従業員は長期間にわたって同じ企業に勤めることが多く、依然として転職は少ないです。
クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能などの成長分野のIT企業は、経験豊富な中間管理職以上の人材を採用するのが難しくなるでしょう。また国内のテクノロジー業界は、新しい商品やサービスの開発に関して海外市場より一歩先を進み続けるでしょう。エンジニアリングとプログラミング技術に長けた候補者は、複数の内定を受け取ることになるでしょう。
金融業界の成長は、より慎重です。収益の減少に伴い、銀行は事業を縮小し、中核事業に注力することを選択しています。縮小傾向がみられるもう一つの部門は小売部門で、消費者マインドの低下、訪日観光客による消費の減速に伴って、全体的に消費が落ち込んだのが原因です。
非正規社員は現在、全国の働く人口の約40%を占めていますが、大部分の企業にとって引き続き主要な人材供給源となるでしょう」


◆マイケル・ペイジについて
ペイジ・グループの1部門であるマイケル・ペイジは、世界の大手企業をクライアントに、正社員、契約および派遣社員の人材紹介に特化した世界屈指の専門職リクルーティング会社です。ペイジ・グループは、世界36ヶ国にある139のオフィスを通じて事業展開しています。1976年に初めてロンドンで事業を立ち上げて以来、当社は40年以上にわたり求職者と企業のマッチングを行っています。アジア太平洋地域における当社の事業展開は、日本、中国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、インド、オーストラリア、ニュージーランドに及んでいます。


<会社概要>
商号  : マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社
代表者 : マネージング・ディレクター リチャード・キング
所在地 : 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-3-13 ヒューリック神谷町ビル6F
設立  : 2001年
事業内容: 人材紹介、人材派遣業務
URL   : http://www.michaelpage.co.jp/

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