ジーエフ/アドバンスト・メディア低コスト電話応答ASPサービ...

ジーエフ/アドバンスト・メディア低コスト電話応答ASPサービスを開始

株式会社ジーエフ(東京都文京区、代表取締役社長:仲吉昭治、以下ジーエフ)と株
式会社アドバンスト・メディア〈東京都豊島区、代表取締役社長:鈴木清幸、以下ア
ドバンスト・メディア〉は、電話音声応答システムと音声認識エンジンを使用する低
コストの電話応答ASPサービスを共同で提供します。10月1日より試用提供を開始し
、11月より正式に提供予定です。

ジーエフは、電話音声応答システムのサービスを行っており、主として中小企業を対
象としたローコスト型のオートコールシステム等を開発してきました。2000年か
らは、独自の技術によるインターネット統合型音声応答システム「ボイスコンバータ
」を開発し、インターネット上で動作する自動電話応答システムサービスを提供して
きました。これは、インターネットのホームページや送信フォームを音声化し、その
結果をサーバに送信したりブラウザ上で閲覧したりできるサービスで、自動電話応答
システムサービスをインターネット上で複数の企業に提供するASP(アプリケーショ
ン・サービス・プロバイダー)としてのサービスを可能にするものです。

アドバンスト・メディアは、独自の技術による日本語音声認識システムAmiVoiceを開
発し、“声”でデータ入力などができる各種ソリューションを提供してきましたが、
本年4月には電話による音声認識データ・エントリ・システムを完成させました。こ
のシステムは、電話をかけているエンドユーザ音声を録音し、通話終了後に録音した
音声を認識して文字に変換し、音声自身と音声認識結果の文字の双方にインターネッ
ト経由でアクセスして確認・修正ができるものです。

今回、両社が共同で提供するのは、ジーエフのインターネット統合型音声応答システ
ムに、アドバンスト・メディアの音声認識データ・エントリ・システムを組み込んだ
サービスをASPとして提供するものです。もともと両社とも、それぞれインターネッ
ト上で動作するサービスの開発を終えていたため、両社のシステムが協調して動作す
るシステムの開発が短期間で可能となり、要望の多い住所認識を低コストで提供可能
なASPサービスとして提供することを実現しました。

従来、電話音声応答システムと音声認識の組み合わせは、電話をかけている間にエン
ドユーザの音声を認識してリアルタイム処理し、エンドユーザに認識結果の確認を求
めるものでした。従来システムは、エンドユーザには確認作業のわずらわしさと人と
の会話よりも長い通話時間、サービス運営者には長い通話時間に起因するコスト高を
発生させ、それが自動電話応答システムの普及を阻害する原因のひとつとなっていま
した。また、このような即時認識によるシステム開発は多大な投資を必要としており
、音声認識技術の普及にあたっては大きな障害となっていました。しかし、多くのア
プリケーションにおいて、リアルタイム処理は必ずしも必要ではないものです。今回
提供のサービスは、リアルタイム処理に替えて、インターネット経由で専門グループ
による書き起こしを提供し、また音声認識により書き起こしの効率を向上させること
で、低コストを実現するものです。また、確認作業自体を自社で行うユーザーに対し
ては、音声認識結果そのものだけを提供するサービスとすることでより低コストのサ
ービス提供も可能となっています。
さらに、インターネットを利用したASPサービスとすることで、1社単独では多大な
開発投資・設備投資・保守運営費用が必要とされるところを、アプリケーションやリ
ソースの共同利用によってさらに低価格で提供することを可能にしました。

具体的には、以下の点で低コストが実現されます。
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