モンタビスタ、Intelネットワークプロセッサ対応開発環境をサポート
報道関係者各位
プレスリリース 2003年9月19日
モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社
モンタビスタ、Intelネットワークプロセッサ対応の新たな開発環境をサポート
~アクセスネットワークやネットワーク・エッジ、メトロコア向けの
機器を開発するOEMに統合ソリューションを提供~
2003年9月18日(現地時間)カリフォルニア州サンノゼ
-Intel Developer Forum 発-
革新的な組込みソリューションを展開するMontaVista Software Inc.(以下、
モンタビスタ)は、本日、MontaVista(R) Linux(R) Professional Editionが
Intelのネットワークプロセッサを採用する顧客向けに、新たな先進の開発プ
ラットフォームIntel(R) IXDP2401、IXDP2801、IXDP2851をサポートすること
を発表しました。
Intelは、アクセスネットワーク、ネットワーク・エッジ、メトロコア向けの
機器を開発するOEMに理想的なPICMG3.x AdvancedTCA などのオープンなモジュ
ラー型コミュニケーション・スタンダードのサポートを強化するために、今週
カリフォルニア州のサンノゼで開催されたIntel Developer Forumでこれらの
新開発プラットフォームを紹介しました。新プラットフォームは、利用する機
器メーカーに最大限の柔軟性を提供し、サードパーティのソフトウェア、ハー
ドウェア、ボードを統合することを可能にします。
MontaVista Linuxは、ネットワークのコア、エッジ、そしてCPE (customer
premises equipment:宅内機器)で求められる条件を満たすように設計された
Intel IXP4xxx、IXP2400、IXP2800、IXP2850 ネットワークプロセッサをすで
にサポートしています。これらのネットワークプロセッサは、各アプリケー
ション分野において、パフォーマンスとコスト効率が最適化されています。
IntelのNetwork Processor Divisionの General Manager、Doug David氏は
次のように述べています。「Intelの新たな開発プラットフォームとMontaVista
Linuxの組み合わせは、機器メーカーが次世代のATCAベースのネットワーキング・
システムを迅速に導入することを支援します。MontaVista Linux Professional
Editionは、スイッチやルータなどハイパフォーマンス・ネットワークシステム
のOEMが新たなプラットフォームをスピーディに開発、展開することをサポート
します。」
MontaVista Linuxは、完全な組込みOSとクロス開発環境を提供します。業界に
おいて数々の賞の受賞実績を誇るMontaVista Linuxは、システムおよびアプリ
ケーション開発のための充実したクロス開発ツールと、他に類の無い幅広いプ
ロセッサとボードのサポート、数百に及ぶアプリケーションパッケージ、ライ
ブラリ、ドライバ、その他のランタイムコンポーネントを含みます。
モンタビスタのマーケティング担当バイス・プレジデント、シーラ・ベーカー
(Sheila Baker) は次のように述べています。「MontaVista Linuxは、パワフル
なOSと開発環境を提供することで、顧客企業が自社の製品上に豊富な先進のネッ
トワーキング機能やリアルタイム性能を実現することを可能にし、製品の市場
投入時間の短縮とトータルコストの低減を達成します。当社のスケーラブルな
OSの性能、信頼性、柔軟性と、拡張されたコミュニケーション・スタンダード
をサポートするIntelの新たな開発プラットフォームの組み合わせが、テレコム
機器の開発者にメリットをもたらします。」
モンタビスタは、通信、組込み開発者、およびソリューションプロバイダのコ
ミュニティであるIntel(R) Communication Alliance のAssociate Memberです。
詳細については、www.intel.com/go/ica をご覧ください。
製品リリース
MontaVista Linux Professional Editionは、現在 Intel(R) ネットワークプロ
セッサをサポートしています。新たなIntel開発プラットフォームは、インテル
より製品出荷後間もなく、サポートする予定です。Professional Editionは、
MontaVista Linuxカーネル、ユーティリィティ、開発ツール、ソフトウェア・
アップデート、アプリケーションパッケージ、MontaVista Zone(お客様向けポー
タルサイト)へのアクセス権、包括的な技術サポートとLinuxハンズオン・トレー
ニングコースを含むプロダクト・サブスクリプションにより提供されます。
モンタビスタソフトウエアについて
MontaVista Software, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サニーベール)は、
インテリジェントな接続機器や関連するインフラストラクチャ向けのシステム
ソフトウェア市場をリードするグローバル・サプライヤーです。モンタビスタ
はGNU/Linuxベースのオープン・ソース・ソフトウェア・ソリューションを提
供することで組込みソリューションの革新を推し進めます。リアルタイム オ
ペレーティング・システムの先駆者ジェームス・レディ(James Ready)によっ
て1999年に設立され、MontaVista Linux製品シリーズとして通信インフラから
コンスーマ機器分野を対象としたアプリケーション向けに求められる幅広い開
発者のニーズに対応します。MontaVista LinuxはProfessional、 Consumer
Electronics、Carrier Gradeの複数のエディションと、パワフルなJava開発
環境やグラフィックス開発機能を提供するアドオン製品も提供しています。
モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社は、MontaVista Software Inc. の
100%日本法人として2000年7月に設立され、日本市場に対して組込みLinux、
およびそれに関わるあらゆるサービスを提供しています。
米カリフォルニア州サニーベールに本社を置くMontaVista Softwareは、Alloy
Ventures, US Venture Partners、RRE Ventures、WR Hambrecht+Co.、IBM、
Intel Capital、Sony、Panasonic、Toshiba America、およびYamaha
Corporationなどの主要投資企業より出資を受けた株式非公開企業です。
MontaVista Softwareの詳細情報は、同社のWebサイト
( http://www.mvista.com/ (英語)、http://www.montavista.co.jp/ (日本語))
をご覧ください。
Intel(R) Communications Allianceについて
Intel Communications Alliance は、通信、組込み開発者、およびソリュー
ションプロバイダで構成される会員制のアライアンス・プログラムです。
会員は、通信と組込み市場のセグメントに、標準ベースのソリューションの戦略
的な補給ラインを提供することをコミットしています。
より詳しい情報は、http://www.intel.comをご覧ください。
Linux は Linus Torvalds の登録商標です。
MontaVista は MontaVista Software, Inc. の登録商標です。
Intel IXPおよびXScaleファミリはIntel Corporation、または米国とその他の国の
同社の子会社の商標または登録商標です。
AdvancedTCAとATCAは、PCI Industrial Computers Manufacturers Groupの商標です
。
その他のすべての名称は、各社の商標、登録商標、またはサービス マークです。
【問い合わせ先】
モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社
マーケティング部:安田 佳世子
TEL: 03-5469-8840 FAX: 03-5469-8801
Email: kayoko_yasuda@montavista.co.jp
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