伝統家屋「京町家」の貸切り宿が京都 中京区に新規OPEN! 明治の心意気を現代熟練工の技で巧みに再現

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    2016年11月18日 11:00

    株式会社京町家の宿(所在地:京都市中京区/代表取締役:田谷 隆行)は、京都市中京区に、京都の伝統家屋「京町家」を貸切りで宿泊できる宿『たわら庵』(東館・西館)を、2016年11月20日(日)にオープンします。京都市地域連携型空き家流通促進事業の一環で、伝統的な住居(町家)の「継承」を目的としています。

    『たわら庵』入り口

    詳細: http://www.machiya-inn.net/


    【背景】
    当社は、京都の伝統家屋・京町家の「継承」を目的に、貸切りの宿として運営し有効活用することで、京都らしい景観の保全・地域活性化を目指し、現在市内に全25軒を展開。「京都に暮らす」ように滞在する旅を提供しています。
    26、27軒目となる『たわら庵』は、日本の文化的資産の維持発展の一環として、株式会社レーサム(所在地:東京都千代田区/代表取締役:田中 剛)との共創により、この度、オープンする運びとなりました。


    【京都『たわら庵』について】
    今回オープンする『たわら庵』は、京都中心の俵屋町、京都御所の入り口まで徒歩10分、鴨川まで徒歩10分という場所にあります。
    明治30年築の大規模な京町家で、明治時代の大工の精巧な技術を受け継いでおり、現代の熟練の大工による強い熱意と高い技術によって、当時の木材を最大限に利用し、当時の技術を再現しています。東館と西館という2つの宿泊棟で構成され、それぞれの仕切りとして、京都の木々と当時の瓦を使った坪庭を配置した、落ち着いて暮らせる宿泊施設となりました。

    ■『たわら庵』東館
    <匠の技が随所に残る稀少な町家長屋>
    今では再現が難しい、当時の大工仕事が残る屋敷で、随所に意匠をみることができます。床の間に使用されている「さるすべり」の変木も古くから残る貴重なもの。また、釘の1本1本が手作りされており、今でも一部は生かされています。

    <高野槙風呂>
    木風呂の最高級品といわれる高野槙風呂を設え、きめ細かい木目の黄白色と美しい光沢、高野槙の香りを楽しむことができます。

    ■『たわら庵』西館
    <京都の山木を設えた広い坪庭>
    京都の山に実際に生えている木々をあしらい、瓦や葛石を再利用して、京都の風景を表現。広々と贅沢な空間を坪庭として使い、部屋の中から眺めることができるように設計されています。

    <瓦と一体になった天窓>
    職人の作業場として建てられた屋敷で、天井の高い土間には天窓があしらわれています。天窓は瓦と一体として作られており、大変珍しいものです。


    【施設概要】
    施設名称:京都『たわら庵』
    所在地 :京都市中京区富小路二条下ル俵屋町190
    収容数 :定員19名(東館10名、西館9名)
    竣工年 :東館1897年、西館1932年(木造地上2階建)
    面積  :敷地約275平方メートル 約83坪、
         延床約210平方メートル 約64坪
    所有  :株式会社レーサム
    運営  :株式会社京町家の宿
    予約方法:京町家の宿 公式サイトより( http://www.machiya-inn.net/ )

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