日本ケミカルデータベース、The WERCSとパートナー契約を締結し グローバル対応MSDS(*1)作成システムの日本における販売を開始

コニシ株式会社の100%子会社である日本ケミカルデータベース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大月 正義、以下 JCDB)は、The WERCS(本社:米国ニューヨーク州オールバニー、代表取締役社長:Lou DeSorbo、以下 WERCS)のグローバル対応MSDS(*1)作成システムの日本における販売を開始いたします。

JCDBは、大手企業から要望の高いグローバル対応のMSDS作成システムについて海外の数社を検討した結果、機能・実績に優れたWERCSのシステムを日本市場に紹介すべくパートナー契約を締結いたしました。

WERCSは1984年に創業し、このMSDSシステムに資源を集中して開発・販売をしてきました。WERCSシステムは25年の歴史と世界中で約200社の導入実績を持っています。
このシステムでは、1回のデータ入力で最大46言語のMSDSおよびラベルを作成することが可能であり、日本国内のみならず幅広く海外へ出荷している大手化学製造企業の要望に適した運用が可能です。


WERCSシステムは以下の特徴があります。
●操作性に優れており、インターフェースの多言語対応ができます。

●内部ロジックもお客様側で修正が可能。また複数のルールを保有することができるため、各国で異なるGHS(*2)の対応も柔軟にできます。

●出力帳票もお客様側で調整ができるので、独自フォーマットでの出力ができます。

●物質や法規制データはもちろん、46言語のフレーズデータを搭載可能。各国言語での出力ができます。

●MSDSだけではなく、ラベルやトラムカード(イエローカード)の出力ができるのでシステムの一元化ができます。

●SAPやオラクルなど多くのERPシステムとの連携が可能。実績も豊富です。

●REACHやIUCLID対応の機能もあるので、お客様の化学物質管理にもお役立てできます。

今後、お客さま先に個別に訪問するほか、プライベートセミナーの開催も予定しております。
JCDBとWERCSは2年間で10社への販売を見込んでおります。


(*1) Material Safety Data Sheet
事業者が、特定の化学物質を含んだ製品を他の事業者に出荷する際に添付しなければならない安全情報を記載したシートを指します。有害化学物質について必要な情報を入手し、安全に管理することを目的に、日本では化学物質排出管理促進法(化管法/PRTR法)で制度化されました。

(*2) Globally Harmonized System of Classification and Labeling of Chemicals
化学品の分類及び表示に関する世界調和システム(GHS)を指します。
化学物質は個別に性状が異なり、危険性や有害性をもち、取り扱うにあたって注意を要する場合があります。国毎に、ラベル表示やMSDSで化学物質を取り扱う人たちに様々な化学物質の危険・有害性や取扱いの注意事項等の情報について伝える手続きやルールがありますが、その内容は様々で、同じ化学物質でも異なる情報を表示している場合があります。
化学物質の取扱いの相違は重大な事故の素となることや、化学物質の輸出入が盛んであることから、現在では国際的に調和された化学物質の分類及び表示方法が必要であると認識されています。


【日本ケミカルデータベース会社概要】
社名  : 日本ケミカルデータベース会社
所在地 : 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-9 第一丸三ビル
設立  : 1996年(平成8年)2月
従業員数: 50名
TEL   : 03-3239-5901
FAX   : 03-3239-5322
URL   : http://www.jcdb.co.jp/

【日本ケミカルデータベース事業内容】
・ケミカルデータベース事業(化学物質情報・法規制情報DBの開発)
・情報コンサルティング事業(MSDS:化学物質安全データシートなど)
・オンラインサービス事業(化学物質DB、法規制DBの情報提供)
・システム開発事業(化学物質総合管理・MSDS作成支援システムなど)

【The WERCS会社概要】
社名 : The WERCS
所在地: 米国ニューヨーク州オールバニー
URL  : http://www.thewercs.com/

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