褥瘡・潰瘍治療剤「カデックス(R)軟膏分包」新発売のご案内

褥瘡・潰瘍治療剤「カデックス(R)軟膏分包」 新発売のご案内

スミス・アンド・ネフュー ウンド マネジメント株式会社(代表取締役社長:林田 農)は、褥瘡・潰瘍治療剤「カデックス(R)軟膏分包45mg及び153mg」(一般名:ヨウ素)を6月1日(月)に新発売いたしました。

カデックス(R)軟膏分包 製品包装および製品外観
カデックス(R)軟膏分包 製品包装および製品外観

本剤は、1993年に発売したカデックス(R)(2008年にカデックス(R)外用散0.9%に販売名変更)と2001年に発売したカデックス(R)軟膏0.9%と同じく、基剤のカデキソマーが創傷面の滲出液を吸収し、その量に応じて抗菌剤のヨウ素を徐放する機能を有する外用DDS製剤です。

「カデックス(R)軟膏分包」は、適度な柔らかさを保持したまま、厚さ2mmのシート状にした製剤で、自由に成形及びカットができるため、様々な形状の創や湾曲した創、加えて深い創にも適用しやすくなっています。また、ガーゼに展ばすなどの手間を省くこともでき、処置の簡便化が図れます。

褥瘡や潰瘍の大きさ、形状、深さは多種多様で、外用剤の適用が困難な場合が少なくありません。昨今、急性期病院における在院日数の短期化や療養型病院での病床数の減少に伴い、在宅での褥瘡や潰瘍の処置機会が増大し、今まで以上に使いやすい製剤の需要が高くなってきており、「カデックス(R)軟膏分包」はそれに適した製剤といえます。

現在、いずれの褥瘡・皮膚潰瘍治療剤も1種類の製剤しかありませんが、カデックス(R)には軟膏分包の他、軟膏チューブ(40g)とボトル(100g、500g)、外用散(50g)と製品ラインアップが豊富で、創傷のタイプに応じた選択が可能な事も使いやすさに繋がっています。カデックス(R)は滲出液の吸収力、作用持続時間の長さなどの機能が優れた抗菌剤で、3製剤が揃い使用者の利便性が高まったことから、今後更なる成長が期待できます。現在約30億円ある褥瘡・皮膚潰瘍の外用抗菌剤市場の3分の1のシェア獲得を2年で目指しています。

「カデックス(R)軟膏分包」は、英国、米国を始め海外17か国で「Iodoflex」あるいは「Iodosorb Dressing」という名称で販売されています。

※(R)はスミス・アンド・ネフューの登録商標です。


【カデックス軟膏分包の概要】

<カデックス軟膏分包 45mg>
有効成分:ヨウ素1枚(5g)中45mg
包装  :45mg(5g※)×10枚
単位薬価:83.9円/g
規格単位:0.9% 1g
包装薬価:4,195円

<カデックス軟膏分包 45mg>
有効成分:ヨウ素1枚(5g)中45mg
包装  :45mg(5g※)×20枚
単位薬価:83.9円/g
規格単位:0.9% 1g
包装薬価:8,390円

<カデックス軟膏分包 153mg>
有効成分:ヨウ素1枚(17g)中153mg
包装  :153mg(17g※)×3枚
単位薬価:83.9円/g
規格単位:0.9% 1g
包装薬価:4,279円

※薬価計算の基準重量。

(3製品共通)
基剤     :カデキソマー150(本剤1g中591mg)
添加物    :マクロゴール300、マクロゴール1500
効能・効果  :褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、下腿潰瘍)
用法・用量  :潰瘍面を清拭後、通常1日1回、患部に塗布する(直径4cmあたり3gを目安に塗布する)。
        滲出液の量が多い場合は、1日2回塗布する。
製造販売承認日:2009年1月14日
薬価基準収載日:2009年5月15日
発売日    :2009年6月1日
製造販売元  :スミス・アンド・ネフュー ウンド マネジメント株式会社


以上


【スミス・アンド・ネフュー ウンド マネジメント株式会社について】
スミス・アンド・ネフュー ウンド マネジメント株式会社は、1856年英国東海岸のハル市に設立されたヘルスケア製品メーカーで、創傷治癒領域で世界をリードするスミス・アンド・ネフュー グループの日本法人です。
詳細は、インターネットをご覧下さい。
http://www.smith-nephew.jp
http://www.smith-nephew.jp/wound

カテゴリ:
商品
ジャンル:
医療
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