金沢初開催の大型工芸フェスティバル「金沢21世紀工芸祭」まで...

金沢初開催の大型工芸フェスティバル 「金沢21世紀工芸祭」まであと1ヶ月半  オープニングイベント「meets KOGEI」は9月10日に開催!

クラフト創造都市金沢を舞台に、工芸と街の魅力を発信する大型工芸フェスティバル「金沢21世紀工芸祭」が、いよいよ10月13日(木)からスタートします。本祭に先駆け、オープニングイベント「meets KOGEI」を9月10日(土)、金沢21世紀美術館(広場)で開催します。会場には、石川県で活動する作家が手がけた酒器と、地酒と料理が並びます。開放的なロケーションのもと、器を通じて工芸に親しむきっかけをつくる「meets KOGEI」をお楽しみいただけます。

金沢21世紀工芸祭ロゴマーク
金沢21世紀工芸祭ロゴマーク

「金沢21世紀工芸祭」: http://www.21c-kogei.jp


【金沢21世紀工芸祭とは】
世界が認めるクラフト創造都市・石川県金沢市を舞台に初開催する大型工芸フェスティバル。工芸と食が織りなす総合芸術「趣膳食彩(しゅぜんしょくさい)」や、市内3エリアで行う回遊型展覧会「工芸回廊(こうげいかいろう)」など5つのメインコンテンツと、協賛・関連イベントを合わせ、金沢の工芸と街の魅力を広く、強くアピールします。「金沢の工芸を世界に。世界の工芸を金沢へ。」金沢の街を、工芸が集積、対流、発展する「港」にするべく活動して参ります。

開催期間  :2016年10月13日(木)~2017年2月26日(日) 137日間
コンテンツ数:合計112(趣膳食彩:8、工芸回廊:32、金沢みらい茶会:32、
       金沢みらい工芸部:14、金沢アートスペースリンク:26)
作家数   :85名(趣膳食彩:10名、工芸回廊:60名、
       金沢みらい工芸部:15)
キュレーター等工芸関係者:52名(趣膳食彩8名、工芸回廊8名、
             金沢みらい茶会7名、金沢みらい工芸部3名、
             金沢アートスペースリンク26名)


【meets KOGEI 9月10日(土)開催】
金沢21世紀工芸祭のオープニングイベントです。開放的な雰囲気のもと、器が持つ「用の美」に触れながらお酒と料理を楽しみ、工芸に親しむきっかけを提供します。会場では石川県で活動する工芸作家が手がけた食器や酒器などを販売しており、その器でお酒を楽しむこともできます。また、会場には、石川県内の酒造会社22社の日本酒と、鮨・スペイン料理・和菓子店など県内の人気店が参加します。飲食チケットは1,500円(150円分チケット10枚綴り)と3,000円(同20枚綴り、オリジナル桝つき)の2種類。酒器は1,000円から販売しています。

日程          :9月10日(土)11:00~17:00 ※雨天決行
会場          :金沢21世紀美術館・広場 石川県金沢市広坂1-2-1
出店酒蔵(8月25日現在) :株式会社福光屋/中村酒造株式会社/
             株式会社車多酒造等22の酒蔵
出店飲食店(8月25日現在):スペイン料理アロス/鳥珍や/雨き草など
※雨き草の正式な「き」は喜の異体字(七七七)になります。


【公式ウェブ・SNSで情報発信中】
金沢21世紀工芸祭公式ウェブサイトとFacebook、Instagramが公開中です。メインコンテンツのプログラムをはじめ、作品の動画、自らと工芸の関係について自由に綴ってもらうコラム「MY KOGEI(わたしの工芸)」など多彩な内容をお届けしています。金沢の若手クリエイターたちが「金沢みらい茶会」の講師の方々を取材し、製作の思いなどを紹介する新企画「部活動日誌」が近日公開予定です。

<金沢21世紀工芸祭 公式ウェブサイト>
http://21c-kogei.jp
<金沢21世紀工芸祭 公式Facebook>
https://www.facebook.com/kanazawa21kogei
<金沢21世紀工芸祭 公式Instagram>
https://www.instagram.com/kanazawa21kogei


メインコンテンツ
【趣膳食彩 10月13日(木)~19日(水)】
この日のためだけに用意されたプレミアムな世界観を五感で味わえる、一期一会の総合芸術。金沢の街を深く知るディレクター陣が、工芸作家や料理、空間をコーディネートします。ディレクターには、パフォーマンス「ゲリラレストラン」で知られるアーティスト諏訪綾子氏や、アートディレクターでHotchkiss代表の水口克夫氏、世界的にも名高い茶陶「大樋焼」の継承者、十一代大樋長左衛門氏ら8名を迎えました。また、九谷焼窯元・上出長右衛門窯の上出惠悟氏や加賀友禅の毎田仁嗣氏、空間デザイナー長谷川喜美氏ら多彩な顔ぶれが作家として参加。「鮨 木場谷」の木場谷光洋氏、欧州各国からのオファーを断り金沢に店を構えた「ENSO」の土井誠氏のほか、今年発刊のミシュランガイド(富山・石川(金沢)2016特別版)にも掲載された金沢を代表する料理人が宴を盛り上げます。博物館や金沢城公園など、会場のユニークさも魅力のひとつです。計8プログラムです。


【工芸回廊 10月13日(木)~16日(日)】
それぞれに独自の空気感を持つ金沢市内3エリアで行う展示イベント。通常の展示空間とは異なる場所と見せ方で、新たな工芸の魅力を発信します。回遊することで街の多様性も感じられ、作家やギャラリストと交流することもできます。趣深い町家が並ぶ「東山エリア」では、金沢のギャラリーが展示をディレクション。静かで落ち着いた風情漂う「主計町・橋場町」には、個性豊かな工芸作家が作品を展示し、学都金沢の面影を残す「広坂エリア」では、金沢美術工芸大学、金沢卯辰山工芸工房、石川県立九谷焼技術研修所の工芸作家の卵たちのフレッシュな作品が並びます。各エリアにはインフォメーションが設けられ、展示の詳細や、当日参加可能な金沢みらい茶会の情報を得ることができます。会場数はインフォメーションとタイアップギャラリー(協力店)を含め32、参加作家は60名以上です。


【金沢みらい茶会 10月15日(土)、16日(日)】
「茶の湯」文化が根付く金沢ならではのイベント。茶席を「トラディショナル」「コンテンポラリー」の2大テーマで実施します。茶道裏千家今日庵業躰・奈良宗久氏や石川県観光総合プロデューサー・早川和良氏らが監修・ディレクターとして、思い思いの「おもてなしの心」を表現します。国登録有形文化財の古美術商店内にある通常非公開の茶室をはじめ、河川敷にしつらえた特設ドーム、ホテルの一室など、バラエティーに富んだ会場も見ものです。茶会の実施回数は合計32です。


【金沢みらい工芸部 11月5日(土)~2017年2月26日(日)】
未来の工芸を支える使い手と作り手の育成を目指します。若手工芸作家が講師となり、伝統工芸の技法や最新テクノロジーを体験するワークショップをはじめ、作家の想いを追体験できるアートワーク寄りのプログラムを指導。工芸の可能性を楽しみながら体験できる、部活動のようなコンテンツです。11月より週1回、計14プログラムを実施します。


【金沢アートスペースリンク 11月3日(木)~2017年2月12日(日)】
金沢市内及び近郊のギャラリーやアートスペース計26カ所が連携して行う展示企画です。アートスペースをそれぞれの傾向により「美・鑑」「エッジ・実験・周縁」「暮らし・デザイン・広がり」の3グループに分類し、グループごとに金沢アートグミにて展示を行います。展示に併せて展覧会情報、コラム等を掲載したタブロイドも発行し、金沢の美術シーンを俯瞰します。


【開催概要】
名称   : 金沢21世紀工芸祭
会期   : 2016年10月13日(木)~2017年2月26日(日)
場所   : 金沢市及び近郊
主催   : 金沢創造都市推進委員会
       金沢市
共催   : 公益社団法人金沢青年会議所
       NPO法人趣都金澤
       NPO法人金沢アートグミ
事務局  : 金沢21世紀工芸祭実行委員会
実行委員長: 安田 史朗(金沢青年会議所)
総合監修 : 秋元 雄史
       (東京芸術大学大学美術館館長・教授、金沢21世紀美術館館長)
       浦 淳
       (NPO法人趣都金澤理事長、株式会社浦建築研究所代表取締役)
URL    : http://www.21c-kogei.jp

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