シャープを買収した台湾・鴻海(ホンハイ)のリーダー郭台銘とは...

シャープを買収した台湾・鴻海(ホンハイ)のリーダー 郭台銘とは何者なのか? そのすべてが分かる1冊 『鴻海帝国の深層』

株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『鴻海帝国の深層』を2016年8月4日(木)に発売します。
本書は、シャープ買収により大きな注目を集める台湾の大企業、鴻海(ホンハイ)を率いてきた郭台銘氏の人生と思想に迫ります。台湾の町工場を世界トップ企業と並ぶ存在に成長させた郭台銘氏とは「何者なのか?」「何を考え、どのように経営してきたのか?」そのすべてがわかる1冊です。

『鴻海帝国の深層』(翔泳社)
『鴻海帝国の深層』(翔泳社)

■好むと好まざるとに関わらず、
「鴻海」とそのトップ「郭台銘」は理解しておかなくてはならない

1974年、台湾の町工場からスタートした鴻海は、わずか40年余りで売上高15兆円の企業に成長しました。創業1年で経営難に陥っていた町工場を、大企業の後ろ盾も政府の長期的な保護もなく、世界有数の巨大企業に変貌させるために、郭台銘氏は何を考え、どのように戦略を組み立ててきたのでしょうか。
本書は、2014年に台湾で出版された『鴻海帝国的背後機密』に、今回のシャープ買収騒動に関する内容を加筆した最新版の日本語訳です。


■鴻海の戦略とは

・PC、ゲーム機、携帯電話、スマートフォンなど成長市場にいち早く目を付けて、アップル、デル、ソニーなどトップシェア企業を顧客にする。
・廊下の電灯は間隔を空けて点ける、社員のエレベーター利用を禁止するなど堅実経営の一方で、忘年会の賞金総額は15億円と利益は社員に積極的還元する。
・工場を建設しながら出荷する、出荷センターを顧客近くに建設するなど、スピード重視の開発・量産・納品体制を実現。
・顧客が受け入れやすい価格帯で売値を決めた後に、それに応じてコストを決定(価格が下がると鴻海のシェアが上がる)。


■郭台銘とはどのような人物なのか

・毎朝プールで会社の幹部と仕事の話をしながら業務を始め、1日15時間働く。
・ブランド物を身に付けず、高級車にも乗らず、身を飾ることにも興味がない。
・製品を納期に間に合わせるためには、自ら生産ラインに立って、3日でも徹夜。
・議論したいと考えたときには真夜中でも帰宅した社員を呼び出す。


■書籍概要
『鴻海帝国の深層』
著者:王樵一
訳者:永井麻生子
発売日:2016年8月4日(木)
定価:1,600円(税別)
判型:四六・272ページ
http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798147499

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