パソコンはライフツールの1つ!約9割が「毎日パソコンを利用」...

パソコンはライフツールの1つ!約9割が「毎日パソコンを利用」  女性の2人に1人が「TOPページの変更の仕方を知らない」と回答  検索サイトで求められるのは「よく使うWEBサイトが集約」と「見やすさ」

~「パソコンの利用に関するアンケート」の結果を発表~

総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回、2014年8月1日(金)~2014年8月5日(火)の5日間、自分用のパソコンを持っている全国の20代~50代600名(男性300名/女性300名)を対象に「パソコンの利用に関するアンケート」を実施いたしました。

グラフ(1)
グラフ(1)

■パソコンはライフツール?毎日パソコンを使う人が未だに約9割
 メインのブラウザ1位は脆弱性が指摘されてもなお「Internet Explorer」

パソコンとほぼ同様の性能を持ったスマートフォンやタブレットの普及が進む昨今、パソコンの使用頻度はどうなっているのでしょうか。対象となる600名に「あなたが、パソコンを使う頻度をお答えください」(単一回答)と尋ねたところ、「毎日」と回答した人は、50代93.4%、40代90.0%、30代86.7%、20代81.3%となり、年齢が若くなるほど使用頻度も低下傾向にあることがわかりました。若い世代を中心にスマートフォン・タブレットのみの利用者が多くなることが伺えます。しかし、全体でみると「毎日」87.8%、「週1日以上」96.6%と、パソコンの使用頻度は未だに高く、まだまだパソコンが日常生活の一部という方がほとんどということが言えそうです。

グラフ(1): http://www.atpress.ne.jp/releases/49875/img_49875_1.png

では、パソコンの主要機能であるインターネット接続においては、どのブラウザが使用されているのでしょうか。「あなたが主に使っているブラウザを教えてください」(単一回答)と尋ねたところ、先日セキュリティの脆弱性が話題になったにも関わらず1位が「Internet Explorer」(54.7%)と、半数以上の票を獲得し根強い人気を見せました。次点は「Google Chrome」で24.3%、3位「Firefox」という結果に。年代別で見ると、若くなるほど「Internet Explorer」使用者の割合は減少し、「Google Chrome」使用者の割合が増加する傾向にあります。若い世代ほどスマートフォンの保有率も高くなるため(※)、「スマートフォンとの連携性・親和性」が大きな理由として挙げられそうです。

※ 博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンターによる「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」(2014年4月11日発表)

グラフ(2): http://www.atpress.ne.jp/releases/49875/img_49875_2.png


■最もよく使う検索サイト1位は「Yahoo!」で6割以上 2位「Google」の約2倍
 理由は「なんとなく」「習慣」が約5割、機能面で選んでいる人はわずか1割

前項ではブラウザについて尋ねましたが、それでは検索サイトはどうなのでしょうか。「あなたがよく使う検索サイトを教えて下さい」(単一回答)と尋ねたところ、1位は「Yahoo!」(62.8%)となり、2位の「Google」(31.9%)と約2倍の差が見られました。特に女性は7割以上が「Yahoo!」と回答しています。

グラフ(3): http://www.atpress.ne.jp/releases/49875/img_49875_3.png

しかし、併せてその理由を伺うと「なんとなく」(24才女性 他多数)や「こだわりは無く習慣」(53才男性)など、具体的な理由のない方が約半数を占めました。その反面、“検索”サイトであるにも関わらず、「正確早いシンプル」(34才男性)や「検索がしやすいから」(57才女性)のように、使用する決め手を「機能面」から選んでいる方はわずか1割という結果になりました。
なお、「機能面」から選んでいる方の86.4%が「Google」を最もよく使うと回答し、「Yahoo!」を選んでいる方の回答では、「ニュースなどをチェック」(25才女性)や「オークションやショッピングなど利用する頻度が高いから」(31才男性)など、検索以外のコンテンツがあることを使用する理由として挙げる方が多く見られました。
具体的な理由がないまま検索サイトを使用している方が多い反面、明確な基準で選んでいる方はその検索サイトの特徴をしっかりと捉えていることが伺えます。


■ブラウザ立ち上げ後のTOPページも6割以上が「Yahoo!」
 女性は約4割が「PCを買った時から変更していない」と回答

続いての「ブラウザを立ち上げた際に、TOPページに設定している検索サイト名をお答えください」(単一回答)という設問においても、1位「Yahoo!」(60.8%)、2位「Google」(22.2%)と前項と同じサイトが1位・2位を独占しました。
同時に、ブラウザ立ち上げ後のTOPページを変更しているか否かを尋ねたところ、「PCを買った時から変更していない」方が34.0%もいることが明らかになりました。20代男性では85.3%が「自分の好きなページに変更している」一方、30代および50代の女性においては約半数(30代女性48.0%、50代女性46.7%)が「PCを買った時から変更していない」という結果に。パソコンユーザーの年代・性別によって、「最もよく使う検索サイト」の選定理由と比例した意識の高低があることが垣間見えます。
また、TOPページのデフォルト設定をそのままにしていることについて、Windows製品でデフォルト設定の「Internet Explorer」が、メインブラウザで1位だったことも同様の理由が挙げられそうです。

グラフ(4): http://www.atpress.ne.jp/releases/49875/img_49875_4.png
グラフ(5): http://www.atpress.ne.jp/releases/49875/img_49875_5.png


■女性の5割が「ブラウザ立ち上げ後のTOPページの変更の仕方を知らない」
 変更の仕方を知らない人の約7割がそのページに何らかの不便を感じている

前項にてブラウザ立ち上げ後のTOPページを「PCを買った時から変更していない」と回答した方に対し「TOPページを変更しない理由をお答えください」(複数回答)と尋ねたところ、「変更の仕方を知らない」の回答が全体で37.8%、女性においては半数の50.8%という結果になりました。しかしそれ以上に多かったのは「特になし」で58.2%となっています。これが結果的に「最もよく使う検索サイト」の選定理由として、「なんとなく」や「慣れ」が多いことに繋がっていそうです。
しかし、ブラウザ立ち上げ後のTOPページが不便だと感じるかどうかを尋ねると、「不便だと感じない」は30.3%に留まり、約7割は何らかの不便を感じていることもわかりました。

グラフ(6): http://www.atpress.ne.jp/releases/49875/img_49875_6.png


■理想のTOPページは半数以上が「よく使うウェブサイトが集約されている」と回答
 好みのサイトをカスタマイズ&1クリックで飛べるナビゲーションサービスに注目

では、パソコンユーザーにとってはどのようなTOPページが理想なのでしょうか。「あなたが使いたいと思うTOPページについてお答えください」(複数回答)と尋ねたところ、「よく使うWEBサイトが集約されている」が55.3%で1位、その後に「見やすい」(46.3%)、「操作が簡単」(23.7%)、「好きなサイトに変えやすい」(18.7%)などが続きました。

グラフ(7): http://www.atpress.ne.jp/releases/49875/img_49875_7.png

今後はカスタマイズやサイト/ページ移行の容易さがTOPページに求められてくるのかもしれません。前項までで人気だった「Yahoo!」や「Google」はTOPページからだと「ヤフオク!」や「Gmail」のような関連サービスへのリンクしかありませんが、最近では好みのサイトを並べたTOPページを簡単に作成でき、かつ、それらのサイトに1クリックでアクセス可能なナビゲーションサービスも登場しています。Yahoo!が提供するMy Yahoo!、マイクロソフトのWindows 8のモダンUIなどが代表格ですが、最近ではナビゲーションサイト「Hao123」なども急成長しているようです。


面倒くさいと思って少しハードルが高いブラウザやTOPページ画面の設定ですが、一手間かけて、自分好みのものを選択・カスタマイズして、より快適なパソコンライフを送ってみてはいかがでしょうか。


【調査概要】
調査主体 :株式会社ネオマーケティング
調査内容 :パソコンの利用に関するアンケート
調査地域 :全国
調査対象者:自分用のパソコンを持っている20代~50代の男女
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2014年8月1日(金)~2014年8月5日(火)
有効回答数:600サンプル

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