3.11から5年、いま改めて生きる意味を問う『なみだは あふ...

3.11から5年、いま改めて生きる意味を問う 『なみだは あふれるままに』好評発売中です。

メディアも注目、発売たちまち重版! 震災復興絵はがきで話題になった女子大生が絵本を制作

 株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 清水卓智)は、2016年2月24日(水)、内田麟太郎・文、神田瑞季・絵『なみだは あふれるままに』を発売しました。

本書書影
本書書影

 2011年3月11日、本書の絵を描いた神田瑞季(みずき)さんは、故郷の宮城県女川町で東日本大震災に遭遇しました。神田さんが15歳の時でした。被災直後の4月、神田さんは復興を支援してくれている人々へのお礼として、スコップを背に手をつなぐ子どもたちを描いた「生きる」という作品を制作。その作品は女川町の「震災復興絵はがき」になり、さらにその後、「震災復興絵はがき」はDVDに収められ、2011年スペースシャトルに載り国際宇宙ステーションに届けられ話題を呼びました。
 内田麟太郎さんの優しさあふれる詩と、その内容に寄り添い新たに書き下ろした神田さんの作品で構成された本書は、宮城県女川町を舞台とした、被災の悲しみとそこから再生していく過程を表現した、いわば「生きる意味」を問う絵本といえます。
 震災後、実際に目の前に広がっていた風景と、震災後のショックで心を閉ざした少女の心象風景は、子どもも大人も関係なく、感動とともに素直に受け入れられるでしょう。
 神田さんの作品はこれまでもたびたびマスコミに取り上げられ話題になりましたが、今回の絵本も刊行と同時に、河北新報、NHK(山形、宮城、総合)などで紹介され、発売から一週間を待たずに増刷を決定しました。
 3.11を風化させないため、またその日に思いを寄せ改めて生きる意味を問う絵本として、本書をご紹介いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

≪定価・判型について≫
定価:本体1,300円(税別)
判型:B5変型判上製/32ページ

≪著者について≫
内田麟太郎(うちだりんたろう)
1941年、福岡県大牟田市生まれ。個性的な文体で独自の世界を展開。『さかさまライオン』(童心社)で絵本 にっぽん賞、『うそつきのつき』(文溪堂)で小学館児童出版文 化賞、『がたごとがたごと』(童心社)と『すやすやタヌキがねて いたら』(文研出版)で日本絵本賞、『かあちゃんかいじゅう』(ひ かりのくに)でけんぶち絵本の里大賞を受賞。ほかに「おれたち、 ともだち!」シリーズ(借成社)『おかあさんになるってどんなこ と』『だんどんだんどん』(PHP研究所)などがある。

神田瑞季(かんだみずき)
1995年、宮城県女川町生まれ。7歳から石巻市内の美術研究所に通う。現在、東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科に在籍。15歳のときに描いた震災関連の絵が女川町の震災復興絵はがきとなり、スペースシャトルがその絵を収めたDVDを搭載、宇宙ステーションに届けられたことで話題を呼んだ。女川町の瓦礫処理場で壁画を制作するなど、被災地からメッセージを発信し続けている。

≪本書を紹介した主なメディア≫
●河北新報 2016年2月25日
●産経新聞 2016年3月2日
●NHK NHKニュースやまがた6時(18:10~19:00) 2016年3月8日
●NHK BS1 列島ニュース(13:00~13:50) 2016年3月10日
●静岡第一テレビ あいチャン !!  』 (9:30~) 2016年3月9日

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教育 社会(国内) 書籍・雑誌
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