食品のレトルト加工・処理において、はっきりとした色変化を確認...

食品のレトルト加工・処理において、はっきりとした 色変化を確認できる産業用インクを新発売!  ~食品のレトルト加工・処理において工程チェックの利用に最適~

ビデオジェット・エックスライト株式会社(日本法人所在地:東京都港区、代表取締役:山根 剛)は、2015年8月12日、食品のレトルト加工において、はっきりとした色の変化を確認できる産業用インクジェットプリンタ用インク「V476」「V521」を開発しました。

暗赤色から明赤色への変色
暗赤色から明赤色への変色

詳細: http://bit.ly/V476JP

※注釈:産業用インクジェットプリンタ用インクとは
食品の個包装などに賞味期限や消費期限や製造所固有番号などをを印字するインク

【新しいインク「V476」「V521」について】
ビデオジェットが新たに開発した「V476」と「V521」のレトルトインク(サーモクロミックインク)は、レトルト処理の前後および処理中の条件に適合し、産業用インクジェットプリンタ(小文字用)VJ1000シリーズでご利用いただけます。

■対応プリンタ
「V476」…ビデオジェット標準型の1000シリーズ
「V521」…ビデオジェット標準型の1000シリーズのUHS(超高速対応)モデル

■特長
「V476」「V521」を印字した直後は、暗赤色で印字されます。レトルト加工を行う際の高温・蒸気(116~121℃)に、数分間さらされると明赤色に変化し、はっきりとした色変化が識別できます。暗赤色から明赤色に変色することで、製造者は加工処理が適切に行われたかを判断できます。
「V476」「V521」は、メタノールフリーであり、尚且つMEKフリーです。暗い赤色から明るい赤色へとはっきりと変色します。また、他のサーモクロミックタイプのインクと比べて調理を行っても、文字のにじみが少ないのも特長です。
これらのインクは、加工食品用の缶(金属製)、ガラス製のビン、軟らかいフィルム製のパウチ、プラスチックボウルやトレイでの使用が想定されています。また、これらのインクは、特定の溶剤(MEKなど)の排出を抑制したい企業で、食品や医薬品への使用が期待できます。


【ビデオジェットの消耗品部門担当、マネージャーのHeidi Wrightコメント】
今回開発した新製品は、当社のインクジェットプリンタ用インク技術が、高い水準を満たしていると示す一例です。私たちはお客様のニーズに応えていけるインクを探しながら、独自の配合を継続的に模索しています。その結果として、今回の製品を食品業界に紹介できることを嬉しく思います。これらの新しいインクは弊社の献身的な研究開発の成果の一つです。ビデオジェットはお客様との綿密な打ち合わせを通してその生産工程のニーズを把握して、その用途条件に関わるデータ収集を行っています。そして、そのデータに基づいて特定の製造条件に合致したインクを調製しています。40年以上のインク開発経験を持つ当社は、幅広い種類の材質や用途に向け、最先端の印字ソリューションやインクソリューションを生み出すために、多くの開発研究費を長年にわたって投資してまいりました。ビデオジェットはお客様のさまざまな課題を解決しながら、継続的に包装のトレンド、規制、お客様のニーズに注目して技術開発に邁進し、各種製品を製造するお客様の印字要件を確実に満たすだけではなく、期待以上の製品をお届けしていきたいと考えています。


【ビデオジェットについて】
ビデオジェット( http://www.videojet.co.jp )は、産業用印字のグローバル市場で活躍する企業です。インラインでの印字やマーキング用装置、特定用途向けに開発された溶剤、そして製品のライフサイクルを通したサポートを提供してきました。当社の目標は、コンシューマ向けパッケージ品、医薬品、工業用品などを製造するお客様とのパートナーシップを通して、そのお客様が生産性を強化してブランド価値の保護や向上を図り、業界トレンドや法規制遵守で業界のリーダーとなるお手伝いをすることです。産業用インクジェットプリンタ(大文字用・小文字用)、サーマルインクジェットプリンタ、レーザーマーカー、産業用サーマルプリンタやラベラーなどの製品分野で専門的ノウハウや先端技術を有するビデオジェットは、世界で325,000台を超えるプリンタの納入実績があります。ビデオジェット製品は、販売先で1日100億を超える製品に印字を行っています。世界26ヶ国の直営事業所で3,000名以上のスタッフが、製品販売、設置やトレーニングのサポートを提供。また、流通ネットワークには400以上の代理店業者およびOEMが含まれており、135ヶ国でサービスを提供しています。

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