踊るなら止まるな、止まるならこの指止まれ! 2016年3月『...

踊るなら止まるな、止まるならこの指止まれ!  2016年3月『談ス』(出演:大植真太郎、森山未來、平原慎太郎)上演決定!

株式会社サンライズプロモーション東京(所在地:東京都港区)は、2016年3月に、『談ス』(出演:大植真太郎、森山未來、平原慎太郎)の全国公演を開催することを発表致します。

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公式サイト: http://www.dansu2016.com/


■『談ス』紹介
三人のダンサーが言葉を交わし、身体をぶつけ合い、めまぐるしく展開していくパフォーマンス、これが『談ス』。
2014年9月に青山円形劇場にて初演されたこの作品は、尋常ではない反響を呼んだ。その後各地からの上演要請が相次ぎ、舞台作品としては異例の1ヶ月ツアーが決定。このあとの展開が予想できない。

大植真太郎、森山未來、平原慎太郎。

それぞれにバックグラウンドの違う3人の男達が集まり、ストックホルムで、東京でワークショップを行ってきた。そのワークの先にシンプルかつ複雑な、そして誰も見たことのない肉体と言葉によるフィジカルパフォーマンスが出現した。


■2014年 初演時の劇評
青山円形劇場特有の黒い円舞台に白墨を使った美術が効果的だ。3人は立てた白墨をまねてポーズを取り、床に文字や絵を描き、粉々に砕き、景色を刻々と変容させる。振り付けは体の一部のコンタクトから大胆に展開し、アクロバット技で組み合い、鋭く宙を舞い、ゆるゆる崩れ落ちて重なる。大植、平原と渡り合う、森山の体のしなやかな強さも印象深い。音楽はないが、ダンスと並行するシュールな語りや笑い、叫び、呼吸が空気を自在に変えていく。
美術と物語は黒と白、大と小の対立を提示するが、強弱、緩急をつけ衝突を続ける1人対2人の対称、かつ非対称なダンスの構造は、対立と融合を繰り返し、大きなうねりを生んでいく。70分の熱演後、3人は真っ白に燃え尽き、暗転。美術や演劇を取り込みつつ、体を媒介に異質な他者と出会い、差異の対立を超えて新たな地平を開くコンテンポラリーダンスの魅力を実感させた。
(舞踊評論家 岡見さえ)


■出演者プロフィール・コメント
・大植真太郎
【プロフィール】
1975年京都府生まれ。17歳で渡独以降、様々なカンパニーでダンサーとして活躍し、2006年より自身の創作活動を開始。2008年C/Ompanyを立ち上げ、柳本雅寛、平原慎太郎と活動。現在はスウェーデンを拠点とし、日本での公演活動の他、オランダ、イタリアでもC/Ompany作品を発表。

【コメント】
こんなツアーしたことない!ありきたりなコメントかもしれないがしたこと無いのだからこの時間を有意義に身を注ぐ。

僕は1・2そして3番目に登場します。役割分担的には構築された建造物ないし国立公園の樹齢結構長い木々を意図もなく破壊するようなものです。破壊する!あまり良きイメージより悪しきモノのような感じもありますがそれほどかっこいい悪しきでもありません。では何なのか?そうです、自問自答し自ら身を粉々にしている自暴自棄なのかもしれません。それを人の所為にしてしまう、ああ、やっぱり3番手とはそういったものなのかもしれません。そんなことをああでもないこうでもないと考えながら振り踊り切れれば充分です。だって3人いますから1人そんなモノがいても大丈夫。ただもしかすると他の二人もこんなふうに思っていたら、、、


・森山未來
【プロフィール】
1984年兵庫県生まれ。数々の映画・ドラマに出演する一方、幼少時からのダンス経験を活かし「テ ヅカ TeZukA」「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」「100万回生きたねこ」「PLUTO」等の舞台でも活躍。文化庁文化交流使として2013年秋より1年間を主にイスラエルに滞在、インバル・ピント&アブシャロム・ポラック ダンスカンパニーを拠点に活動。

【コメント】
あの、ダンサーっていわゆる「アスリート」と呼ばれるような人たちと同じ類の人種だと思われがちですが、基本的には全くもって違うのではと常々思っています。ダンサーは点数で評価されることがない。体脂肪率で評価される存在でもない。例えあるダンサーが100メートルを9秒台で走れても、それが評価にはつながらないこともある。その人のパフォーマンスを素晴らしいと思うかは人それぞれやし、ちょっとやらしく言えば、評価を得るかどうかは表現がその時代の波に乗るか否かによったりもする。でもそんなの誰にもわからない。はっきりした評価を外から得るわけではないのだから自問自答するしかない。だから大抵のダンサーはやさぐれる。時には酒も飲めば、煙草も吸うし、体脂肪も増える(これが正しいと言いたいわけではない)。中途半端なエゴイスティックさではなく、とことん自分だけを見つめて、愛して、蔑む人たち。エゴイズムすらもひっくり返る。僕が素敵だと思えるダンサーは(ダンサーに限ったことではないけれど)、そういった人たちだったりします。

僕たち3人はどうだろう。大植真太郎はキン消し(この表現では年代によってはわからない人ももう多いかもしれない)だし、平原慎太郎は6パックの腹筋のうちの1つの筋肉が何故か無い(本当に無いから本人に確かめてみたらいいと思うよ!)けれど、それはただ彼らの肉体紹介なだけでダンサーとしての紹介としては1割にも満たないのではないかとすら思う(そもそも何の紹介にもなってないか)。今回のパフォーマンスがダンスなのかどうかも最早定かではないけれど、もし文字にしても許されるのであればこれはある種の「3人のアーティストたちによる三問三答」みたいなものかと。答えあるかな。ないかもな。

堂々巡りもなんのその。とにかくこのツアーは言葉通りのドサ回りです。1ヶ月で北海道から沖縄まで。僕にとっては素敵な初体験。怪我をしないようにすっごい気をつけながら、酒を呑み、煙草を吸い、体脂肪は増やそうと思っても増えないだろうなとは思いながら、踊るとも喋るともしれない「談ス」を駆け抜ける所存です。他の2人がどう思ってるかは知りませんが。お楽しみに。楽しみます。


・平原慎太郎
【プロフィール】
1981年北海道生まれ。2007年よりフリーランスとして国内を中心に振付家、ダンサーとして活動を行いダンスカンパニーOrganWorksを主宰し、コンドルズ、C/Ompany、瞬project等に参加。劇団イキウメ等の演劇作品にも関わる。2011年韓国国際モダンダンスコンペティション最優秀振付家賞受賞、2013年文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてスペインに滞在。

【コメント】
世の中には見ちゃいけない、知らない方がいいモノってのが沢山あると思います。
例えば彼氏の携帯なんて絶対見ない方がいい。
大概貴方が得する様な有益な情報は一切入ってない。彼が秘密を携帯に入れてるんじゃないかという勝手な妄想だけでロックを解除するとエライ目に遭います。
なぜなら真っ白、大概何も入ってない。そういう意味じゃこの公演も見ちゃいけない部類です。
誰かが得する徳のある話しや、爪先がピンと伸びた美しいフォルムと深い思考がもたらす心象風景は一切出ません。
なんなら謝ります、何も出ないです。ごめんなさい!
そりゃ出ないですよ。良く見てくださいよ、このサイトに載ってるコメント見ただけで出そうも無いでしょう。
やれ筋肉の話しだとか自分が何番目だとかなんだか不明な文章書いてしまう奴等な訳です。
そもそもコメント書いてと言われてやれ日記形式が良いだなんだかんだ討論から始まる人間達なんです。
三日後までにと言われ今日で十日経ってる訳です。期待しちゃダメです。
徳も毒もない、フォルムも然程美しい訳でもなければ排泄物についてできた心象風景なんかもある。
じゃ、何をそんなに一生懸命やってんのか。解りません。しかしそこに関して、その一点に関しては我々顔付き合わしてとことんやり合います。
答えの無い問答を解くべく三者三様三本矢を束ねてへし折り、四の五の言わずロクでも無い日々を七転八倒九回裏のフルスイング狙いバット振り上げ十発十中目指す。
そうして奇跡的に出来た我々のぶっとい一本。二度目の約束なんてない今日の待ち合わせ。
もしもそれでも良いと見てくれると言うのであれば、是非見てもらいたいです。
我々はそこに関してはロック一切かけませんので。


■公演スケジュール
2016年
3月 1日(火)        鎌倉芸術館 小ホール(神奈川公演)
3月 3日(木)~3月8日(火)  イイノホール(東京公演)
3月11日(金)~3月13日(日) 大阪ビジネスパーク円形ホール(大阪公演)
3月16日(水)        金沢市文化ホール(金沢公演)
3月17日(木)        りゅーとぴあ・劇場(新潟公演)
3月19日(土)        リンクモア平安閣市民ホール(青森市民ホール)
             (青森公演)
3月20日(日)        電力ホール(仙台公演)
3月22日(火)        道新ホール(札幌公演)
3月29日(火)        国立劇場おきなわ(沖縄公演)

※開催地は決定次第、随時、公式サイトにて発表します。

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