「GO チップ・キッドのグラフィックデザイン・ガイド」5/28発売!
~世界で最も有名なブックデザイナーによるグラフィックデザイン入門~
その他
2015年5月28日 10:30株式会社CCCメディアハウス(本社:東京都目黒区、代表取締役:中西一雄)は、『ジュラシック・パーク』や村上春樹作品の米国版などこれまでに1000冊以上の装丁を手掛けた伝説的ブックデザイナーが著した「GO チップ・キッドのグラフィックデザイン・ガイド」を2015年5月28日に発売いたします。

「GO チップ・キッドのグラフィックデザイン・ガイド」詳細
http://books.cccmh.co.jp/list/detail/1671/
■「GO チップ・キッドのグラフィックデザイン・ガイド」概要
世界で最も有名なブックデザイナーが、豊富な事例を挙げ、だれもがわかる簡潔で平易なグラフィックデザインの入門書を著しました。
まず「そもそもグラフィックデザインとは何か?」という定義に始まり、歴史をひもときます。次に第1章「フォーム(FORM)」では、大小、明と暗、原色と二次色、シンプルと複雑、くっきりとぼんやりなど対比の妙や、解像度、色彩理論について紹介し、第2章「タイポグラフィ(TYPOGRAPHY)」では、ヘルベチカをはじめとした様々な書体、イタリックやセリフなどの書体スタイル、フォントサイズを表すポイントとパイカ、字送り、行送り、色、プロポーション、テクスチャーについて説明しています。
第3章では、グラフィックデザインで最初にとりかかるべき「内容(CONTENT)」について考察します。このデザインで何を伝えようとしているのか? 目的は? この目的を「機能」と呼びます。機能が決まれば、フォームも決まります。つまりどういう見た目になるかが決まります。アメリカの偉大な建築家ルイス・サリヴァンの言葉「Form Follows Function(形は機能に従う)」がそれを端的に表しています。
第4章では「コンセプト(CONCEPT)」について説明します。コンセプトとは、問題をどうやって解説するかというアイデアのことで、「内容」と「フォーム」の橋渡しをする存在です。逐語的と暗示的、幻影、メタファー、風味、ストレートと皮肉などの切り口で表現できる事例を挙げています。
最終章は、実践編です。「あなた独自のスクラップブックをつくろう」「好きなもののデザインを変えてみよう」「自分のロゴをつくろう」など10のデザインプロジェクトを提案しています。
■著者略歴
チップ・キッド(CHIP KIDD)
ニューヨーク在住。世界最大の出版社ペンギン・ランダムハウスの子会社である老舗の文芸出版社アルフレッド・A・クノップフ社で、30 年ちかく、グラフィックデザイナーを務めてきた。「世界で最も有名なブックデザイナー」「グラフィックデザイン界のロックスター」などといわれる。マイケル・クライトンの『ジュラシック・パーク』など、これまでに1000 冊以上の装丁を担当。20 年以上にわたり、村上春樹作品の米国版の装丁も手掛ける。コミックやデザインに関する自著も多く、The Cheese Monkeys、The Learners、グラフィックノベルのBatman: Death by Designなど。2012 年のTED での講演は話題になり、130 万回以上再生されている。
■仕様・定価・発売日
仕様 : B5判・並製/160ページ
定価 : 本体3,200円(税別)
発売日 : 2015年5月28日
■会社概要
商号 : 株式会社CCCメディアハウス
代表者 : 代表取締役 中西一雄
所在地 : 〒153-8541 東京都目黒区目黒1-24-12
設立 : 2014年10月
事業内容 : 出版
資本金 : 1,000万円
URL : http://www.cccmh.co.jp/