禅の都「鎌倉」発 スタイリッシュ作務衣『zenwear』(ゼ...

禅の都「鎌倉」発 スタイリッシュ作務衣『zenwear』(ゼンウェア)を開発 ~海外販路開拓へ向け、クラウドファンディングで資金調達に挑戦~

株式会社鎌倉三衣(読み:かまくらさんね、本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:鈴木瞬、URL: http://www.san-ne.jp )は、海外で盛んになっている、禅をベースとした瞑想法であるマインドフルネス(※)愛好者向けのスタイリッシュな作務衣『zenwear』(ゼンウェア)を開発いたしました。
それに伴い、このたび海外販路開拓のため、資金の一部を株式会社enmono(エンモノ)が運営するクラウドファンディング「zenmono(ゼンモノ)」で資金調達を開始することになりましたのでお知らせいたします。

タイトル
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(※)マインドフルネス
元々、座禅をアメリカの研究者が集中力を高めるトレーニングとして提案したもので、グーグルやインテルなど、現在ストレス対策として社員研修のメニューに取り入れる企業が増えています(全米企業の35%以上、ハフィントン・ポスト調べ)。
アメリカの雑誌「TIME」でも特集が組まれるほどの人気で、日本でも精神科医や臨床心理士などが集まり、2013年12月に学会のシンポジウムが初めて開催されました。

▼zenmonoプロジェクトページ
『禅の都、鎌倉からスタイリッシュな作務衣ゼンウェアを世界へ!』
http://zenmono.jp/projects/77/


【『zenwear』(ゼンウェア)とは】
禅の都「鎌倉」から生まれた現代人のためのマインドフルネスウェアです。従来の動きやすさ重視のお寺の作務衣に洋服のようなスタイリッシュさを両立させた新しい作務衣のことで、海外販売用に開発したものです。
また、『zenwear』の代表的なモデル「スマートモデル」は、日本の伝統と最先端の技術によって開発された高密度で和紙のような風合いの綿生地「和布」に、職人の手作業による天然灰汁発酵建て本藍染めや天然草木染めを施したものとなっています。

コンセプト:「MADE IN JAPANの品質と伝統製法の存続」
『zenwear』は、海外からも高い評価を受ける日本の織り染めの技術を活かしています。今後、より海外での需要が高まれば、伝統産業の継承・発展・支援につながります。評価と需要が両立してビジネスになることで伝統は古びていくのではなく、今、役に立つ技術として存続することが出来ます。
国宝・文化財の修復・施工を行う株式会社小西美術工藝社 代表取締役社長のアトキンソン・デービッド・マーク氏も先日の取材に対してこのように発言していました。「そもそも伝統が伝統になる前は、ちゃんとビジネスになっていたはずなんです。消費者の意向を探り、自ら変わり続けた。だから伝統になれた。着物が存続するためには、真っ当なビジネスにするしかありません。」
作務衣を現代に生きる着物、最も身近に着ることが出来る日本の衣服として世界に発信していきます。伝統をただ守り古びていくのではなく、進化させていくことこそ今に生きるものになる。それが結果的に存続することになると考えています。

<作務衣のルーツ>
もともとは禅宗の僧侶が掃除や畑仕事など日常の作務(作業=修行)を行う際のための服で、いわば和服における作業着や日常着です。機能的で動きやすく、あらゆる場面で気軽に着られることから今では僧侶のみならず一般の方にも普及しています。


【『zenwear』(ゼンウェア)の特長】
■デザイン(伝統技術を用いた新しいファッションとしての作務衣)
<従来の締め付けのない作務衣の着心地と洋服のようなスタイリッシュさを実現した新しい作務衣>
試行錯誤を重ねて洗練されたデザインと製作工程の設計に特徴があります。パターンメイキングは国内外の大手ブランドのスーツやカジュアルアウターなどを製作してきたパタンナーが担当。デザイン画やモデリングサンプルから縫製仕様や実際に着やすい形などを考慮して製図します。

<無駄やゴミを出さない合理的な製作工程を採用>
洋服は裁断する時に生地の70%ほどを使用して残りの30%近くを捨ててしまいます。和服ではほとんど95%近くまで生地を使用して無駄やゴミを出さない製作工程になっています。極力無駄なゴミが出ないように配慮して、さらには洋服地でも和服地どちらでも製作出来るように、デザインの段階から配慮して設計しています。

■生地と縫製(海外で評価の高いメイドインジャパンという匠の技術)
<世界で評価をされ続けているメイドインジャパンの生地>
今回製作した作務衣には、「和布」という生地を使用しています。ボイルしたのち捻りを加えた特殊な極細綿糸を製作。昔ながらのゆっくりと織り上げるシャトル機で高密度に丁寧に織り込むことで、丈夫でしっかりとしながらも、軽くて肌触りの良い風合いを実現しています。
綿産地で有名な浜松織物で、特に「和布」の製作をお願いしている機屋(はたや・生地の織り屋)は、ミラノ・ウニカなどのイタリアで行われる国際生地展などに出展していて、イタリアのみならずフランス大手のアパレルメーカーなどとも取引している、まさに日本生地の匠です。
ただ「縫う」のではなく、形のないものを形にする手仕事。全国シェア50%を誇る、ワーキングウェアの本場広島県で縫製しています。無駄のないシンプルな作務衣に、高いデザイン性をきちんと再現するには優れた技術力が求められます。

■染め(人にも地球にも優しい天然の手染め)
<世界に類を見ない、最古にして最新の技術「天然灰汁発酵建て本藍染め」>
今では藍染めの数%ほどしか流通していない貴重なものになってしまいました。藍染めの本場・徳島県の阿波藍で染めています。科学的なものを一切使わない本藍染めは、明治時代に渡来した外国人によって「ジャパン・ブルー」と賞賛され、日本を代表する色になりました。染めるだけで生地は強くなり、殺菌や防虫、消臭、夏は涼しく冬は温かい効果、肌荒れやアトピーの予防・改善にも有効(弘前大学調べ)と、世界に類を見ない日本独自の染色技術として見直されています。

<その多彩さに世界に支持を受けている日本の「草木染め」>
京都や鎌倉の草木染め職人が一つ一つ手で染めています。カラーバリエーションは、草木染めを用いながらも海外向けになるべくカラフルな配色を用いて、本藍染めを含めた7色のラインナップ(蘇芳(すおう)、丁字(ちょうじ)、海松(みる)、藤鼠(ふじねず)、鈍(にび)、憲法黒(けんぽうくろ)、すくも藍)を揃えました。


【『zenwear』の概要】
名称   : zenwear(ゼンウェア)
販売開始日: 2016年4月見込み
販売料金 : 「スマートモデル」ジャケット 38,000円(税別)~
       上下セット 150,000円(税別)
       「エントリーモデル」ジャケット 13,000円(税別)~
       上下セット 24,000円(税別)
       専用ポーチバッグ 3,000円(税別)~10,000円(税別)
サイズ  : 「スマートモデル」ユニセックス(男女兼用)
       S~LLサイズ(4つのサイズ展開)
       「エントリーモデル」ユニセックス(男女兼用)
       S~3Lサイズ(5つのサイズ展開)
カラー  : 「スマートモデル」7色
       蘇芳(すおう)、丁字(ちょうじ)、海松(みる)、藤鼠(ふじねず)、
       鈍(にび)、憲法黒(けんぽうくろ)、すくも藍
       「エントリーモデル」5色
       (アイボリ、ピンク、ブラウン、ネイビー、ブラック)
販売店  : フランス・パリやアメリカ・
       サンフランシスコのセレクトショップ、当社ECなど


【クラウドファンディングの詳細】
タイトル:禅の都、鎌倉からスタイリッシュな作務衣ゼンウェアを世界へ!
募集期間:2015年5月28日~8月20日(プロジェクト支援募集期間)
目標金額:3つの目標金額を設定
     1,000,000円(海外対応のWebサイト、ECサイトの作成、
     海外サイズの対応)
     1,500,000円(海外向け動画の作成、
     英語フランス語版パンフレットなどの作成)
     2,500,000円(海外での展示会出店費用やそれに関わる渡航費など)
達成目標:海外販路の獲得、シリコンバレーへのゼンウェア導入、
     海外有名人へのゼンウェア提供

<出資者への対価>
支援金額は、13,000円(※早期20名限定)など1,000円~500,000円の12通りで、各々対価を用意しています(今回製作した作務衣(ゼンウェア)や草木染めのトートバッグなどの小物類のプレゼント、鎌倉・都内での座禅体験、さらには企業向けのユニフォーム導入プランなど)。

<サポーターの募集>
4つのカテゴリ(「外国人スタッフ」「日本人スタッフ」「海外販路をお持ちの方」「海外貿易の専門家」)でスタッフや専門家などお金以外の支援も募集しています。


【イベント詳細】
プロジェクト開催期間中に行う中間イベントと、プロジェクト終了後に行う坐禅イベントの2種類があります。日時など詳細は確定次第、zenmonoプロジェクトページでお知らせします。

<見本展示&トークショーイベント>
「作務衣を通じて世界と日本を見てみよう」をテーマに、日本と海外の衣食住についてのトークイベントを開催します。あわせて、今回製作した作務衣の展示も行います。(鎌倉 8月上旬開催)

<坐禅体験会>
特別に僧侶指導のもと、坐禅の修行体験を行います。現代社会のソリューションとしての禅を体験。(東慶寺(鎌倉) 10月中旬/都内のお寺 10月中旬 全2日開催)


【会社概要】
商号  : 株式会社鎌倉三衣
所在地 : 〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1337-1
代表者 : 代表取締役 鈴木瞬
設立  : 2013年9月26日
事業内容: 衣食住ライフスタイル提案型セレクトショップ「SAN-NE」の運営
      鎌倉発スタイリッシュな作務衣ブランド「鎌倉作務衣堂」の運営
      ※2013年度鎌倉市商工業元気アップ事業・事業認定
      (海外事業)日本の伝統技術を使った新しくてスタイリッシュな
      海外向けマインドフルネスウェアブランド『zenwear』の運営
資本金 : 700万円
URL   : http://www.san-ne.jp/ (SAN-NE OFFICIAL)
ECサイト: http://shop.san-ne.jp/ (SAN-NE ONLINE SHOP)

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商品
ジャンル:
ファッション・アパレル
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