8割の学生が「京都で働く印象が良くなった」と回答!企業と学生が価値観で出会う『OMIAI KYOTO』を開催

    その他
    2025年11月28日 10:00

    「働くその先に喜びを感じられる社会を作る」をミッションに掲げる株式会社就活ラジオ(本社:富山県富山市、代表取締役:碓井 一平)は、2025年10月11日(土)に京都市内にて「企業と学生が価値観でつながる!?『OMIAI KYOTO』」を開催しました。
    本イベントは、“価値観”に基づいた地域企業との出会いをAIを通じて提供し、学生と地域企業の長期的なマッチングを目指す新しい形の就職マッチングイベントです。従来の合同企業説明会とは違い、イベント参加前に学⽣・企業それぞれ「診断ツール(AIタレンティー)」に入力いただいた上でマッチングを実施しました。
    イベント後のアンケートでは、参加学生の8割が「京都で働く印象が良くなった」と回答し、学生・企業双方から高い評価を得ました。
    イベントの概要はこちら:

    ■『OMIAI KYOTO』開催の背景

    京都市では、市内の学生等が「就職期」(20〜24歳)に、卒業後の就職先として、東京都を含む関東地方や大阪府に転出する状況が続いています。

    また、令和7年8月に開催された「京都市地域企業未来力会議」では、京都市の地域企業の共通の課題として、「人手不足」「発信不足」「若者との接点づくり」が挙げられ、意見交換が行われました。
    このような背景を踏まえ、2025年10月11日(土)に京都市内にて「地域企業と学生が価値観でつながる!?『OMIAI KYOTO』」を開催しました。

    当社が提供する価値観マッチングツール「AIタレンティー」の導入により、事前の価値観診断を通じて、学生と企業が条件面に囚われない”相性の良さ”を可視化し、より本質的な出会いを生み出しました。

    ■従来の就活の課題:地域企業の魅力を十分に伝えきれていない

    現役大学生(3年生〜4年生)を対象に2025年8月1日〜9月1日までの期間アンケート調査を行なったところ、合同企業説明会に参加しなかった・しない理由には「行っても得られる情報が少ない」「オンラインで十分」といった声が多く挙がりました。

    一方で、企業との接点づくりにおいて魅力を感じる要素としては、「自分の興味関心に合った企業が選べる」「若手社員とフラットに話せる」「地元企業や隠れた優良企業と出会える」といった意見が多く寄せられました。

    さらに自由記述では「説明会と現場のギャップが⼤きい」「本当に知りたい雰囲気やぶっちゃけ話が聞けない」「ナビサイトを見ても企業の違いが分かりにくい」「対話的で堅苦しくない場が欲しい」という声もありました。

    これらの結果から、就職期の若者が京都で働く選択をしづらい背景には、地域企業の魅力や働くイメージが十分に伝わっていないことがあると考えられます。また、学生が触れる就職情報が知名度や待遇などの“条件面”に偏り、現場のリアルな情報を得られにくいことも、課題の一因といえます。

    ■OMIAI KYOTO開催の様子

    アンケート結果を踏まえ、今回は従来の就職活動のように給料や待遇といった条件面でのマッチングではなく、「価値観でのマッチング」や「少人数で深く話す」ことを重視したイベントを実施しました。
    学生は事前に20問のアンケートに回答してもらい、16タイプのキャリア診断を行なっていただきました。当⽇はその診断結果をもとに自己理解を深めながら相性の良い企業とのマッチングを行いました。

    1社あたり学生2〜3名という少人数形式で3回のマッチングを行い、一方通行ではなく“対話重視”のコミュニケーションを設計しました。

    また、会話のきっかけとして「価値観カード」を用意しました。学生・企業それぞれが大切にしている価値観を3つ選び、互いに共有することで、自然と深い対話が生まれる仕掛けを取り入れました。

    その結果、開催後のアンケート結果では、学生の満足度は5段階中4.59、企業は4.15という高い評価をいただきました。
    さらに学生に対して「イベント後の”京都で働く”印象の変化はあったか」を聞くと81%が良くなったという回答が得られました。

    学⽣の声(抜粋)
    ・等⾝⼤で話せて、就活の不安が⼩さくなった。価値観カードで最初の⼀歩が踏み出しやすかった
    ・普段出会えない地域企業の魅⼒に気づけた。 ʻ条件ʼよりʻ誰と働くかʼが⾒えた
    ・少⼈数の対話がちょうどよく、若⼿社員の本⾳が参考になった。京都で働くイメージが具体化した

    企業の声(抜粋)
    ・少⼈数で本⾳を聞ける良い設計。学⽣のリアルな悩みや価値観を把握できた
    ・価値観カードが会話の⼊⼝として機能。はじめから深い話に⼊れた
    ・運営がスムーズで、⾃然体の雰囲気だった

    ■イベント概要

    名称:企業と学生が価値観でつながる!?『OMIAI KYOTO』
    開催日: 令和7年 10月11日(土) 13時〜17時
    会場: KOIN(〒600-8009 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地 京都経済センター3階)
    参加学生:京都での就職に興味がある2027年度卒業予定の大学・専門・短大・高専生(30名が参加)
    参加企業:京都で新卒採用を手掛ける地域企業(12社が参加)
    導入ツール:AIタレンティー(提供:就活ラジオ)

    ■AIタレンティーとは

    就活ラジオが開発した“価値観重視型”のキャリアマッチングサービスです。従来の「大手志向」「内定がゴール」という就活の在り方を見直し、「価値観で企業と巡り合い、入社後に活躍すること」を目指した新しいマッチングの仕組みを提供しています。
    たとえば、条件検索をあえて排除し、企業名も伏せた状態で価値観をもとに出会いを創出する仕組みを取り入れています。AIの力を融合させ、従来の「大手志向・内定ゴール型」の就活から脱却し、価値観を軸にした本質的なマッチングで「入社後の活躍と定着」に向けた新たなスタンダードを築きます。

    ■株式会社就活ラジオ

    「働くその先に喜びを感じられる社会を作る」をミッションに掲げるスタートアップ企業です。2022年1月に富山県で創業。地方における若者の流出と企業の採用における課題解決に乗り出す。地方大学との連携、行政のプロポーザル事業も実施。パブリック領域での地方課題に向き合う一方、自社の独自事業においては、民間だからこそ出来る事業を展開し、地方学生や企業に対してクリティカルな取組みを行う。昨年はその独自性から経産省の採択を受けるなど、個性的な取組みとパブリック領域での両軸を強みに展開。現在は東京オフィスを展開し、地方と東京の根本的な違いと本質的な課題を見極めるために活動中。

    商号:株式会社就活ラジオ
    代表:碓井一平
    所在地:富山県富山市上飯野20-6
    設立:2022年1月11日
    資本金:500万円
    HP:

    ■京都市定住・移住応援団について

    京都市では、定住・移住促進に向けた取組に賛同し、応援いただける企業・団体等を「京都市定住・移住応援団」として募集・登録しており、若い世代から「京都で働き・暮らし・子育てしたい」と選ばれる都市を目指し、応援団が持つアイデアやノウハウをまちづくりにいかしながら、公民連携で京都市への定住・移住促進につながる取組を行なっています。株式会社就活ラジオは、京都市定住・移住応援団に登録しており、『OMIAI KYOTO』は、京都市への定住・移住の促進を目的に、京都市からの支援を受け、公民連携で実施しました。

    HP:

    カテゴリ
    ビジネス
    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては、プレスリリース内に記載されている企業・団体に直接ご連絡ください。

    8割の学生が「京都で働く印象が良くなった」と回答!企業と学生が価値観で出会う『OMIAI KYOTO』を開催 | 株式会社就活ラジオ