プロフェッショナル同軸スタジオモニター「RM-07」「RM-05」6月上旬発売  ~ 高解像度の音源を正確にモニタリング ~

    商品
    2015年4月14日 17:00

    ニアフィールド環境で高解像度の音源を正確にモニタリングできるプロフェッショナル用アクティブスタジオモニター「RM-07」「RM-05」を2015年6月上旬に発売します。

    RM-07


    近年、DAW(Digital Audio Workstation)(※1)の普及により、ホームスタジオ/プライベートスタジオといったニアフィールド環境で楽曲制作をする人が増えています。また音源の高解像度化が進んだことで、高解像度の音源を正確にモニタリングできるスタジオモニターのニーズが高まっています。

    「RM-07」「RM-05」は、プロデューサーやエンジニアから高い評価を得ているTAD Labs(※2)社が、スピーカー開発で培ってきた技術を基に、当社が現代の楽曲制作環境に合わせて新開発した「“点音源”同軸ドライバー」と「高解像度50kHzトゥイーター」の搭載、「高剛性アルミダイキャスト筐体」の採用をしています。これにより、ニアフィールド環境においても正確に音と音像定位を確認することができます。

    ●商品詳細サイト
    http://pioneerproaudio.com/ja/studiomonitors/studiospeakers/rm_0705.html
    ●商品紹介YouTube映像
    http://youtu.be/wgbpr2EAPFY
    ●RM-07
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60261/img_60261_1.jpg
    ●RM-05
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60261/img_60261_2.jpg


    【主な特長】
    1) 音像定位を確認しやすい“点音源”再生を実現する新開発のドライバー
    ウーファーとトゥイーターの音源位置を同軸上に揃えることで、ニアフィールド環境においても位相のずれを発生させず、音像定位を確認しやすい同軸ドライバーを採用しました。搭載しているドライバーは、TAD Labs社のテクノロジーを基に、ニアフィールド環境に合わせた新開発ウェーブガイドを採用しています。それにより指向性を正確に制御してユニット間の干渉を抑制するとともに、近くに壁などがある場合の反射影響を低減します。

    ●ドライバーによる音像位置の違い(イメージ)
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60261/img_60261_5.jpg

    ●ユニット間の干渉を抑制するウェーブガイド
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60261/img_60261_6.jpg

    2) 50kHz再生に対応する「HSDOM(※3)トゥイーター」搭載
    トゥイーターの素材や形状、エッジを最適化したアルミニウム振動板を使った独自開発の「HSDOMトゥイーター」を搭載しました。理想的なピストンモーションと分割振動がバランスよく組み合わさることにより、50kHzまでの高域再生に対応し、高い解像度のマスター音源やハイレゾ音源をクリアに再生することができます。

    ●独自開発HSDOMトゥイーター/HSDOMトゥイーターの周波数特性
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60261/img_60261_3.jpg

    3) 不要共振を排除する高剛性アルミダイキャスト筺体
    高い剛性を持つアルミダイキャスト製の筺体により、筺体に発生する不要共振を徹底排除することに加え、木製筐体に比べて内部容積を大きくすることができ、余裕のある低域再生を実現します。また曲面のみで構成された「クリフカットラウンドフォルム」により、キャビネット表面における音の回折も抑制し、微小な音から力強い音までクリアな音質を実現します。

    ●筐体形状の違いによる放射音の広がり(イメージ)
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60261/img_60261_7.jpg

    4) 特許技術「AFAST(※4)テクノロジー」により、定在波を効果的に抑制
    音響管を使用して音のこもる原因となる定在波のみを効果的に抑制する、独自特許技術「AFASTテクノロジー」を筐体内部とポート部に採用しました。この「AFASTテクノロジー」により、従来定在波の抑制のために配置されていた吸音材を大幅に削減することができ、内部容積を減らすことなく定在波の除去を可能にすると共に、ポート部で発生する管共振の除去も実現しています。ウーファー帯域のエネルギーロスを最小限に抑えることができ、クリアな再生を実現します。

    ●AFASTテクノロジーにより定在波を除去(イメージ)
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60261/img_60261_4.jpg
    ●AFASTテクノロジーにより管共振を除去(イメージ)
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60261/img_60261_8.jpg

    5) フロントバスレフ方式と「アドバンストGrooveテクノロジー」による
      クリアな低域音再生を実現
    低域音をダイレクトに伝達し、壁などの反射影響を受けにくいフロントバスレフ方式を採用しました。また大口径バスレフの開口部には「アドバンストGrooveテクノロジー」を採用し、小さな空気の渦を発生させ空気の抵抗を減らすことで、低域音を前面にスムーズに放射し、レスポンスのよいクリアな低域音再生を実現します。

    ●Groove(溝)を施したバスレフダクト部
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60261/img_60261_9.jpg
    ●バスレフダクト部の空気の流れ(イメージ)
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60261/img_60261_10.jpg

    6) 部屋の環境に合わせて最適な調整ができる3バンドイコライザーを搭載
    部屋の設置環境や壁などの反射で増減する低域音を調整する「Low EQ」、設置した際にデスクトップやコンソールの天板に反射して増加する中低域音を調整する「Mid EQ」、高域音の増減を調整する「High EQ」を搭載しており、部屋の環境に合わせて各バンド4段階の調整ができます。

    7) その他の特長
    ・新設計「ABクラスバイアンプ」により、全帯域で歪みのないクリアな音をレスポンスよく再生。
    ・専用設計の高効率トロイダルトランス電源の採用により、歪みや濁りのない力強い音を実現。
    ・過大な入力を監視できるクリップインジケーターを搭載。
    ・入力信号有無を検知して自動で電源のOFF/ONができる環境に配慮した「オートスタンバイ」機能を搭載。


    ※1 DAW:Digital Audio Workstationの略。PC/Macを使用した音楽制作システム。専用ソフトウェアとオーディオインターフェースを使用して音声の録音、楽曲の作曲・編曲や楽器のミキシングなど一連の作業ができるシステム。
    ※2 TAD Labs:Technical Audio Devices Laboratories, Inc.(株式会社テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ)の略。TAD(Technical Audio Devices)ブランドの商品はパイオニアが1978年から販売を開始し、プロフェッショナル用スピーカー・ユニットとして世界の多くのスタジオへ導入され、その音質と信頼性は高い評価を得ています。
    ※3 HSDOM:Harmonized Synthetic Diaphragm Optimum Methodの略。振動版の素材/形状/エッジなどコンピューター解析にて最適化する技術
    ※4 AFAST:Acoustic Filter Assisted System Tuningの略。筐体内部に音響管を採用することにより、効果的に定在波を抑制する技術


    【「RM-07」「RM-05」の主な仕様】
    <RM-07>
    形式        :バイアンプ 2WAY アクティブ同軸モニタースピーカー
    エンクロージャー  :バスレフ型/アルミダイキャスト
    トゥイーター    :1.5インチアルミニウムHSDOMトゥイーター
    ウーファー     :6.5インチアラミド繊維ウーファー
    周波数特性(-10dB)  :40Hz~50kHz
    最大音圧レベル   :109dB SPL(ピーク時、1m)
    クロスオーバー周波数:1.6kHz
    アンプ出力(定格出力):150W ABクラスバイアンプ
               (LF:100W/4Ω、HF:50W/4Ω)
    入力端子 バランス入力  :XLR×1
         アンバランス入力:RCA×1
    入力インピーダンス :10kΩ
    入力感度      :-40dB~+6dB
    イコライザー調整感度:High EQ:-2/-1/0/+1dB(10kHz)
               Mid EQ :-4/-2/-1/0dB(140Hz)
               Low EQ :-4/-2/0/+2dB(50Hz)
    消費電力      :195W
    待機時消費電力(スタンバイ時):0.3W以下
    最大外形寸法(W×H×D):244mm×337mm×260mm
    本体質量      :12.3kg
    付属品       :電源ケーブル、取扱説明書、ゴム脚/クッション


    <RM-05>
    形式        :バイアンプ 2WAY アクティブ同軸モニタースピーカー
    エンクロージャー  :バスレフ型/アルミダイキャスト
    トゥイーター    :1.5インチアルミニウムHSDOMトゥイーター
    ウーファー     :5インチアラミド繊維ウーファー
    周波数特性(-10dB)  :45Hz~50kHz
    最大音圧レベル   :104dB SPL(ピーク時、1m)
    クロスオーバー周波数:1.7kHz
    アンプ出力(定格出力):100W ABクラスバイアンプ
               (LF:50W/4Ω、HF:50W/4Ω)
    入力端子 バランス入力  :XLR×1
         アンバランス入力:RCA×1
    入力インピーダンス :10kΩ
    入力感度      :-40dB~+6dB
    イコライザー調整感度:High EQ:-2/-1/0/+1dB(10kHz)
               Mid EQ :-4/-2/-1/0dB(140Hz)
               Low EQ :-4/-2/0/+2dB(50Hz)
    消費電力      :142W
    待機時消費電力(スタンバイ時):0.3W以下
    最大外形寸法(W×H×D):203mm×281mm×225mm
    本体質量      :9.3kg
    付属品       :電源ケーブル、取扱説明書、ゴム脚/クッション


    【商品概要】
    商品名   :アクティブスタジオモニタースピーカー
    型番/サイズ:RM-07/6.5インチ
           RM-05/5インチ
    希望小売価格:オープン価格(販売単位:1台)
    発売時期  :6月上旬


    【会社概要】
    商号  : Pioneer DJ株式会社(英文 Pioneer DJ Corporation)
    代表者 : 代表取締役社長 井出 良明
    所在地 : 〒212-0031 神奈川県川崎市幸区新小倉1-1
    設立  : 2014年10月22日
    事業内容: DJ機器の設計、
          製造および販売ならびにDJ機器関連サービスに関する事業
    URL   : http://pioneerdj.com/


    【本商品に関するお客様からのお問い合わせ先】
    Pioneer DJサポートセンター
    TEL     : 0120-545-676(フリーコール)
    ホームページ: http://pioneerproaudio.com/

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