医療法人医誠会(本社:大阪府大阪市、代表者:谷幸治)は、11月21日(金)から24日(月)に開催された「カンテレ祭り!2025 よ〜いドン!&とれたてっ!フェス」において、看護師と救急救命士による救護所を運営しました。期間中は休憩利用や応急処置を中心に対応し、安全なイベント運営に寄与しました。気候が安定していたこともあり大きな混乱はなく、救護所には1日あたり5名程度が来所しました。医誠会国際総合病院は昨年に続き2年目の参加となり、地域の皆さんの安心につながる活動の充実に努めています。

救護所運営の意義と地域性の広がり
今回の救護所運営は、地域に根ざした医療支援の一環として実施されたものです。カンテレ祭りは、地域の皆さんを中心に多くの来場者が集まるイベントであり、都市部で行われる大規模な催しの安全確保には救護体制が欠かせません。
救護所には期間中、1日あたり5名程度が来所し、主に休憩や軽度の応急処置を必要とする場面で対応が行われました。体調に不安を抱えた方の中には、救護所で一時的に休息した後、体調が落ち着いたことを確認し、イベントを引き続き楽しむ様子も見られました。こうした軽度の不調を適切に受け止め、来場者が安心して過ごせる環境を支える役割を果たしました。
また、過去の運営を振り返る中で、救護所があること自体がイベントの安心感につながるという意義を改めて認識し、今回の体制づくりに生かしています。2年目の参加を通じて、医療支援の一端を担う取り組みとして整備を進めており、地域の皆さんが安全に楽しめる場づくりに今後も取り組んでいく方針です。
当日の体制と医療スタッフの対応
救護所には、看護師および救急救命士が4日間で16名従事し、9時30分から17時まで交代で待機しました。来場者が体調に不安を抱えた際にすぐ相談できる環境が整えられており、応急処置や休憩対応を中心に行いました。
当日は気候が良く、開催期間を通してイベント自体が安定して運営されていたため、救護所が混み合う状況はありませんでした。体調を崩すリスクが低かったことは、安全にイベントが運営されていたことを示す結果といえます。このような環境下でも、医療スタッフは継続して来場者の相談に応じ、休憩が必要な方や軽度の不調を訴える方への丁寧な対応を行いました。
来場者の様子を見守る中で、必要に応じて医療機関の受診を案内する場面もありましたが、救護所内で休息しながら体調を整え、落ち着いた状態でイベント参加を再開される方も見られました。
地域への貢献と今後の展開
医誠会国際総合病院では、地域で開催されるイベントにおける救護支援を、地域貢献の一環として継続しています。来場者数が多いイベントでは、軽度の不調への初期対応が安全性の確保に寄与するため、救護体制の整備は重要な要素です。
過去の経験を踏まえる中で、救護所が設置されていることが来場者の安心にもつながると実感しており、大きな緊急対応が必要となる場面がない中でも体調に不安を抱える方が気軽に立ち寄れる場所を確保することは、イベント全体の安全性向上に寄与する取り組みです。
今後も大阪市北区で救護体制の整備が求められるイベントがある場合には、可能な限り支援を継続する予定です。救護所運営を通じて得られた知見を生かし、地域の皆さんが安全で安心して参加できる環境づくりに寄与していきます。
救護所のご依頼は koho@holonicsystem.comまでご相談ください。
医療法人医誠会
医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は46診療科、総職員数1,971名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療DX、生成AI、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。地域医療に貢献するとともに、2024年12月にはJCI認証を取得、国際医療ツーリズムにも挑戦します。また、救急医療では、24時間365日の体制で3次救急を目指して救急医療を提供、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車6台(ドクターカー4台・救急車2台)、医師9名、看護師30名、救急救命士25名で、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに、様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗しお伺いする救急救命士3名体制の医誠会「病院救急」搬送システムで広域医療に取り組んでいます。※ 2025年4月現在























