リアルグローブ、列車接近検知アプリ 「トレりん」第1回ユーザ会を富山で開催・終了報告
〜静岡鉄道、富山地方鉄道が登壇。現場の知見を共有し、鉄道作業の安全性向上とサービス拡張に繋がる成果を得る~
株式会社リアルグローブ(東京都千代田区、代表取締役社長:大畑 貴弘、以下 リアルグローブ)は、2025年11月17日(月)に、富山県にて「トレりんユーザ会(第1回)」を開催いたしました。
本ユーザ会は、列車接近検知アプリ「トレりん」を導入いただいている鉄道事業者様が一堂に会し、各社での利用状況や運用上の課題を共有し、今後のサービス機能拡張について議論する場として、「ユーザ主導による現場の安全性向上」を目指し開催されました。

開催の目的と成果の概要
鉄道の安全運行を支える線路電路工事の保守点検業務において、作業員の安全確保は喫緊の課題です。「トレりん」は、その課題解決に向けたツールとして、すでに静岡鉄道株式会社(静岡県静岡市、代表取締役社長:川井敏行、以下 静岡鉄道)や富山地方鉄道株式会社(富山県富山市、代表取締役社長:中田 邦彦、以下 富山地方鉄道)をはじめとする鉄道事業者様に採用されています。
第1回となる今回は、特に導入先行事例である両社を迎え、現場で得られた知見を共有。これにより、他の鉄道事業者への水平展開を促進するとともに、リアルグローブが提供するサービスの品質向上と、鉄道業界全体の安全水準向上に貢献する具体的な議論を行うことができました。
【ユーザー会 開催概要】
イベント名:トレりんユーザ会(第1回)
開催 日時:2025年11月17日(月) 14:00~17:00
場 所:富山地方鉄道株式会社本社(富山)
主 催:株式会社リアルグローブ
【議論のハイライト】
開会挨拶:リアルグローブ 社長 大畑 貴弘が登壇し、ユーザ会発足の意義を改めて共有いたしました。
ユーザ様ご挨拶:静岡鉄道 鉄道部 施設車両管理所 所長、富山地方鉄道 取締役 技術部長よりご挨拶をいただきました。
【第1部】
全体概況報告:リアルグローブから、「トレりん」ビジネスの全体概況や今後の市場動向について企画営業部エグゼクティブプロデューサーより報告し、参加者と認識を共有いたしました。
【第2部】
リアルグローブから、今後の「トレりん」サービス機能の拡張計画を企画営業部兼技術部より提示し、現状のユーザ様からの具体的な要望や課題を整理いたしました。
【第3部】
ご利用状況報告・課題共有:静岡鉄道 保線区長、富山地方鉄道 稲荷町テクニカルセンター所長より、実際の保線現場での運用上の具体的な気づきや、富山地方鉄道の山間部など特殊な環境でのご利用状況について、貴重な事例報告をいただきました。
【第4部】
意見交換:ユーザとリアルグローブの開発部門・営業部門が直接対話。機能の拡張計画や「トレりん」全般に関する活発なご意見・ご要望が交換され、今後のサービス拡充に向けた具体的な指針を得ることができました。

リアルグローブの今後の展望
リアルグローブは、今回のユーザ会を通じて得られた現場の声を最重要資産と捉え、「現場主義」の開発体制を一層推進してまいります。
今後も継続的にユーザ会を開催することで、ユーザ間の連携を強化し、「トレりん」を鉄道業界における標準的で容易に導入できる安全ツールへと進化させ、地域に根差した公共交通機関の安心・安全な運行を技術で支えてまいります。
【列車接近検知アプリ「トレりん」について】
「トレりん」は、列車の接近を作業員のスマートフォンやスマートウォッチに表示と振動で通知することで、保線作業員の安全確保を支援するアプリです。GPSとスマートデバイスを活用するため、既存の運行システムに手を加えることなく、高い安全性を実現し、コストの最適化に貢献します。
▼「トレりん」の詳細はこちら
URL:https://torerin.realglobe.jp
【リアルグローブについて】
会社名:株式会社リアルグローブ
代表者:代表取締役社長 大畑 貴弘
所在地:東京都千代田区神田三崎町2-20-4 八木ビル201
URL :https://realglobe.jp




















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