岡山理科大学がANAグループ整備部門(※「e.TEAM ANA」)の人材育成を担う全日本空輸株式会社整備センターの協力を得て、昨年度スタートした共同人材育成プログラムで、最初の入社内定者が出たのを受けて7月2日、ANAエンジンテクニクス株式会社の烏田健太社長らが岡山理科大学を訪れました。キャリア支援センターで教職員と懇談するとともに学生向けの会社説明会を開き、サイエンスドリームラボ(工作センター)などを視察しました。
来学したのは烏田社長と小林郁夫・総務部総務課マネージャーの2人。エンジン整備を担う同社に入社が内定したのは情報工学科4年の藤原遥人(はると)さん。
藤原さんは昨年12月に実施した共同人材育成プログラムPBLコンテストで、全日本空輸の企業賞を受賞して招待されたチームのメンバーで、2月に羽田空港近くにあるパイロットや整備士、客室乗務員などの総合訓練施設「ANA Blue Base」や空港内のANA格納庫などを見学しました。
来学した烏田社長、小林マネージャーから激励を受けた藤原さんは「もともと行きたかった業界ですが、実際に研修の場所や整備工場で働く人たちを見て、ここで働きたいという思いが強くなりました。入社が決まって本当にうれしいです。現場の人たちから信頼される存在になるよう頑張ります。プロジェクトに参加して本当に良かったと思っています」と目を輝かせながら話していました。
会社説明会には約10人の学生が参加。小林マネージャーが会社の概要とともに、航空機の心臓部にあたるエンジン整備の作業の流れや社内外の資格などについて分かりやすく解説しました。説明会終了後も熱心に質問を続ける学生たちに小林マネージャーは丁寧に対応していました。
続いて烏田社長らは、旋盤などが並ぶサイエンスドリームラボ、風洞実験装置などのある工学実習棟を視察し、情報理工学科のものづくり実習室では学生たちが組み上げたロボットを操作する様子を見学しました。
視察後、烏田社長は「研究分野が幅広く、設備も充実していて整備業務と親和性が高そうだと感じた。学生が明るく楽しそうに取り組んでいるのも印象的だった」と述べ、小林マネージャーは「航空機整備に通じるところがあると思った。学生の皆さんは知らないことも多いと思うので、まずは航空機整備を知ってもらうことが大切。引き続きこの関係を継続していけたら」と期待を込めて話していました。
※「e.TEAM ANA」:ANAグループの全フライトの総合品質を追及する整備部門7社の総称 (ANAラインメンテナンステクニクス、ANAベースメンテナンステクニクス、ANAエンジンテクニクス、ANAコンポーネントテクニクス、ANAエアロサプライシステム、ANA、ANAウィングス)







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