近畿大学×株式会社NTTドコモ 「地域課題解決 5G DX AWARDS 2021 in 大阪」最終選考会を開催

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    2021年11月10日 14:00
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    近畿大学(大阪府東大阪市)は、株式会社NTTドコモ(東京都千代田区、以下ドコモ)と令和2年(2020年)11月に締結した「スマートシティ・スマートキャンパス」創造に関する包括連携協定の一環として、令和3年(2021年)11月27日(土)に、「地域課題解決 5G DX AWARDS 2021 in 大阪」の最終選考会をオンラインで開催します。
    本コンテストは、地域課題に対する5Gを活用した新たなソリューションの創出を目的として開催するもので、最終選考会では3部門のファイナリスト各3組(計9組)によるプレゼンテーションの後、近畿大学情報学研究所所長の夏野 剛ら選考委員が各賞の選考を行います。

    【本件のポイント】
    ●5Gの活用による地域課題の解決をめざし、企業や学生からアイデア等を募るコンテストを実施
    ●最終選考に残った3部門各3組がプレゼンテーションを行い、選考委員が各賞を決定
    ●入賞したアイデア等は、近畿大学、ドコモと連携してサービス化をめざす

    【本件の内容】
    近畿大学は、ドコモと協同し、地域課題を解決するための5Gを活用した新たなソリューション創出を目的として、企業や学生からアイデア等を募るコンテスト「地域課題解決 5G DX AWARDS 2021 in 大阪」を実施しています。
    5Gと親和性のある製品・技術・サービスを募集する「(1)一般部門・アセットコンテスト」、大阪のものづくりに付加価値を生む5G時代のワイヤレス化アイデアを募集する「(2)一般部門・アイデアコンテスト」、地域課題を解決するための5G時代のモバイル(インターネット)サービスのアイデアを募集する「(3)近畿大学在学生部門・アイデアコンテスト」の3つの部門に、計30件の応募がありました。このうち一次選考を通過した各部門3組による最終選考会を開催し、その模様をYouTubeでライブ配信します。
    入賞者には、賞金のほか、近畿大学、ドコモとともに、協創ソリューションとして「ドコモ5Gオープンパートナープログラム®」を通じたサービス化をめざし、共同プロモーションやセールスを実施できる特典が授与されます。
    ※「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。

    【開催概要】
    日   時:令和3年(2021年)11月27日(土)14:00~16:15
    実施方法 :YouTubeによるライブ配信
    URL   :https://www.youtube.com/watch?v=GPBTTQGt0Uw
    対   象:どなたでも視聴可能
    プログラム:14:00 開会
          14:10 近畿大学在学生部門・アイデアコンテスト(3組)
          14:35 一般部門・アイデアコンテスト(3社)
          15:05 一般部門・アセットコンテスト(3社)
          16:00 表彰
    主   催:学校法人近畿大学、株式会社NTTドコモ
    後   援:独立行政法人中小企業基盤整備機構近畿本部、
          公益財団法人東大阪市産業創造勤労者支援機構、
          東大阪商工会議所
    特設サイト:https://5gbiz.idc.nttdocomo.co.jp/campaign/sol_dxawards/

    【各部門のファイナリスト】
    (1)一般部門・アセットコンテスト
    JMACS株式会社(兵庫県加東市)
    「AI製品検査システム MAIS(マイズ)」
    従来、目視によって実施していた検査をデータ化し、AIで自動化。数値化が困難な人間の判断基準を保存することで検査の品質を統一し、労働力・職人不足を解決する。

    スプラッシュトップ株式会社(東京都千代田区)
    「5G低遅延による次世代テレワーク」
    アニメーションスタジオと同じ作画環境を自宅でも利用できる。アニメーション制作環境の向上を目指し、地方在住のクリエーターリソースを活用することで東京一極集中の緩和を図る。

    株式会社ベルデザイン(埼玉県さいたま市)
    「ワイヤレス給電を使った新たなプラットフォームつくり」
    場面を選ばず給電・充電ができるケーブルレスの電源プラットフォーム。充電ステーションやドローンによる給電でバッテリー容量依存から脱却し、災害時の給電も可能となる。

    (2)一般部門・アイデアコンテスト
    大興電子通信株式会社(東京都新宿区)
    「"AI師匠"職人の後継者不足問題を解決」
    ウェアラブル端末センサーなどで熟練工の技をデータ化し、職人育成システムとして共有。職人の後継者不足、若手育成の課題を解消する。

    TSTジャパン株式会社(大阪府大阪市)
    「5G技術活用での土砂崩れ予知システム」
    山などにセンサーを設置。緊急時はネットワークサービスを切り替え、リアルタイムの監視を可能とする。

    間口ジェネラルサービス株式会社(大阪府大阪市)
    「デジタルツインによるセキュリティ空間融合サービス実現に向けて」
    防犯カメラなどからの映像を分析し、イベント会場内の危険を解析。不審者の発見など、有事の際には各デバイスに情報指令を通知する。

    (3)近畿大学在学生部門・アイデアコンテスト
    法学部3年 植原 悠宇さん、経営学部3年 西村 龍斗さん
    「自動認識カメラ機能付き冷蔵庫を用いた地方活性化」
    自動認識カメラとAIで冷蔵庫内の食材をスキャンし、在庫を管理。食材が不足すると、生産者や商店街から食材が提案され、自動運転やドローンなどにより配送される。

    生物理工学部4年 田中 寿美礼さん、同4年 中条 貴裕さん、同3年 殿垣内 尚杜さん
    「どこでも健康診断」
    粘着シートに添付したチップで心拍数や血圧などの生体情報を計測。家族などへ常時共有するとともに、蓄積した情報をもとに医師の診断を受けることで、孤独死を未然に防ぐ。

    大学院生物理工学研究科博士後期課程2年 松倉 里紗さん、同博士前期課程2年 大多和 克紀さん、生物理工学部3年 下河内 翔太さん
    「5G通信を用いたリアルタイム地図データ(道路状況・災害状況)の共有」
    衛星写真から道路状況を素早く把握し、カーナビなどに共有。災害時には迅速な状況把握で二次被害を防ぎ、人手不足の地方自治体をサポート。

    【選考委員】
    夏野 剛 近畿大学情報学研究所所長/株式会社KADOKAWA代表取締役社長/株式会社ドワンゴ代表取締役社長CEO
    井口 信和 近畿大学総合情報基盤センター長/情報学研究所所長代理/理工学部情報学科教授
    世耕 石弘 近畿大学経営戦略本部長
    池田 健一郎 株式会社NTTドコモ 法人ビジネス本部第一法人営業部地域協創・ICT推進室長
    藤盛 清記 株式会社NTTドコモ 関西支社 法人営業部長
    笹原 優子 株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ 代表取締役社長

    【関連リンク】
    理工学部 情報学科 教授 井口 信和(イグチ ノブカズ)
    https://www.kindai.ac.jp/meikan/238-iguchi-nobukazu.html

    近畿大学
    https://www.kindai.ac.jp/

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