現役工科高校生がスペシャルサポーターのぺこぱと一緒に 未来につながる“ワクワク”を学ぶ工科高校の魅力を発信! 「都立工科高校ドリーム・フェスタ2025」開催レポート

小中学生や保護者など約5,030人が参加!

 東京都教育委員会は、2025年7月27日(日)に新宿住友ビル三角広場・住友ホールで「都立工科高校ドリーム・フェスタ2025」を開催しました。今年で3回目を迎える本イベントは、ものづくりが迎える新たな局面に向き合い、社会からの期待に応える工科高校を目指すため、東京都が2022年に策定した「Society5.0を支える工業高校の実現に向けた戦略プロジェクト Next Kogyo START Project」を背景に、創造的な活動により、新しい価値の創出や都市課題の解決に貢献できる人材を輩出する工科高校の魅力を伝える施策の一環です。


メイン画像1

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 当日は都立の工科高校22校が各校の特色を紹介するブース出展や工科高校の生徒が自校の魅力を発信するPRタイム、ものづくりやデジタル技術の体験、スペシャルサポーターのぺこぱさんやZip Infrastructure株式会社 代表取締役 須知高匡さんが登壇するステージイベントなど、様々なコンテンツを実施しました。また、今年初めて来場者と配信の視聴者による投票で決定する「工科高校PRアワード」を開催し、「ベストPR賞」には練馬工科高校が選ばれました。会場には小中学生やその保護者など、昨年を上回る約5,030人が来場し、現役工科高校生との交流を楽しんでいました。


イベントビジュアル

イベントビジュアル


イベントビジュアル(イラスト制作 都立八王子桑志高校 仲野 佳奈さん)


イベントロゴ

イベントロゴ


イベントロゴ(イラスト制作 都立工芸高校 野中 郁未さん)


■工科高校PRタイム


工科高校PRタイム1

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工科高校PRタイム2

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工科高校PRタイム3

工科高校PRタイム3


 工科高校生たちが、それぞれの高校の魅力を伝えるプレゼンテーションを行いました。ゲストにはスペシャルサポーターのぺこぱさんが登場しました。工科高校生たちは、各校4分間という短い持ち時間の中、思い思いの工夫を凝らしたプレゼンで、工科高校でしか学べない実践的なスキルを得られることの楽しさを熱心に来場者に伝えていました。ぺこぱの松陰寺さんは自身のギャグを交えながらステージを盛り上げ、シュウペイさんは工科高校生たちに対して、「それぞれが高校生活でやり遂げたい目標を持って学んでいることが本当に素晴らしい」とコメントしました。


■スペシャル対談


スペシャル対談1

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スペシャル対談2

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スペシャル対談3

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 「工科高校の学びの先にあるものづくりの未来」をテーマに、宮坂 学東京都副知事とZip Infrastructure株式会社 代表取締役 須知 高匡さんのスペシャル対談が行われました。須知さんは、幼少期から乗り物と宇宙が好きだったことから、現在自走式ロープウェイ「Zippar」の開発に力を入れています。須知さんは、好きなことを見つける方法として「暇な時に自然とやってしまうこと、幼少期から苦にならずにできることが本当に好きなことです」と、自身の体験に基づいた、アドバイスを送りました。また、夢を実現するためには「好きなことをずっとやり続けること。そして、発信していくこと。自分がおもしろそうだと思うことに飛び込んで、仲間を見つけていくことが大事」と、未来ある学生たちにメッセージを送りました。宮坂副知事は学生たちに対し、「具体的な技術を身に付け、腕を磨くこと。人生の早いタイミングで足元を固められれば、どんな場所に行っても生きていける。好きなことに挑戦ができるようになる」とコメント。工科高校の在校生や来場した小中学生たちは、話に熱心に耳を傾け、未来への期待を膨らませている様子でした。


■私たちの工科ライフトーク


私たちの工科ライフトーク1

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私たちの工科ライフトーク2

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私たちの工科ライフトーク3

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 現役工科高校生6名がスペシャルサポーターのぺこぱさんと一緒に、工科高校ならではの魅力と楽しさを語る工科ライフトークを行いました。登壇した工科高校生たちは、入学を決めた理由や入学後のギャップなど、それぞれのエピソードを交えて紹介し、「普通科に比べて、実習の回数も多く、普段学べないことを基礎から学べる」、「海外の発表会などに参加して自分の視野の広がりを感じた時に、工科高校に入って良かったと実感している」と話しました。

 最後に、登壇した工科高校生が、工科高校への進学を考えている小中学生やその保護者に向けて「工科高校は、学びの幅が広いので、自分の興味のある学科に入って、好きなこと学んでほしい」といったコメントでステージは締めくくられました。


■工科高校PRタイムアワード


工科高校PRタイムアワード1

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工科高校PRタイムアワード2

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工科高校PRタイムアワード3

工科高校PRタイムアワード3


 今回、新たな取り組みとして、来場者と配信の視聴者による投票で受賞校を決定する「工科高校PRアワード」が開催されました。最多票を獲得した「ベストPR賞」には練馬工科高校が選ばれ、練馬工科高校の学生は、「楽しく、自分たちの個性を出せたのがよかったと思います!」と喜びを語りました。また、スペシャルサポーターのぺこぱさんが選んだ「ゲスト特別賞」は、荒川工科高校が受賞。シュウペイさんは「クイズ形式のバラエティ要素を交えたPRが新しくてよかった」とコメント。最後に、松陰寺さんは「工科高校のイメージが本当に変わった。どの学校にもPRできるポイントがあるのが素晴らしかった」と、工科高校PRタイムに参加した全校を讃えるメッセージを送りました。


■その他フロアイベント


フロアイベント1

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フロアイベント3

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各学校の特色を紹介するブース出展や工科高校生が製作した作品が展示された他、来場者は、3Dプリンターを利用した世界に一つのオリジナルグッズの製作体験やドローンの操作など、ものづくりやデジタル技術の体験を楽しんでいました。そして今回、ひときわ注目を集めていたのが、目玉体験コンテンツの一つである、強化外骨格「SKELETONICS」の体験ブース。まるでSF映画の世界から飛び出してきたかのような巨大ロボットを実際に操縦できるとあって、多くの来場者が列をなしていました。実際にSKELETONICSを装着し、巨大なアームを使ってスポンジの剣を振ったり、ボールを掴んだりといった操作を試すことができ、来場者たちに「未来」を身近に感じさせてくれる貴重な体験となりました。



<開催概要>

■日時 2025年7月27日(日)10:00~17:00

■会場 新宿住友ビル三角広場(1F)・住友ホール(B2F)

    (東京都新宿区西新宿2丁目6-1)

■内容

【ステージイベント】

・宮坂副知事と須知高匡さん(Zip Infrastructure株式会社 代表取締役)による「工科高校の学びの先にあるものづくりの未来」をテーマにしたトークセッション

・スペシャルサポーターのぺこぱさんと工科高校生による各学校の魅力紹介


【フロアイベント】

・先端技術コーナー :強化外骨格ロボット「SKELETONICS」体験 等

・体験・実演コーナー:ものづくり・デジタル技術の体験や在校生による実演

・工科高校ブース  :工科高校がブースを出展し、在校生が各校の特色を紹介

・作品展示コーナー :工科高校生が製作した作品の展示


■公式サイト https://www.r7koka-festa.metro.tokyo.lg.jp/

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