オムニバス・ジャパンが「JPPA AWARDS 2025」にて 2年連続「経済産業大臣賞」受賞!
株式会社オムニバス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:丸井庸男、以下 オムニバス・ジャパン)は、「JPPA AWARDS 2025」において、オンラインエディターの岡本義典、早坂 裕、中村勝史が映像技術部門優秀賞及び最も優秀な作品に贈られる「経済産業大臣賞」を受賞しました。
「経済産業大臣賞」の受賞は2年連続となり、当社初の快挙となります。
「JPPA AWARDS 2025」贈賞式にて(左から、早坂 裕、岡本義典、中村勝史)
◆受賞概要
経済産業大臣賞/映像技術部門 優秀賞
映像技術部門/音響技術部門より選出された優秀賞の中から、ポストプロダクション技術を総合的(映像技術/音響技術)に評価された作品に贈られます。
カテゴリー:オンライン
ジャンル :ドキュメンタリー/VP/大型映像/その他
作品名 :「A Tiny Story for TRINITY LES POCHES」
受賞者 :岡本義典、早坂 裕、中村勝史
「A Tiny Story for TRINITY LES POCHES」2024 ENFANTS TERRIBLES,tokyo
◆受賞コメント
このたびは、栄えある賞を頂戴し、誠にありがとうございます。
本作品は、Cartierのアイコンジュエリーコレクション「Trinity」の100周年を祝うイベントにて上映することを目的として制作された、ショートドラマ形式のプロモーションビデオです。
最初に本編集のお話を頂き、オフライン映像を拝見した際には、どこか懐かしさを感じさせる優しく温かな世界観と、短尺ながら豊かな物語性を備えた、非常に完成度の高い映像作品だと感じました。
ポストプロダクションでは、この魅力的な世界観をさらに際立たせることができるよう、柔らかく美しいフィルムライクな映像表現を心がけました。
この作品が多くの方々の心に届き、何かしらの感情を喚起するものであったなら、これ以上の喜びはありません。
今後も関わらせていただく作品において、オンライン編集を通じてより高品質で魅力的な映像表現をお届けできるよう、日々新しい映像技術の探求と挑戦を続けてまいります。
誠にありがとうございました。
◆審査員座長(早稲田大学名誉教授・山崎芳男氏)による講評コメント
各部門の優秀賞の中から、経済産業大臣賞の選考をさせていただきました。甲乙つけ難い作品群の中、グランプリを受賞した「下山事件」と「A Tiny Story for TRINITY LES POCHES」が最後まで選考対象となりましたが、長時間にわたる審議の結果、審査員全員一致でこの作品が経済産業大臣賞に最も相応しいという結論に至りました。
クリーニング店が舞台になっており、受け取り手のなかった洗濯物の中から出てきた指輪をつけるというストーリーでしたが、全体のトーンの柔らかさが美しく、丁寧に表現されている作品でした。
特に、スマートフォンを見ていた主人公が過去の8mmムービーに合わせてタイムスリップするなど、見事な編集作業で、全体のトーンの美しさを丁寧に表現されていましたし、筆記体のテロップも作品に非常にマッチしていました。
作品を通じて「温かさ」を感じさせる見事な作品で、まさに経済産業大臣賞にふさわしい作品と判断いたしました。
◆JPPA AWARDSとは
今年で29回目を迎える「JPPA AWARDS」は、さまざまな映像作品における「映像技術」と「音響技術」にスポットを当て、優秀な技術と功績に対し栄誉を与えることで、ポストプロダクション業務に携わる技術者の技術向上と意欲高揚を目指すものです。また、未来を担う学生の創作にも目を向け、人材育成や産業振興に寄与することを目的としています。
https://www.jppanet.or.jp/awards/2024result
◆オムニバス・ジャパン
テクノロジーを武器にして、クリエイティブ力とプロデュース力で映像の新たな価値を創造するクリエイティブ集団。
VFX/CG制作を中心とし、既存メディアの枠を超えた技術開発も行うクリエイティブプロダクション「オムニバス・ジャパン」。高い技術力を持つスタッフが多数所属し、これまでに数多くの映像作品を世に送り出し、国内外でさまざまな賞を受賞しています。
オムニバス・ジャパン 公式HP
■オムニバス・ジャパン 会社概要
代表 :丸井庸男
設立 :1987年4月
事業内容:総合映像プロダクション