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【記者会見のご案内】BARISHIP 海上技術安全研究所

報道関係者各位

2025年5月吉日
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海上技術安全研究所

テーマ:「内航海運の課題解決に向けた新技術開発、造船DXの将来展望」
BARISHIP 2025の開催にあたり、海上技術安全研究所では、海運・造船分野の持続的な発展に向けた最新の研究成果を発表する記者会見を下記のとおり実施いたします。

本会見では、2024年に発足した若手・中堅研究者による「内航研究将来検討チーム」による取組みと、船員不足・GHG削減・デジタル化など業界が直面する課題に対応した革新的な技術の紹介を通じて、海事産業の現在と未来を結ぶ技術戦略をお伝えします。

開催概要

・日時:令和7年(2025年)5月22日(木)11時半〜

・場所:今治国際ホテル地下1階「龍宮」(ご昼食をご用意いたします)

・主催:国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所  海上技術安全研究所

・人数:インタビューイー(海技研所長及び研究者、6名)
   広報担当者様 (2名、事務局2名)
   記者・ライター(8-10名:予定)

・参加申込は以下の事務局までメールかお電話で5月21日(水)午前までに要連絡
 海上技術安全研究所_広報サポート事務局 吉田麻貴
 maki@starmarinepr.com または Tel: 080-3398-3826

スケジュール

1. 海上技術安全研究所長 平田宏一よりご挨拶 (10分)

2. 内航向け新技術開発 概要ブリーフィング(10分)
国⽴研究開発法⼈海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所
内航チーム/環境・動⼒系/GHG削減PT 市川泰久

3. 個別質疑応答(10分)
*以下の研究者が当日記者の方々のご質問にご返答させていただきます。事前にご質問がある方は事務局までメールでご連絡ください。
内航チーム/環境・動⼒系/GHG削減PT 市川泰久
内航チーム/流体設計系/GHG削減PT 新川⼤治朗
内航チーム/知識・データシステム系/⾃動運航船PT 澤⽥涼平
内航チーム/知識・データシステム系/DXPT 佐藤圭⼆

4. 仮想建造シミュレーションとデータ駆動型造船 概要ブリーフィング(10分)
海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所 構造・産業システム系 主任研究員 谷口 智之

5. 個別質疑応答(10分)
海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所 構造・産業システム系 主任研究員 谷口 智之

6. 記者懇談・全体質問(15分)

発表内容

① 市川 泰久「内航向け新技術開発」
・若手研究者で構成された「内航研究将来検討チーム」の立ち上げ
・高度空気潤滑法(AdAM)の実船適用:499GT貨物船「ちゅらさん」に搭載された空気潤滑システム「ZERO」により、周期吹き出し方式で約5%(速報値)の実質省エネ効果を達成
・LiDARを用いた操船支援技術の開発:若手船員の負担軽減に向けたバース距離計システムの実船搭載実績
・通信技術とAIによる船速推定:遠隔監視実証と機械学習モデルによるリアルタイム船速予測

② 谷口 智之「仮想建造シミュレーションとデータ駆動型造船」
・仮想建造シミュレーション技術:空間制約を考慮したマルチエージェント型建造工程シミュレータ
・艤装品の自動取付シミュレーション:干渉のない取り付け手順を設計段階で自動生成
・MBOM・BOPに基づくデータ駆動型造船DX:詳細設計と現場工程を結ぶシームレスな情報連携

展示・取材のご案内

記者会見後は、BARI SHIPの海技研ブース(本会場及び今治港Mゾーン)にて以下の展示・実演をご覧いただけます:
・遠隔操船技術の実演(模型船による)
・空気潤滑技術(AdAM)の模型展示
・LiDARを用いた操船支援技術の紹介
・内航研究将来検討チーム紹介

お申込み・お問合せ先

スターマリンPR 吉田麻貴
EMAIL:maki@starmarinepr.com
TEL:080-3398-3726

※ 5月21日(水)午前までにお申し込みをお願いいたします。