特別展「昆虫 MANIAC」事務局

    絶賛開催中!国立科学博物館 特別展「昆虫 MANIAC」 9月10日(火)~マニアックな秋バージョン公開!

    SNSで募集した“身近な「都市のムシ」を探してみよう!” 写真のパネル展示もスタート! 音声ガイド機レンタルでムシの証明写真ステッカー オオナガトゲグモをプレゼント!

    イベント
    2024年9月6日 08:00

    国立科学博物館(科博)[東京・上野公園]は、昆虫をテーマとした特別展「昆虫 MANIAC」を開催中です。

    会期もいよいよ10月14日(月・祝)までとなり、後半となる9月10日(火)よりマニアックな秋バージョンが公開となります。

    SNSで募集した“身近な「都市(まち)のムシ」を探してみよう!”企画に投稿された写真のパネル展示が開始されます。東京都心でもこんなにムシが生きている!その多様性をぜひご覧ください。

    また、会場でにぎやかに響いていたセミの鳴き声は、秋バージョンで「ヒグラシ」や「ツクツクホウシ」がメインに。マニアックな秋の風情をお楽しみください。

    そして、声優の江口拓也さんがナビゲーターを担当する音声ガイド機をレンタルされた方へ「ムシの証明写真(オオナガトゲグモ)」のプレゼントキャンペーンも実施!

    8月に上野周辺4商業施設で配布され密かに話題になった証明写真ステッカー。その最後の1種類「オオナガトゲグモ」がここで登場します!全5種類をコンプリートを楽しんでみては?(音声ガイドアプリ「聴く美術」は本キャンペーンの対象ではありません。上野周辺施設での配布は終了している場合がございます。)



    夏休みも終わり、9月の平日は比較的ゆっくりご覧いただけます。毎週土曜日は夜7時まで開館時間を延長中。(入館は午後6時30分まで)

    本展は公式サイトより日時指定予約をお勧めしています。予約時間の前後は常設展(地球館・日本館)もご覧いただけますので、一日中お楽しみただけます(同日・常設展の開館時間内に限ります)。詳しくは公式サイトをご確認ください。

     

    国立科学博物館特別展「昆虫 MANIAC」に引き続きご注目ください!



    <9月限定!>

    音声ガイド機レンタルで

    「オオナガトゲグモの証明写真ステッカー」をプレゼント!

    超マニアック!

    特別展「昆虫 MANIAC」ムシの証明写真(オリジナルステッカー)に

    巨大模型でも人気の「オオナガトゲグモ」が登場!


    9月3日(火)以降、特別展会場入り口の音声ガイドカウンターにて特別展「昆虫 MANIAC」の音声ガイド機をレンタルされた方に、「オオナガトゲグモ」の証明写真ステッカーをプレゼントいたします。(※予定枚数に達し次第終了)

    ◇配布期間:2024年9月3日(火)~ ※1日先着100名

    ◇音声ガイド:貸出料金600円(税込) 



    <ショップより追加グッズ販売のお知らせ>

    9月6日(金)発売開始!

    “セミの抜け殻からセミ”登場!!

    セミの羽化がぬいぐるみに!1つで2通り楽しめます!

    セミの抜け殻のファスナーを開けると羽化したてのセミが出てくるリバーシブルなぬいぐるみです。


    商品名:「セミの抜け殻からセミ」

    価 格:3,520円(税込)

    サイズ:長さ約22cm×幅約10cm



    国立科学博物館公式「かはくチャンネル」×特別展「昆虫 MANIAC」

    「図録を読み解く!~監修者の“推し”ページ~」【9月6日(金)より順次公開】


    特別展「昆虫 MANIAC」の公式図録を、執筆者でもある国立科学博物館の研究者自身が自身の推しページについてマニアックに掘り下げます。

    お手元に図録をお持ちの方はぜひご覧いただきながら見るとより楽しく!図録をお持ちでない方にも、楽しんでいただけるまさにマニアックな内容となっています。

    見ると展覧会もよりおもしろくなる「図録を読み解く!~監修者の“推し”ページ~」をぜひご覧ください。

    こちらはYouTubeの「かはくチャンネル」および「昆虫 MANIAC」の公式サイトでもご覧いただけます。


    【国立科学博物館公式】かはくチャンネル

     https://www.youtube.com/@museum_kahaku


    第1回 アメリカでの素数ゼミ撮影のMANIACな裏話

         野村周平・井手竜也/聞き手:目崎理紗(フジテレビジョン)


    第2回 身近なミツバチに隠されたMANIAC

        花粉集めに超特化の体の仕組み

         井手竜也/聞き手:野谷拓夢(読売新聞社)


    第3回 標高2500メートルに生息 高山蝶の驚きの生態に迫る

         神保宇嗣・井手竜也/聞き手:木村駿介(読売新聞社)


    第4回 人工洞窟に潜む影 歴史の生き証人となったヤチグモ

         奥村賢一・井手竜也/聞き手:高山直樹(国立科学博物館)


    第5回 マイナー…だけど面白すぎる!!MANIACな甲虫の世界 

         野村周平・井手竜也/聞き手:松井優子(国立科学博物館)


    撮影・編集:大橋紘樹(国立科学博物館)


    【特別展「昆虫 MANIAC」公式図録】

    ・価格:2,600円(税込)

    ・ページ数:全200ページ




    どこを見ても「マニアック」な見どころだらけ!

    展示からマニアックポイントをピックアップ!

    体感!221年に一度!素数ゼミの大発生!

    ▼大量!捕れたての素数ゼミの標本群!

    ▼体感!現地録音の大音量・素数ゼミの大合唱! 

    アメリカとカナダには、「素数ゼミ」と総称される17年周期で発生する「ジュウシチネンゼミ」と、13年周期で発生する「ジュウサンネンゼミ」と呼ばれるグループのセミが生息しています。この、17年と13年の公倍数となる年、すなわち221年に一回、両グループの大発生がアメリカ(またはカナダ)のどこかで重なるということが起き、その千載一遇の好機が2024年に訪れました。

    イリノイ州シカゴに派遣された本展取材班が、現地で見た光景や聴いた音を、ぜひ追体験してください!


    貴重!昆虫の雌雄型/ギナンドロモルフ標本とマイクロX線CTによる内部構造の比較も公開!

    同じ種でまれにオスとメスの特徴が同居した特異な個体が生じることがあり、雌雄モザイクや、ギナンドロモルフと呼ばれています。本展では、クワガタやカブトムシ、チョウなどの貴重な「ギナンドロモルフ」標本の展示も見ることができます!!

    さらに、注目すべきはその「マイクロX線CTによる内部構造」!

    今回は生きた状態で国立科学博物館に寄贈されたギナンドロモルフのカブトムシの内部の筋肉構造を、同種の他の個体と比較した貴重な映像を展示しています。


    ギナンドロモルフのカブトムシと交尾器


    ギナンドロモルフのカブトムシのCT画像


    希少価値の高い標本も公開中!

    標本として希少価値が高いとされている「プリモスマルガタクワガタ」「イザルドマルガタクワガタ」「ネールマルガタクワガタ」なども公開中!

    また「エメラルドゴキブリバチ」「サバクトビバッタ」/漫画『テラフォーマーズ』、「サシハリアリ(パラポネラ)」「ヒアリ」/映画『アントンマン』や、「クロメンガタスズメ」/映画『羊たちの沈黙』など、あ、これ見た事ある!という知る人ぞ知るマニアックな昆虫も多数展示しています。



    マニアックなムシの生体展示も!

    本展は標本展示が主ですが、マニアックなムシの生体展示もございます。


    [1]メスが翅をもたないガ フチグロトゲエダシャク

    本来早春にしか見られないガの生体展示が最新研究によって実現!

    人工的に羽化の時期を操作できるようになったことで、翅退化のメカニズムを調べるなどの実験利用が可能となりました。


    [2]つるつるの壁を歩く日本一硬いムシ クロカタゾウムシ

    翅は退化しており飛ぶことはできない一方、押しつけ力に強い体の構造を持っており、また、あしの裏の毛によってつるつるした壁面も歩くことができます。電子顕微鏡写真と一緒にあしの裏のひみつを徹底観察することができます。


    [3]うんこを食べる生きた宝石オオセンチコガネ

    動物の糞などに集まることからうんこ虫ともよばれる一方で、その体は宝石のように煌めきます。これは構造色の一種の「多層膜干渉」によるものです。

    今回はなんと上野動物園からエゾジカ糞を提供いただき飼育中!体色が異なるルリセンチコガネも生体展示しています。




    まさに、何度来ても新たなマニアックが見つかる特別展。ゆっくりご覧になることができる9月に、ぜひご来場ください。


    特別展「昆虫 MANIAC」とはー

    昆虫は、地球上で報告されている生物種の半数以上となる約100万種を占める最大の生物群です。

    ほとんどは体長1cmにも満たない小さな生物ですが、体のつくりから行動、能力にいたるまで、その多様性は驚くほど高く、変化に富んでいます。世界にはまだ見ぬ昆虫が無数に存在しており、身近な環境にすら将来の新種や新発見が眠っています。

    本展では、国立科学博物館の研究者による、マニアックな視点と研究者セレクトのマニアックな昆虫標本、最新の昆虫研究を織り交ぜ、カブトムシやクワガタムシといったおなじみの昆虫はもちろん、クモやムカデなどを含む「ムシ* 」たちのまだ見ぬ驚きの多様性の世界に迫ります。  


    【開催概要】

    ◇展覧会名:特別展「昆虫 MANIAC」

    ◇会  場:国立科学博物館[東京・上野公園]

          (〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20)

    ◇会  期:2024年7月13日(土)~10月14日(月・祝)

    ◇開館時間:9時~17時 (入場は16時30分まで)

          ※ただし毎週土曜日は19時まで開館延長(入場は18時30分まで)

          ※常設展は17時まで(入場は各閉館時間の30分前まで)

    ◇休 館 日:9月9日(月)、17日(火)、24日(火)、30日(月)

    ◇入場料(税込):一般・大学生 2,100円、小・中・高校生 600円

    ※未就学児は無料。

    ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。

    ※学生証、各種証明書をお持ちの方は、ご入場の際にご提示ください。

    ◇主  催:国立科学博物館、読売新聞社、フジテレビジョン 

    ◇協  賛:DNP大日本印刷

    ◇お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)、03-5814-9898(FAX)

    ◇公式サイト:https://www.konchuten.jp 

    ◇公式X(旧Twitter):@Konchu_MANIAC

    ◇公式サポーター:アンガールズ

    ◇音声ガイドナビゲーター:江口拓也(声優)

    ◇キャラクターコラボ:ど根性ガエルやねん 

    ◇SNS応援隊長:逃げ水あむ(きゅるりんってしてみて)


    ◇監   修:井手竜也[総合監修、ハチ類]/国立科学博物館動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究員

    野村周平[コウチュウ類]/国立科学博物館動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ長

    神保宇嗣[チョウ・ガ類]/国立科学博物館動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究主幹

    清 拓哉[トンボ類]/国立科学博物館動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究主幹

    奥村賢一[クモ類]/国立科学博物館動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究員 


    ※会期等は変更になる場合がございます。※本展は昆虫標本を中心とした展覧会です。「昆虫」以外の「節足動物」の展示も含みます。

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