特別展「やまと絵」と同時開催 特集展示「近世のやまと絵」の公...

特別展「やまと絵」と同時開催  特集展示「近世のやまと絵」の公式図録! 『東京国立博物館所蔵 近世やまと絵50選―江戸絵画の名品―』 2023年10月刊行

土佐派・住吉派・狩野派・琳派らの絵師たちによる百花繚乱の名品。 江戸時代に開花した千年の伝統と美意識!

安政4年(1857)創業、歴史書専門の出版社、吉川弘文館(所在地:東京都文京区本郷、代表取締役社長:吉川 道郎)では、土佐派・住吉派・狩野派・琳派らの絵師たちによる百花繚乱の名品を収載した新刊『東京国立博物館所蔵 近世やまと絵50選―江戸絵画の名品―』を2023年10月初めに刊行し、全国の書店で好評発売中です。

平安時代前期に成立し、1,000年近く描かれ続けてきたやまと絵。四季折々の風景や行事、物語などを題材に、宮廷社会と結びつきながら発展を遂げ、江戸時代には多くの流派の絵師たちがその担い手となりました。本書は、著名な絵師の代表作を含め、東京国立博物館が所蔵する近世やまと絵の中から50点を精選。近世の洗練された美意識を楽しむことができる公式図録です。


http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b630509.html (本書の紹介ページ)


東京国立博物館所蔵 近世やまと絵50選 表紙


【主な目次】

東京国立博物館の近世やまと絵コレクション


I やまと絵の系譜―四季の景物、名所の情景―

  コラム やまと絵の伝統と変容―古代・中世から近世へ―


II 近世やまと絵の担い手たち

  近世土佐派の消長

  住吉派の再興と板谷派の創出

  狩野派―日本美術史上最大の絵師集団―

  岩佐又兵衛―浮世絵のパイオニア―

  琳派―雅の系譜―

  復古やまと絵を担った三人の絵師


III 近世やまと絵と宮廷

   コラム 宮廷と京都画壇―東博コレクションから―


作品一覧

List of Works



【主な収録作品の絵師】

俵屋宗達・土佐光起・狩野永徳・狩野山楽・狩野探幽・住吉如慶・住吉具慶・板谷桂舟・尾形光琳・酒井抱一・田中訥言・冷泉為恭



【『東京国立博物館所蔵 近世やまと絵50選―江戸絵画の名品―』の概要】

編者: 東京国立博物館編

体裁: B5判・並製・カバー装・112頁・オールカラー

定価: 2,640円(税込)

ISBN: 978-4-642-08438-3

URL : http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b630509.html



【編集部に聞きました! ――本書のおすすめポイント】

◆本書は、東京国立博物館(本館 7・8室・特別2室)にて12月3日(日)までひらかれている特集展示「近世のやまと絵―王朝美の伝統と継承―」の公式図録です。この特集展示は、平成館で同時開催中の特別展「やまと絵―受け継がれる王朝の美―」の関連企画です。特別展では平安時代から室町時代の作品を展示しますが、その後の江戸時代にやまと絵がどのように描き継がれてきたのかについて、特集展示で触れることができます。


◆地味と思われがちな江戸時代のやまと絵ですが、しっとりと趣深い作品からキラキラの作品まで、実に個性派揃いの作品が残されています。伝統の継承と新たな個性による洗練された美意識の結晶をご覧ください。


◆本書は、尾形光琳(おがたこうりん)、俵屋宗達(たわらやそうたつ)、狩野探幽(かのうたんゆう)などによる各流派の代表作を含め、東京国立博物館が所蔵する作品の中から50点を精選して掲載。流派や作品をわかりやすく解説します。


◆オールカラーで掲載された図版は、作品の色合いの表現にこだわって仕上げました。特別展の前に「やまと絵」に触れてみたいという方、特別展を見て「やまと絵」をもっと知りたいと思った方におすすめの書籍です。この本で、芸術の秋をお楽しみいただけます。


(吉川弘文館 編集部)



【関連イベント(特集展示)】

近世のやまと絵―王朝美の伝統と継承―

東京国立博物館 本館 7室・8室・特別2室

2023年9月5日(火)~2023年12月3日(日)

https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2621



【会社概要】

株式会社吉川弘文館

所在地 : 〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目2番8号

代表  : 代表取締役社長 吉川 道郎

創業  : 安政4年(1857)

      昭和24年(1949)、株式会社として新発足

事業内容: 歴史学を中心とする、人文図書の出版

URL   : http://www.yoshikawa-k.co.jp/

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