これを読めば猫たちのことがより愛おしくなる! 『猫が歩いた近現代―化け猫が家族になるまで―』5月26日発売!

    猫って、ずっと可愛がられていた訳じゃなかったんだ…。 あなたの知らない「ちょっと昔の猫」の話

    商品
    2021年5月28日 11:00

    安政4年(1857)創業、歴史書専門の出版社、吉川弘文館(所在地:東京都文京区本郷、代表取締役社長:吉川道郎)では、今や愛玩動物の代表として大人気の猫に光を当て、日本人とのこれまでの関わりをさまざまなエピソードを交えて描いた新刊『猫が歩いた近現代―化け猫が家族になるまで―』(真辺将之著)を、5月26日(水)に発売しました。

    化ける・祟るなど、江戸時代には狡猾で恐ろしいイメージだった猫は、どのように今日の地位を獲得していったのでしょうか。文豪たちに愛され、ネズミ駆除で重宝された一方、虐待、軍用毛皮の供出、食糧難による猫食いなど、苦難の路を辿った猫たちへのまなざしの変化を描き、人間社会のなかに猫の歴史を位置づけた注目の一冊です。


    『猫が歩いた近現代』書影


    【主な目次】

    「猫の歴史」を考える意味―プロローグ

    猫の「夜明け前」―前近代の猫イメージ

     猫の「明治維新」と江戸の「猫ブーム」

     明治初期の猫認識

    近代猫イメージの誕生―猫が「主役」になるまで

     明治の文筆家たちと猫

     絵画における「猫の近代」の成立

    国家が起こした「猫ブーム」―猫の三日天下

     「猫畜」を飼え!の大号令

     「猫イラズ」と猫捕り

    猫の地位向上と苦難―動物愛護と震災・戦争

     虐待と愛護のはざまで

     震災・戦争と猫

    猫の戦後復興と高度成長―猫の「ベビーブーム」

     「猫食い」の密行から戦後復興へ

     猫文化勃興と猫の社会問題化

    現代猫生活の成立へ―高度成長終焉以降

     猫生活の劇的変化の時代

     慢性的「猫ブーム」の光と影

     「社会の一員」としての猫

    猫の近代/猫の現代とはなにか―エピローグ



    【著者略歴】

    真辺将之(まなべ まさゆき)

    1973年、千葉県出身。2003年早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻満期退学。2009年、博士(文学)の学位を取得。現在、早稲田大学文学学術院教授、ルーヴェン・カトリック大学客員教授

    〈主要著書〉『大隈重信』(中央公論新社、2017年)、『東京専門学校の研究』(早稲田大学出版部、2010年)、『西村茂樹研究』(思文閣出版、2009年)



    【刊行特別企画】

    猫のボランティア団体に寄付できる!

    ツイッター&インスタグラム #猫が歩いた近現代キャンペーン

    開催期間:2021年5月19日~6月22日

    刊行特別企画として、猫の写真をツイッターかインスタグラムに投稿することで、猫のボランティア団体様へ寄付できるキャンペーンを大好評実施中です。

    (1投稿=22“にゃんにゃん”円)


    詳しくは吉川弘文館ホームページ、またはツイッター、インスタグラムをご覧ください。



    【『猫が歩いた近現代―化け猫が家族になるまで―』の概要】

    著者:真辺将之

    体裁:A5判・並製・カバー装・232頁

    定価:2,090円(税込)

    ISBN:978-4-642-08398-0

    http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b575214.html



    【会社概要】

    株式会社吉川弘文館

    所在地 : 〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目2番8号

    代表  : 代表取締役社長 吉川道郎

    創業  : 安政4年(1857)

          昭和24年(1949)、株式会社として新発足

    事業内容: 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    URL   : http://www.yoshikawa-k.co.jp/

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