科学ジャーナリスト・茜灯里さん著『ビジネス教養としての最新科...

科学ジャーナリスト・茜灯里さん著『ビジネス教養としての最新科学トピックス』(集英社インターナショナル)10月6日刊行

「Newsweek」日本版webサイトの連載コラム「サイエンス・ナビゲーター」から選りすぐりの29本を収録

アップルシード・エージェンシー契約作家、茜灯里さんの新刊『ビジネス教養としての最新科学トピックス』(集英社インターナショナル新書)が10月6日に刊行されました。
本書は、作家で科学ジャーナリストでもある著者が「Newsweek」日本版webサイトで連載しているコラム「サイエンス・ナビゲーター」を書籍化したものです。
最新の科学トピックを文献と共に紹介する同コラムは、2021年9月の連載開始時からほぼ毎週欠かさず、原著論文をもとに「高い専門性」と「ニュース性」を併せ持つ内容で人気の連載です。
本書では、その中から選りすぐりのトピック、29本を収録。刊行時の最新情報に加筆、アップデートした内容となっています。
宇宙視点のSDGs、新型コロナのまとめと展望、ChatGPTの危険性など、今知っておきたい現代科学の最新情報を、わかりやすくコンパクトに解説。忙しい現代人の教養として必須の科学知識が自然と身につく1冊です。

書籍概要(目次より抜粋)

第1章 宇宙
若田光一宇宙飛行士に聞くSDGs/太陽フレア対策/アポロ計画・アルテミス計画/中国が月の新鉱物を発見/確認された太陽系外惑星が5000個超に
第2章 医療
新型コロナウイルスのこれまでと展望/インフルエンザでもmRNAワクチン/日本人の睡眠傾向とリスク/がん細胞だけ攻撃する免疫細胞/世界で進む「糞便移植」/ブタからヒトへの心臓移植
第3章 地球・環境
「ガイア理論」ラブロック博士の功績/地球内核の回転スピードとうるう秒/世界最大「謎」のカットダイヤモンド/飽和潜水法とはなにか/花見に迫る危機/国内唯一の地質時代名「チバニアン」
第4章 生物
両親がオスの赤ちゃんマウス誕生/オスだけ殺すタンパク質「Oscar(オス狩る)」/生魚の寄生虫アニサキスの対策法/サイボーグ・ゴキブリが災害救助?/イルカの知られざる一面/『鬼滅の刃』に登場する「青い彼岸花」の秘密
第5章 アートとテクノロジー
対話型AI「ChatGPT」の危険性/「世界終末時計」の問題点/AI鑑定とルーベンス作品の真贋論争/音楽と科学の深い関係/核融合エネルギーの開発状況/未来予想図の答え合わせ

書誌情報

・出版社 ‏: 集英社インターナショナル
・新書 ‏:‎ 224ページ
・ISBN-13 :‎ 978-4797681307
・定価:968円

著者・茜 灯里(あかね あかり)さんプロフィール

作家・科学ジャーナリスト/博士(理学)・獣医師。
東京生まれ。東京大学理学部地球惑星物理学科卒業、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。東京大学農学部獣医学課程卒業。朝日新聞記者を経て、東京大学、立命館大学などで教鞭をとる。著書に、第24回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作『馬疫』(2021年、光文社)、『地球にじいろ図鑑』(2023年、化学同人)。分担執筆に『ニュートリノ』(2003年、東京大学出版会)、『科学ジャーナリストの手法』(2007年、化学同人)など。
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