コドモン、岩手県陸前高田市の保育所において 保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」導入
株式会社コドモン(本社:東京都港区、代表取締役:小池義則)は、陸前高田市の公立保育所3施設において、当社が展開する保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」(以下コドモン)の運用を、2023年4月より開始することをお知らせいたします。
陸前高田市によると、保育士の事務業務を省力化することで業務負担を減らし、本来の業務である子どもと関わる時間を確保し、保育・教育の質向上を目指します。
【陸前高田市におけるコドモン導入機能(予定)】
●園児台帳
園児の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・保育料設定及び家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、園児毎にあらゆる情報を一元管理する事が可能、園内での園児ごとの情報共有が容易になります。
●登降園管理
園児の登降園時刻を、ICカードを使って打刻することで、出席簿等の作成や延長保育料計算の業務の自動化に繋がります。保護者は、スマホアプリを使用して登降園の状況を家族と共有することが可能です。
●お知らせ一斉配信
保護者への連絡は、クラスや園児を指定しあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで、簡単シンプルに情報配信を行うことができます。メール配信の他に、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けることができます。
●遅刻・欠席・お迎え・延長
登降園時間帯の遅刻・欠席・お迎え・延長などに伴う連絡を、保護者アプリから申請できます。保護者は時間を気にせず瞬時に園に報告することができ、園は電話対応することなくタブレット等でリアルタイムに受け取ることができます。保護者、保育園双方にとって利便性の高い機能です。
●指導案・日誌作成
現在園で使用している帳票をコドモン上にアップロードし使用できます。日誌や発達経過記録・月案等がデータ連携し、一貫性のある指導案の作成が可能です。デジタルを活かした閲覧性の良さ、テンプレート機能の活用、音声入力などを実施することで、作成時間の削減と、指導案及び保育品質の向上が期待できます。
●連絡帳
園児の様子を伝え合う連絡帳を電子化します。保護者はスマホアプリを使って、家庭での様子を選択形式で報告するため、最小限の手間で入力できます。園では、園での様子を写真も活用しながらフィードバックすることができます。
●シフト
園児や児童の登降園・入退室予定と配置基準をもとに、配置が必要な職員数を算出。また職員ごとの「早番」「遅番」などの出勤・休暇日数を集計し、勤務の日数や内容ともに偏りがないよう、労働基準法を遵守し、公平性を保てるようなシフトを直感的な操作で作成できます。また、1日ごとに各職員の時間別配置状況が一覧できるので、急なシフト調整もしやすくなりました。
●園内連絡
保育士同士のナレッジの共有、コミュニケーションをスムーズにします。引き継ぎや朝礼などの情報共有、業務連絡など、口頭では曖昧になりがちな状況共有をコドモン上で送信/共有することで手軽に。全職員が確認できるため園内の状況を把握しやすくなります。メール配信にも対応しているため、出勤外の職員に対しても緊急連絡を迅速に行えます。
●発育・健康記録
健康(午睡チェック/検温/排便チェック)と発達について記録します。発達については日々の保育のなかで「子どもがどのように成長しているか」を「生活」「遊び」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の6領域から選択し、園児一人一人の年齢や発達状態に合わせてチェック形式で記録できます。
●保育ドキュメンテーション
「ドキュメンテーション」とは、こどもが活動に夢中になっている瞬間をとらえて写真とコメントで記録するもので、「こども主体の保育」を実現するうえで有効な手法として近年注目されています。ドキュメンテーションを活用することで、保育者・保護者・こども、それぞれに対話を生み出し、こどもの世界を拡げて学びを豊かにすることができます。コドモンのドキュメンテーション機能は「写真つきの日々の記録」を行うだけで、一括で「日誌・掲示物・連絡帳・週日案」が作成され、同じ内容を何度も記入する必要がありません。掲示物も自動的にレイアウトされるため、写真の切り貼りなどの作業も不要、現場の負担を最小限に保育ドキュメンテーションを実践できます。このドキュメンテーションは玉川大学教授 大豆生田啓友先生監修のもと、コドモンとベネッセが共同開発し2020年より提供が開始されています。
https://www.codmon.com/service/connect/documentation
https://www.codmon.com/service/connect/documentation
◇業務のDX化と業務改善のためのSaaS活用
今まで各国に遅れを取っていた行政のデジタル化を一本化してすすめるための省庁として「デジタル庁」が2021年9月1日に発足しましたが、ICT化推進の重要性は保育や学校の場においても例外では有りません。厚生労働省は「保育士」という職業や、働く場所としての保育所の魅力向上とその発信方法などを検討するため2020年2月から「保育の現場・職業の魅力向上検討会」を実施していましたが、2020年9月30日に発表された報告書(※1)においても、ICTの活用が不可欠と明記されています。また10月20日には、文部科学省より学校における保護者の押印見直しや連絡のデジタル化推進の通知(※2)がなされました。
保育ICTといっても様々な形態があり、なかでもSaaS(※3)といったクラウドサービスは政府情報システムにおいても幅広く優先的に利用することが検討され、下記のようなメリットがあるとされています。
●効率性の向上:多様な基本機能があらかじめ提供されているため、導入時間を短縮することが可能。さらに多くの利用者間でリソースを共有するため、一利用者当たりの費用負担は軽減され、比較的安価に導入できる
●技術革新対応力の向上:新しい機能が随時追加されるため、最新技術を活用し、試行することが容易
●柔軟性の向上:リソースの追加、変更等が容易であり、業務の見直し等の対応が比較的簡易に可能となる。これは、ユーザーの声をもとに既存機能を随時改善していけるといえる
さらに、いくつかあるサービスの中から選定する際に、十分な実績があることがポイントとして挙げられています。これは十分な稼働実績があることでサービスがより現場で使いやすく、新機能の追加等に積極的かつ継続的な投資が行われ、サービス終了のリスクが低いと考えられるからです(※4)。これらは政府における情報システムだけでなく、保育・教育施設向けICTサービスを選定する上でも重要なポイントと言えます。また、SaaSのメリットは経済産業省「SaaS向けSLAガイドライン」においても言及されています。SaaS以外にもパッケージ製品を自社の業務や仕様に合わせてカスタマイズを行いシステムを構築し所有する形態がありますが、これらは導入までの期間が長いだけでなく、対象業務の規模が拡大するという前提で構築するため、回線設備、インフラ面はどうしても過剰投資になりやすいことがあります。しかし、SaaSの場合導入が容易であり、社内にIT専門家がいなくても利用できるなどの特徴があるとされています(※5)。
※1 保育の現場・職業の魅力向上に関する 報告書 P.19 ②ICT 等の活用による業務効率化と業務改善の推進
https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000677595.pdf
※2 学校が保護者等に求める押印の見直し及び学校・保護者等間における連絡手段のデジタル化の推進について(通知)
https://www.mext.go.jp/content/20201019-mxt_zaimu-100002245-1.pdf
※3 SaaSとは、ネットワークを通じて顧客にアプリケーションソフトの機能を必要に応じて提供する仕組みのこと
※4 政府情報システムにおけるクラウドサービスの利用に係る基本方針 P.5 「コラム:正しいクラウドサービスのみを選択」
https://cio.go.jp/sites/default/files/uploads/documents/cloud_policy_20210330.pdf
※5 SaaS向けSLAガイドライン 2008年1月21日
https://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/secdoc/contents/downloadfils/080121saasgl.pdf
保育ICTといっても様々な形態があり、なかでもSaaS(※3)といったクラウドサービスは政府情報システムにおいても幅広く優先的に利用することが検討され、下記のようなメリットがあるとされています。
●効率性の向上:多様な基本機能があらかじめ提供されているため、導入時間を短縮することが可能。さらに多くの利用者間でリソースを共有するため、一利用者当たりの費用負担は軽減され、比較的安価に導入できる
●技術革新対応力の向上:新しい機能が随時追加されるため、最新技術を活用し、試行することが容易
●柔軟性の向上:リソースの追加、変更等が容易であり、業務の見直し等の対応が比較的簡易に可能となる。これは、ユーザーの声をもとに既存機能を随時改善していけるといえる
さらに、いくつかあるサービスの中から選定する際に、十分な実績があることがポイントとして挙げられています。これは十分な稼働実績があることでサービスがより現場で使いやすく、新機能の追加等に積極的かつ継続的な投資が行われ、サービス終了のリスクが低いと考えられるからです(※4)。これらは政府における情報システムだけでなく、保育・教育施設向けICTサービスを選定する上でも重要なポイントと言えます。また、SaaSのメリットは経済産業省「SaaS向けSLAガイドライン」においても言及されています。SaaS以外にもパッケージ製品を自社の業務や仕様に合わせてカスタマイズを行いシステムを構築し所有する形態がありますが、これらは導入までの期間が長いだけでなく、対象業務の規模が拡大するという前提で構築するため、回線設備、インフラ面はどうしても過剰投資になりやすいことがあります。しかし、SaaSの場合導入が容易であり、社内にIT専門家がいなくても利用できるなどの特徴があるとされています(※5)。
※1 保育の現場・職業の魅力向上に関する 報告書 P.19 ②ICT 等の活用による業務効率化と業務改善の推進
https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000677595.pdf
※2 学校が保護者等に求める押印の見直し及び学校・保護者等間における連絡手段のデジタル化の推進について(通知)
https://www.mext.go.jp/content/20201019-mxt_zaimu-100002245-1.pdf
※3 SaaSとは、ネットワークを通じて顧客にアプリケーションソフトの機能を必要に応じて提供する仕組みのこと
※4 政府情報システムにおけるクラウドサービスの利用に係る基本方針 P.5 「コラム:正しいクラウドサービスのみを選択」
https://cio.go.jp/sites/default/files/uploads/documents/cloud_policy_20210330.pdf
※5 SaaS向けSLAガイドライン 2008年1月21日
https://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/secdoc/contents/downloadfils/080121saasgl.pdf
株式会社コドモン 会社概要
◆所在地:東京都港区三田3丁目13−16 三田43MTビル 3F
◆資本金:68,250,000円
◆代表者:代表取締役 小池義則
◆WEB:https://www.codmon.co.jp/
◆事業内容:子どもを取り巻く環境をより良くするための事業を手掛け、働く人にとっても働きやすい組織づくりを体現。子育てに優しい社会に変わるよう多角的に環境整備を行い、社会に貢献する。
◆資本金:68,250,000円
◆代表者:代表取締役 小池義則
◆WEB:https://www.codmon.co.jp/
◆事業内容:子どもを取り巻く環境をより良くするための事業を手掛け、働く人にとっても働きやすい組織づくりを体現。子育てに優しい社会に変わるよう多角的に環境整備を行い、社会に貢献する。
コドモンのサービス
■保育・教育施設向けICTサービスCoDMON
https://www.codmon.com/
保育・敎育施設で働く先生と保護者に対して、子どもたちと向き合う時間と心のゆとりを持っていただくための各種支援ツールを提供するSaaSです。園児情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園管理や、保護者とのコミュニケーション機能など、先生の業務負担を大幅に省力化しながら、保育の質を高める環境づくりの支援をしています。またベビーセンサーなどのIoTデバイスとAPI連携するなど、園内のICT/IoT環境を統合管理できるソリューションを提供。2021年度のサービス継続率は99.8%。2023年2月末時点で、全国約14,000施設、職員約27万人が利用。全国約348の自治体で導入および実証実験の導入が決定。導入施設数・自治体導入施設数・契約自治体数でシェア1位※(2023年1月株式会社東京商工リサーチ調べ)。
https://www.codmon.com/
保育・敎育施設で働く先生と保護者に対して、子どもたちと向き合う時間と心のゆとりを持っていただくための各種支援ツールを提供するSaaSです。園児情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園管理や、保護者とのコミュニケーション機能など、先生の業務負担を大幅に省力化しながら、保育の質を高める環境づくりの支援をしています。またベビーセンサーなどのIoTデバイスとAPI連携するなど、園内のICT/IoT環境を統合管理できるソリューションを提供。2021年度のサービス継続率は99.8%。2023年2月末時点で、全国約14,000施設、職員約27万人が利用。全国約348の自治体で導入および実証実験の導入が決定。導入施設数・自治体導入施設数・契約自治体数でシェア1位※(2023年1月株式会社東京商工リサーチ調べ)。
■保育者向け研修サービス コドモンカレッジ
https://college.codmon.com/
現場で働く保育者の資質や専門性向上に寄与するオンライン研修サービス。時節に合わせたライブ研修と好きな時間に視聴できる研修動画を通して学びの機会を提供します。研修は専門家や有識者が担当し、短時間で現場で活かせる知識を深められます。ICTコドモン利用の有無に関わらず全ての保育関係者が無料で参加可能です。
https://college.codmon.com/
現場で働く保育者の資質や専門性向上に寄与するオンライン研修サービス。時節に合わせたライブ研修と好きな時間に視聴できる研修動画を通して学びの機会を提供します。研修は専門家や有識者が担当し、短時間で現場で活かせる知識を深められます。ICTコドモン利用の有無に関わらず全ての保育関係者が無料で参加可能です。
■採用・保活支援サービス ホイシル
https://www.hoicil.com/
保活中の保護者や求職者と保育・教育施設をつなげる「採用・園児募集支援サービス」です。
施設の魅力を伝えられる専用のホームページを作成しPRすることで、地域の保護者や求職者、保育学生はより自分にあった園を探せます。少子化による定員割れや保育士不足に備え、2,200以上の施設が活用しています。
https://www.hoicil.com/
保活中の保護者や求職者と保育・教育施設をつなげる「採用・園児募集支援サービス」です。
施設の魅力を伝えられる専用のホームページを作成しPRすることで、地域の保護者や求職者、保育学生はより自分にあった園を探せます。少子化による定員割れや保育士不足に備え、2,200以上の施設が活用しています。
■すべての先生を応援する優待プログラム せんせいプライム
https://senseiprime.com/
未来を担うこどもたちの育ちや学びを支える「先生たち」。社会意義の高い仕事をしている先生たちがもっと評価され、もっと応援される社会にしていきたい。そんな想いからスタートしました。保育者・教職者をはじめとするこども施設の職員に対して、社会全体で様々に優遇することで待遇を少しでも改善するためのプログラムを、順次全国で提供いたします。
https://senseiprime.com/
未来を担うこどもたちの育ちや学びを支える「先生たち」。社会意義の高い仕事をしている先生たちがもっと評価され、もっと応援される社会にしていきたい。そんな想いからスタートしました。保育者・教職者をはじめとするこども施設の職員に対して、社会全体で様々に優遇することで待遇を少しでも改善するためのプログラムを、順次全国で提供いたします。
■保育施設向けECサイト コドモンストア
https://store.codmon.com/
施設運営に欠かせない衛生用品や玩具・遊具、施設備品を取り扱っているECストアです。こども施設の使用環境を考慮し、安全で耐久性のある商品を厳選して取り扱っています。バイヤーの選定背景や作り手の想いなども一緒にユーザーへお届けしています。ICTコドモン利用の有無に関わらず、全ての保育施設がご利用可能です。
https://store.codmon.com/
施設運営に欠かせない衛生用品や玩具・遊具、施設備品を取り扱っているECストアです。こども施設の使用環境を考慮し、安全で耐久性のある商品を厳選して取り扱っています。バイヤーの選定背景や作り手の想いなども一緒にユーザーへお届けしています。ICTコドモン利用の有無に関わらず、全ての保育施設がご利用可能です。
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