「松山のティータイムは“お接待の心”を味わえる」愛媛・松山市...

「松山のティータイムは“お接待の心”を味わえる」 愛媛・松山市の魅力を“note”で情報発信する。 第四回のテーマは「和菓子とコーヒー」。 12月13日(火)13時掲載スタート

愛媛県松山市の魅力を全国にお伝えする「松山ローカルエディターズ」は、12月13日(火)13時に第四回の情報を発信。第四回のテーマは「和菓子とコーヒー」です。

今回は、松山の伝統的な和菓子について、長年松山でお茶の先生をされていている飯田みどり先生にお話を伺いました。自分のために買ったり、訪問時に持っていく「日常菓子」。松山の老舗和菓子店などでは“昔の味”が受け継がれていると言います。さらに、茶道の先生でありながら松山のコーヒーにも詳しい飯田先生に、お茶の世界にも通じる美味しいコーヒーが味わえるお店もご紹介いただきました。

是非、 https://note.com/matsuedi/ をご覧ください。


松山ローカルエディターズlogo


松山の和菓子とコーヒー


松山ローカルエディターズは、愛媛県松山市の魅力を全国にお伝えすべく2021年に誕生したチーム。ライター、編集者など、松山市を中心に各方面で活躍する、地元愛にあふれたメンバーが集まり、松山市のコアな情報をお届けします。※松山市シティプロモーション推進課のサポートにより運営しています。(noteは、2022年8月~2023年3月まで毎月更新予定です。)



<松山に残るお接待の気持ちが、和菓子やコーヒーにも通じている!?>

四国八十八カ所を巡るお遍路さんに、お菓子や飲み物などを無償で施すことをお接待と言います。このお遍路さんをお接待する文化は、今も脈々と受け継がれています。お菓子やお茶を施すときのお遍路さんを思いやる気持ちが、現在のお菓子作りやコーヒーを淹れる時の気持ちにも込められているのかもしれません。そんな思いやりやこだわりのあるお菓子やコーヒー店を紹介します。

全国的にも有名な和菓子「坊っちゃん団子」やロールケーキのような松山の「タルト」のおススメ商品から、もっとローカルで愛されている伝統菓子や人気菓子やアイデア菓子、コーヒー店情報などが満載です。


お接待がルーツ?!


飯田先生おすすめの和菓子


<松山市民が愛する味は、こだわりとアイデアで進化が続く味!>

1 松山のローカルな和菓子「醤油餅」。140年続く老舗の挑戦は続く|白石本舗

-松山の「醤油餅」は、磯部焼ではありません。松山の伝統的なローカル菓子-

「醤油餅」と聞くと、磯辺焼きのイメージを持つ人が多いでしょうが、松山人がイメージする醤油餅はちょっと違います。醤油が練りこまれた和菓子で、上新粉に砂糖、醤油、生姜汁を合わせて湯でこね、蒸して作るのが一般的な松山では馴染みのある和菓子です。白石本舗は、明治16年(1883年)開業。餡入り醤油餅の元祖で、餡入りの「あん醤油」、「すや」と呼ばれる餡なしの「すや醤油」、醤油以外にも抹茶や柚子味の看板商品があります。松山のローカルな味として人気が高いです。2023年の開業140周年に記念販売を予定している、玉手箱のような和菓子の試作品も公開していただきました。


お茶や珈琲のおともに


新しいパッケージの8種


140周年記念 試作品


2 地元を愛し、地元民に愛されるまちのお菓子屋さん「林仙堂」。

-家族経営でつなぐ、伝統を守りつつ食べる人のことを思う新たなお菓子も-

昭和35年創業の「林仙堂」。丁寧にこしらえた和菓子から、郷土菓子、和洋の創作菓子までを手作りしています。しかも、そのどれもが手に取りやすい価格とあって、地元の老若男女に愛される老舗です。林仙堂の人気商品「もちもち生どら焼き」は、第26回全国菓子大博覧会で橘花栄光章を受章するなど、名実ともに林仙堂を代表する商品です。「伊予の焼餅 逆みたらし」は、名前の通り餅の中にみたらしのタレを入れた、普通のみたらし団子とは「逆」の商品。タレが口につかず気軽にパクッと食べられるとあって、女性にも人気です。食べる人のことを想うこだわりの商品が並ぶ、地元民に愛されているお菓子屋さんです。


家族経営の林仙堂


もちもち生どら焼き


伊予の焼餅 逆みたらし


3 苦い真実は甘い嘘に勝る--手焼珈琲RODANを訪ねて。

-バリスタではなく、ロースターのご主人は、コーヒーを点てる(たてる)!-

「rodan caffe」のご主人は、松山では名の知れたコーヒーロースター(焙煎人)。人気は、自家焙煎する深煎りの豆。2017年6月、柳井町商店街に「rodan caffe」をオープンしました。ご主人はコーヒーを淹れることを、「コーヒーを点てる」と言います。日本の茶道にも通ずる精神から来ているのだと思いますが、凛とした美しい所作で点ててくれるコーヒーはとても味わい深いです。

「ぼくは抽出を専門とするバリスタではなくて、焙煎を主体とするロースター。前日に焼いた豆を翌日の朝食に使うんですけど、毎朝、妻がコーヒーを淹れてくれるんです。」どんなに不味い豆でも、どれほど美味い豆でも、常に同じ点て方なので、今日の豆の良し悪しがわかります。奥さまと二人三脚でつくりあげた味はブレがないです。


RODANの焙煎室


丁寧に珈琲を点てる


二人三脚でつくりあげた味


松山のお菓子とコーヒー豆を買ってティータイムをお楽しむのもおススメです。

松山にお越しの際は、是非お立ち寄りください。

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