電子レジスター(*)「カシオ」のシェアがトップ。 「2022年電子レジスター調査」

    調査・報告
    2022年6月30日 10:00

    マーケティング・リサーチを手がける株式会社RJCリサーチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山下 光雄)は、この度、電子レジスター(*1)の利用状況調査を実施しましたので、調査結果をお知らせします。

    本調査は2003年以来、毎年継続(*2)して実施しております。


    *1 電子レジスター … POSシステムなどに連動されずに、主に単独で使用されているレジスター

    *2 2020年は新型コロナの社会情勢を鑑み実施を見送り



    ◆『電子レジスターのシェアNo.1は「カシオ」。19年連続でトップ。』

    単独利用の電子レジスターは調査を開始した2003年以来、「カシオ」が19年連続でトップを維持しています。

    電子レジスターを単独利用している188事業所のうち、93事業所(49.5%)が「カシオ」の電子レジスターを利用し、2位の「東芝テック」(12.8%)を大きく引き離しています。2位以下は「東芝テック」と「TOWA」、「シャープ」がシェアを争っています。


    図表1 電子レジスターシェア推移


    業種別にみると、「カシオ」電子レジスターのシェアは飲食店で58.7%のシェアを獲得しています。


    図表2 業種別電子レジスターシェア


    【調査概要】

    調査方法 :電話調査

    調査期間 :2022年6月6日(月)~6月14日(火)

    調査地域 :札幌市

          仙台市

          首都圏(さいたま市、千葉市、東京都区部、横浜市、川崎市)

          名古屋市

          近畿圏(京都市、大阪市、神戸市)

          福岡地区(北九州市、福岡市)

    調査対象 :小売業、飲食店、サービス業の3業種の中から、

          電子レジスターを所有し、レジスターがPOSシステムなどに

          連動されずに、主に単独で使用している事業所

    サンプル数:200事業所

    抽出方法 :調査対象条件を有する業種の事業所数の構成比に準じて

          業種の設定サンプル数を決定

          (令和元年「経済センサス」産業分類、中分類の事業所数より)。

          次に抽出台帳を電話帳とし、

          対象業種に該当する事業所を無作為に抽出。



    【株式会社RJCリサーチ概要】

    1967年の創業以来、日本のマーケティング・リサーチ、世論調査の発展と共に歩んできたリサーチ・コンサルティングの専門機関です。官公庁、総合研究所、広告代理店など幅広いクライアントを有し、50年にわたる信頼と実績に裏付けられた最適な調査企画設計、確実な調査実施、鋭いデータ分析を提供しております。


    URL: https://www.rjc.co.jp/