GfK Japan調べ:2012年上半期 電動アシスト自転車の販売動向

平均売価が上昇し、販売金額は20%増加

 ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:朝比奈 進)は、全国のGMS、ホームセンターおよび家電量販店における電動アシスト自転車の販売動向を発表した。

図1.電動アシスト自転車 販売台数推移と前年同月比
図1.電動アシスト自転車 販売台数推移と前年同月比

【概要】
・2012年上半期の電動アシスト自転車販売は数量前年比17%増、金額前年比20%増。


【2012年上半期における電動アシスト自転車の販売動向】
 2012年上半期(1-6月)における電動アシスト自転車の販売台数は前年同期比17%増となった。前年の3~4月は、東日本大震災後、通勤・通学の手段として一気に需要が高まり、大幅な販売伸長を記録した。この高い前年実績に対し、2012年上半期は各月ともに前年の販売台数を上回った。季節柄から販売が滞る1月も旧モデルの販売が堅調に推移し、前年同月比54%増と高い販売水準に至った(図1)。

図1.電動アシスト自転車 販売台数推移と前年同月比
http://www.atpress.ne.jp/releases/28669/1_1.jpg


【幼児同乗可能モデルが伸長】
 2012年上半期の特徴として、平均価格の上昇が挙げられる(図2)。これにより販売金額は前年同期比20%増となり、販売台数の伸びを凌ぐ結果となった。金額ベースの伸長の背景には、バッテリーの大容量化に加え、規模は限定的であるが、高単価な幼児同乗可能モデルの販売増がある。2012年上半期における幼児同乗可能モデルの数量構成比は前年同期から8ポイント増の18%へ拡大した(図3)。商品数が増え、フレームカラーなど選択の幅が広がったこと、また、品質向上に加え、価格的にも購入し易い商品が増えてきたことも、この成長に弾みをつけている。

図2.電動アシスト自転車 平均価格(税別)
http://www.atpress.ne.jp/releases/28669/2_2.jpg

図3.幼児同乗可能モデル販売台数構成比と平均価格(税別)
http://www.atpress.ne.jp/releases/28669/3_3.jpg


■ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社
 ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する調査会社、GfKグループの関連会社である。
 オプティックス製品、ゴルフ用品、映像ソフトウエアなどの分野において、POSデータ・店舗監査データを基に推計した市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供している。

URL: http://www.gfkrt.com/japan


※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。

カテゴリ:
調査・報告
ジャンル:
その他乗り物
取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

  • 会社情報