2.4GHz-LoRa通信を利用した『測距・測位システム』を、 Braveridge、コマス、Gadgetechの3社で共同開発

～11/17～19開催の「ET ＆ IoT 2021」に参考出品～

2021.11.16 11:00

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株式会社Braveridge(ブレイブリッジ、本社：福岡県福岡市西区、代表取締役社長：小橋泰成、以下 Braveridge)と、株式会社コマス(本社：神奈川県横浜市港北区、代表取締役社長：叶内禎宏、以下コマス)、株式会社Gadgetech(ガジェテック、本社：福岡県福岡市博多区、代表取締役社長：碕山敏明、以下 Gadgetech)の3社は、2021年11月16日、2.4GHz-LoRa通信を利用した『測距・測位システム』を共同開発したことを発表しました。

■2.4GHz-LoRa 測距・測位システム

2.4GHz-LoRa通信を用いて、2点間の通信応答時間を測定することによって2点間距離を測定します。この測距を複数点の間で行うことで動体の位置測位を可能にし、その経路を可視化します。

測距・測位の仕組み

■3社による共同開発の概要

2.4GHz-LoRa『測距・測位システム』の開発にあたっては、コマスがその動作原理となる測距・測位技術を確立させ、充分な精度を実現しました。Braveridgeは通信部となる「2.4GHz LoRa/Bluetooth(R)LEコンボモジュール」の開発とそれを使用した「測距デバイス」のハードウェア部分の設計開発を担当しました。そして、この測距デバイスの組み込みソフトを含めた全体のソフトウェア開発をGadgetechが担当しました。

PILEz無線通信ユニット

■今後の展開

この共同開発した2.4GHz-LoRa 『測距・測位システム』を、「船舶離着桟支援用システム」として活用。岸壁など固定部分と船舶に測距デバイスを複数設置し、船舶の現在位置を測位、その航跡を可視化します。さらに今後は、「クレーンの衝突回避システム」、「車両位置管理システム」などへの展開を予定しています。