不正なパスワード共有を把握するための 「Suspicious Activity Report」を発表

    サービス
    2021年6月23日 10:00

    PIANO Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:江川 亮一)は、サブスクリプションサービスの不正なパスワード共有を把握するための「Suspicious Activity Report」を発表いたしました。


    Suspicious Activity Report


    新型コロナウイルス感染症の流行に起因した、メディアサブスクリプションの増加に伴い、住居を共にしない家族や友人間でのアカウントパスワードの共有も、当然のことながら増加しています。Netflixが不正共有を取り締まるための警告表示を開始( https://mobilelaby.com/blog-entry-netflix-account-sharing-crackdown-test.html )したことで、収益損失が危ぶまれるパブリッシャーも後に続き、動き始めています。

    PIANOはこのパスワード不正共有問題を受け、新たに「Suspicious Activity Report」をリリースいたしました。このソリューションは、パブリッシャーがパスワードを不正共有しているユーザーを特定し、そのユーザーと適切なコミュニケーションを図ることで、正規の価格・条件でサイト訪問させるよう導きます。不正共有が起こる頻度を把握することにより、発生件数を抑え、正規会員登録者数増加を促進します。

    「Suspicious Activity Report」は、リアルタイムでパスワード共有の疑いのあるユーザーを把握することができ、PIANOを採用している他社のパブリッシャーと比較したベンチマークデータの他、パスワードを不正共有しているユーザーを取り締まる機能を提供します。レポートは次の3つのカテゴリーに基づき、モニタリング結果を表示します。


    1. かなり疑わしい:異なる場所から、複数のデバイスでコンテンツにアクセスしているユーザーです。自社サイトのこの層の数値を、PIANOを利用している他のサイトの数値と比較することが可能です。


    2. 疑わしい:2つの異なるデバイスから同時にコンテンツにアクセスしているが、必ずしも異なる場所にいるとは限らないユーザー(「かなり疑わしい」カテゴリーのユーザーは除く)


    3. 疑わしくない:同一アカウントで、重複したセッションがないユーザー

    このレポートから取得できるインサイトは、以下の項目を実行することにより、サブスクリプションビジネスの更なる拡大が期待できます。



    ●パスワード共有を行っているユーザーに、パスワード共有に関する規制や、新しいサービスの提案についてのコミュニケーションを取る

    ●A/Bテストや、多様なサブスクリプションオファー(例:ファミリー共有サービスなど)を導入して、サブスクリプション戦略を発展させる

    ●企業向けのサブスク契約(サイトライセンス機能)を導入し、1つの契約で複数のユーザーが簡単にアカウントにアクセスできるようにする(BtoBビジネスの場合)



    Suspicious Activity Reportについての詳細はこちら( https://docs.piano.io/suspicious-activity-report/ )をご覧いただくか、お気軽に担当のアカウントマネージャーまでご連絡ください。



    【PIANO、PIANO Japan株式会社について】

    PIANOはサブスクリプションビジネスを実施、促進するための統合したプラットフォームを提供しています。

    グローバルで業界をリードする350社以上のお客様にご導入いただいており、その多くはメディア企業となります。

    AIやマシーンラーニングを利用し、性別や年齢、年収といった様々な顧客のデモグラフィックデータを構築することで、有効なマーケティング施策や、広告収益の向上にご活用いただいています。

    PIANO Japanの製品に関する詳細は https://piano.io/ja にてご確認いただけます。

    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら。
    プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

    PIANO Japan株式会社

    PIANO Japan株式会社