ビジュアル書籍『絶滅動物図鑑　地球から消えた生き物たち』発売中！

アノマロカリスからドードーまで動物の歴史、6億年の全記録

2021.06.21 11:30

日経ナショナルジオグラフィック社（代表：滝山晋、所在地：東京都港区虎ノ門）は、『絶滅動物図鑑　地球から消えた生き物たち』を6月21日（月）に発行します。

　本書は、カンブリア紀の不思議な生き物から人類の祖先まで全87種を、ナショナルジオグラフィックならではの、豊富なイラストとわかりやすい解説で紹介したビジュアル図鑑です。

　46億年の地球の歴史、そして35億年以上にわたる生命の歴史の中で、動物の歴史は6億年。この間、壊滅的な大量絶滅が5回あり、そのたびに全生物種の4分の3以上が姿を消したと言われています。生命の歴史は、まさに絶滅の歴史でもあります。

　カンブリア紀の海の生き物の頂点、アノマロカリス。翅開長70cmの巨大トンボ、メガネウラ。ジュラ紀から白亜紀にかけて動物界の王者として君臨した恐竜たち。その後に繁栄した哺乳類、そして最古の人類へ。本書に取り上げられている動物たちの姿形を見ると、それそれの種がいかに環境に適応しようとして進化してきたかのがわかります。6億年という時間軸で、現れては消えていく「種」を俯瞰すると、知らなかった無数の動物たちが、かつて地球上に、今、自分がいるこの場所にも生きていたという事実に思い至ります。

　この夏、大人から子どもまで絶滅した生き物の歴史を堪能できる一冊です。