解熱鎮痛薬ユーザーの仕事中の服用実態調査 仕事中の頭痛や生理...

解熱鎮痛薬ユーザーの仕事中の服用実態調査  仕事中の頭痛や生理痛は我慢しないで! でも解熱鎮痛薬を服用する前には、 眠くなりやすい成分をチェック!

ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、解熱鎮痛薬ユーザーを対象に様々な調査を実施しています。春は、新たな仕事を始める人が多い季節です。新型コロナウイルス感染症の拡大で、在宅勤務などの新しい働き方も増えています。そこで、有職の解熱鎮痛薬ユーザーを対象に、仕事中の解熱鎮痛薬服用実態を調査した結果から、仕事中、頭痛や生理痛などの痛みに対し、解熱鎮痛薬を選ぶ時のポイントをまとめました。



【調査概要】

・期間:2020年10月26日(月)~11月4日(水)

・方法:インターネット調査

・対象:<スクリーニング> 18~60代 男女計10000名

    <本調査>     18~60代 男女計849名

    解熱鎮痛薬を自ら購入しており、2~3か月に1回以上服用している有職者



■サマリー

(1)有職解熱鎮痛薬ユーザー(以降、有職ユーザー)の解熱鎮痛薬の服用は、「仕事中」が多く、痛みがあるけれど、「がんばりたい時」「やることがある時」に服用する人が多くいました。

(2)有職ユーザーの12%は、解熱鎮痛薬を服用後に眠気を感じて困ったことがあると答えました。

(3)有職ユーザーが解熱鎮痛薬服用後に眠気を感じたシーン第1位は「パソコン作業」でした。服用後の眠気のために集中力や思考力が低下し、「眠ってしまって笑われた」、「実力を発揮できなかった」など、仕事中に失敗してしまった経験もありました。

(4)解熱鎮痛薬には眠気を誘う薬もあります。仕事中など、がんばりたい時・やることがある時の痛みには、薬の成分を確かめて選ぶことが大切です。



■結果

1. 有職ユーザーが解熱鎮痛薬を服用するのは仕事中!痛みを感じたらすぐ服用している人が多い!

有職ユーザーに過去3年間で解熱鎮痛薬を服用したシーンをたずねると、「仕事中(65%)」が最も多く、「洗濯・掃除・調理などの家事(22%)」のような生活シーンよりも多い結果でした。服用タイミングについては、「痛みが出ればすぐ」服用すると答えた人が78%(「非常にそう思う」、「かなりそう思う」、「ややそう思う」の合計)、「頑張りたい時」「予定がある時・やることがある時」に痛みが出たときに服用すると答えた人がそれぞれ59%でした(図1)。


図1


図1 解熱鎮痛薬の服用タイミングについての意識(n=849)

*端数処理のため合計は100%となっておりません。



2. 有職ユーザーの12%は解熱鎮痛薬服用後に眠気を感じて困った経験あり!

有職ユーザーのうち、解熱鎮痛薬服用後に眠気を感じて困った経験者は12%(100名)でした。眠気を感じて困ったシーンとしては、「パソコン作業時(50%)」が最も多く、次いで「頭で考える・検討している時(39%)」が挙がりました。また、フリーアンサーでは、「会議中に眠ってしまって笑われた」などの失敗談の他、「実力が出せなかった」など仕事のパフォーマンスが低下してしまったことが挙がりました。


https://www.atpress.ne.jp/releases/255767/img_255767_2.png

図2 仕事中、解熱鎮痛薬を服用して眠気を感じて困ったシーン (MA, 服用後に眠気を感じ、困った人n=100)


解熱鎮痛薬服用後に眠気が来て困ったこと(フリーアンサーより抜粋)

・仕事の会議中にうとうととしてしまって、数名に笑われたことです。(40代男性)

・物事に集中できなくなり、業務に支障が出たり、パフォーマンスが落ちて自己嫌悪に陥ってしまいました。(40代男性)

・車の運転ができない(運転をしないようにした)(60代男性)

・上司が真剣に話をしているのに、全然話が入ってこなかった(20代女性)

・立ち仕事なので、瞼が重くなり、時間がたつのが遅く感じた。(30代女性)

・集中力がとぎれてしまい残業をすることになった。(30代女性)

・昼休みを過ぎても寝てしまった。(40代女性)

・仕事中に眠気が起きてしまい、思いっきり船をこいでしまって隣りの席の同僚に気づかれました。(40代女性)

・パソコンを使っている時に眠くなると、入力を間違えてしまう。(50代女性)

・仕事で、プレゼン時に実力を発揮できなかった。(60代女性)



■まとめ

有職の解熱鎮痛薬ユーザーが解熱鎮痛薬を服用するシーンは、仕事中が多く、痛みを感じたらすぐに服用する人が多いという結果でした。一方で、解熱鎮痛薬を服用した後に眠気を感じ、仕事に影響が出て困った経験がある人は1割いました。解熱鎮痛薬の中には、眠くなりやすい成分を含むタイプの薬もあります。在宅勤務の機会が増えた結果、パソコンに向かっている作業も増えていると予測されます。仕事中など、頑張りたい時や、やらなければいけないことがある時に痛みを感じてしまった時には、解熱鎮痛薬の特徴に合わせて服用する薬を選ぶことが大切です。

新しい仕事のスタートの時期、当社は、ひきつづき、解熱鎮痛薬の選び方や服用の仕方について、よりわかりやすく情報発信をしてまいります。

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