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MOF資格を持つソムリエ、ドミニク・ラポルト氏が初監修! フランス向け、GI灘五郷・GIはりま認定酒裏ラベル完成

灘五郷酒造協同組合(神戸市東灘区御影本町、理事長:嘉納 健二)、はりま酒研究会(姫路市北条永良町・姫路酒造組合内、代表:田中 康博)はこの度、フランスでのGI灘五郷・GIはりまの認知拡大を図るため、ブランドナビゲーターであり、MOFの資格を持つソムリエのドミニク・ラポルト氏に輸出用(フランス版)の裏ラベルの監修を依頼し、この度、主な21銘柄(GI灘五郷:6社7銘柄、GIはりま:7社14銘柄)の裏ラベルが完成しました。



国内流通向けの裏ラベルには昨今、日本酒の基本情報のほか、杜氏の思いや、その酒の製法など、詳細な情報を明示する傾向にありますが、輸出向けには、通関に必要な最低限の情報のみに止まっており、フランスの販売側から改善課題として指摘されています。今回、同氏が監修した裏ラベルには、商品名、蔵元名、日本酒のタイプのほか、新たな試みとして、プロが最終消費者に伝えやすいよう、ワインの評価基準を参考に香り、味わい、風味、温度帯別に合わせる食材の提案をフランス語で明記しています。

さらに、監修者の顔写真とサインを入れることで、プロはもちろん、フランス人消費者に対して、食中酒として日本酒、それぞれの個性の識別性を高め、訴求力や信用力の強化を図っています。


「田中酒造場・白鷺の城 縁結 結寿」版


「白鶴酒造株式会社 翔雲 純米吟醸 白鶴錦」版


完成した裏ラベルについてドミニク・ラポルト氏は「GI灘五郷とはりまの日本酒をより身近に感じられる、わかりやすい裏ラベルが、完成したこと大変、嬉しく思います。日本で唯一、2つのGIを有する兵庫県のお酒の違いを理解して味わい、もっと日本酒を知りたくなっていくことを願います。」と語りました。

また、フランスの日本酒輸入業者である、GALERIE K PARIS代表の宮川 圭一郎氏(Kura Master運営委員長 / L'Ecole des Maitres du sake Paris校長)は、「今までMOFソムリエが監修したラベルというものがフランスに存在しなかった。香りや味わいが的確にわかることは、今後のフランスでの日本酒展開には必要だったと改めて感じた。さらに、サービス温度が違うと料理の提案も変わるという新しい視点に驚かされた。フランスの料理に合わせて具体的にその例を示していることや、Type de sake:JUNMAI DAIGINJOと明確に記載のあることで、さらに、一般ユーザーの理解を深めやすくなったことも大きなポイントだと思う。」と完成した裏ラベルを高く評価しました。


灘五郷酒造協同組合、はりま酒研究会は、協力して、海外向け裏ラベルの改善を図り、YouTube公式チャンネル開設するなど、積極的な展開によって、今後、増えていくと予想される他のGI日本酒との差別化、及びGI灘五郷、GIはりまのブランドイメージの向上を図ります。



<参考>

公式YouTubeチャンネル名: GI NADAGOGO&HARIMA

URL          : https://www.youtube.com/channel/UCiwPfEp4MDwUuE_f-oLFqww


GI NADAGOGO&HARIMA


<ドミニク・ラポルト氏プロフィール>

フランスソムリエコンクール優勝 MOF(フランス国家最優秀職人章) Kura Master審査員


【略歴】

1972年 11月生まれ。南仏のベジエ市で育ち、ニームでソムリエの専門教育を受ける。

パリのホテルムーリスを始め、数々のパラスホテルやレストランで勤務。

1997年 25歳の時フランス若手ソムリエコンクール優勝。

2004年 32歳でフランスソムリエコンクール優勝。

    同年に MOF(フランス国家最優秀職人章)獲得。

欧州ソムリエコンクール第3位。

ワイン生産およびレストランへのコンサルタント業務を中心に活躍。

特にエビアンやバドワと契約し水を分析。水をワインのように解説しながら料理とのペアリングを提案。

2011年 ドミニク・ラポルト ワインスクールをモンペリエ市で開校。

ワイン文化、ワイン分析やペアリングなど広く、わかりやすい内容の講義に定評がある。

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