Okage株式会社が総額5.5億円の資金調達を実施 ~フード...

Okage株式会社が総額5.5億円の資金調達を実施  ~フードサービスDXプラットフォームとして、 飲食店のDX支援を加速~

飲食店向けにモバイルオーダー、セルフレジ、モバイルPOSなどを提供するOkage株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:内田 善久、以下「当社」)は、以下の事業会社、ベンチャーキャピタルおよび既存株主を引受先とした第三者割当増資と、金融機関からの融資により、総額5.5億円の資金調達を実施いたします。これにより当社の累積資金調達額は約10億円となります。今回の調達により、当社が提供する「Okageシリーズ」を「フードサービスDXプラットフォーム」として進化させるためのシステム開発体制の強化を行い、提供済み機能の強化、新規機能の開発を加速させます。


Okage株式会社ロゴ


【第三者割当増資引受先】※順不同

・ KDDI株式会社(KDDI Open Innovation Fund)(既存株主)

・ 農林中央金庫

・ TBSイノベーション・パートナーズ合同会社(TBSイノベーション・パートナーズ2号投資事業組合)

・ 合同会社K4Ventures

・ みずほキャピタル株式会社(みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合)



【デットファイナンス】

・ 株式会社商工組合中央金庫、他

フードサービスDXプラットフォーム


■フードサービスDXプラットフォームとしてのOkageシリーズ

当社が提供するOkageシリーズは飲食業界に特化したモバイルオーダー&POSシステムとして、2016年のサービスリリース以来、一貫してフルクラウドによる統合管理をコンセプトに、飲食店様がオペレーション負荷を軽減しながら売上拡大できるよう、サービス提供、機能開発を進めてまいりました。その結果、大手チェーン店様から中小個人店様まで、幅広いお客様にご利用頂いております。

特にモバイルオーダー、セルフレジなどの省力化サービスは、業界でもいち早くサービス提供を行ってきたことにより、近年のモバイルオーダー・セルフレジマーケットの拡大とともに、多くの飲食事業者様から多数のお申込み、お問い合わせを頂いております。


当社は、このたびの資金調達により、これまでに提供してきた当社のサービスを更に進化させることで、「フードサービスDXプラットフォーム」としての位置づけを目指してまいります。


飲食業界においては、コロナの影響もあり、急速なDX(デジタルトランスフォーメーション)が求められております。これまで、「外食産業」という名の通り、飲食事業者様のビジネスモデルは店舗を出店してお客様に来店いただくという形が主流でしたが、今後は、イートインだけでなく、テイクアウト・デリバリーなどの中食市場やECを活用した内食市場の取り込みなど、外食産業の「フードビジネス化」が急速に進展すると考えております。

またBOPISやクラウドキッチンなどの新しいテイクアウト・デリバリー専門業態や、スマートロッカーなどの非接触ピックアップ、配膳ロボット・調理ロボットを始めとしたロボティクスやカメラセンサーなどのIoTセンサー活用による省力化やCX向上策も普及していくことが予想されます。また、フードロスの削減は社会課題として飲食業界全体で取り組むべき重要課題となっていくと考えております。


そのような中、当社は、飲食事業者様が外食、内食、中食の垣根を超えて、フードビジネス化によるビジネスの再構築と経営改善、社会課題の解決を迅速に進められるように、Okageシリーズを「フードサービスDXプラットフォーム」と位置づけて、これまで以上に飲食事業者様のDXを強力に支援してまいります。


具体的には、オフラインチャネルの店舗とオンラインチャネルのテイクアウト・デリバリー・ECにおける商品情報、食材在庫や席在庫などの在庫情報、顧客情報などをクラウドで統合管理することにより、リアルタイムなレコメンデーションによる販売促進を実現し、ダイナミックプライシングによる需要の平準化など、売上向上とオペレーション負荷低減を同時に実現できる革新的なサービスの提供を行ってまいります。



■資金調達の目的

このたび調達した資金の主な使途は以下の3つです。


フードDXプラットフォームとしての各種機能の強化

・モバイルオーダーハブとしての機能強化(マルチチャネルプロダクションマネジメントなど)

モバイルオーダーハブとして複数のテイクアウト/デリバリーサービスからのオーダーや食材在庫を一元管理できる機能を強化します。

・UI/UXの強化

直感的で使いやすいユーザーインターフェイス提供のため、各種アプリや管理画面のユーザビリティを改善します。

・大手チェーン店、商業施設向け機能強化

大手チェーン店、商業施設向けに複数店舗管理機能を強化します。



■各社からのコメント(順不同)

<KDDI株式会社(KDDI Open Innovation Fund)>

・経営戦略本部 ビジネスインキュベーション推進部長 中馬 和彦

すべての産業が一様に影響を大きく受けるデジタルトランスフォーメーション(DX)の時代において、長年リアルの世界でサービスを提供されてきた飲食業の方はまさにその変革の主役であると考えています。

飲食業におけるデジタル変革のツールとしてOkageのモバイルオーダーソリューションを活用頂き、社会の発展に貢献できるよう引き続き支援を続けてまいります。


<農林中央金庫>

・常務執行役員 松本 恭幸

農林中央金庫は、食農バリューチェーンの最適化や農林水産業の成長産業化を通じた生産者所得の向上を目的に、戦略的な出資と事業支援に取り組んでいます。Okageの事業領域である外食業界は、食農バリューチェーンの最終消費額の約3割を占める重要な産業であるものの、人手不足と新型コロナで苦境に立たされています。Okageのサービスは、外食産業のDX化による課題解決と、それに伴う食品流通の効率化、高度化を進展させることを期待して出資を決めました。我々もOkageの事業に協業してゆくことを楽しみにしています。


<TBSイノベーション・パートナーズ合同会社>

・代表パートナー 片岡 正光

新しい生活様式の中で、定着していくであろうモバイルオーダーペイメントは、行列回避の一助となり、ライブエンターテイメント領域でも今後必須になるツールだと確信しております。Okage社の皆さんと共に飲食業界のみならず、ライブエンターテイメント領域でのDXも推進していきたいと考えております。


<合同会社K4Ventures>

Okage社は、今後需要の拡大が見込まれるモバイルオーダー・セルフオーダー市場に対して、現場のニーズに基づいたユニークな取り組みを行っています。関西電力グループのCVCであるK4Venturesは、ベンチャー企業と関西電力グループとの架け橋となり、事業連携等を通じてOkage社の更なる成長に向けて、引き続き支援していきます。今回調達した資金を有効に活用し、チームと事業のさらなる成長へ繋がることを期待しています。


<みずほキャピタル株式会社>

・投資第5部 部長 根本 丈司

飲食業界は、コロナ禍の影響を大きく受けたことで急速にDX化が進んでおります。Okage社は、モバイルオーダーシステムやセルフレジ等飲食業界向けの様々なDX支援ソリューションを提供しており、足元飲食業界からの注目が高まっております。

みずほグループの取引先には飲食業界も多いため、Okage社と伴走しながら飲食業界の成長支援にも貢献していきたいと考えております。



■Okage株式会社について

当社は、「オーダーテイメントでおもてなしの未来を創造する」をキャッチフレーズに、モバイルオーダーやセルフレジを中心にクラウドで店舗データを一元管理できるフードサービスDXプラットフォーム「Okageシリーズ」を提供しております。


「Okageシリーズ」は、

モバイルオーダー&ペイ「Okage Go」、タブレットセルフオーダー「オーダーブック」、タブレットセルフレジ「Okageセルフレジ」、タブレットキッチンディスプレイ「Okageキッチンディスプレイ」、モバイルPOS「Okageレジ」「Okageレジハンディ」、デジタルサイネージ「OkageCast」といったサービス群を一つのメニューマスターで一元管理できるフルクラウド型システムです。メニューイメージをそのままオーダー画面にできるフリーレイアウトかんたん編集機能(特許登録済み)による軽快かつシズル感あふれるUI/UXを特徴とし、お客様のスマートフォンから店内からと店外から注文ができる2タイプのモバイルオーダー「Okage Go」は、コロナの影響下の中、売上拡大とオペレーションコスト軽減を同時に実現できる新たな非接触型ソリューションとしてご評価を頂いております。


当社は、今後とも、飲食事業者様のフードサービス化のDX支援とともに、キャッシュレス社会の実現、食品フードロスの削減などの様々な社会課題の解決に貢献してまいります。



■会社概要

会社名 : Okage株式会社

所在地 : 〒104-0044 東京都中央区明石町7-14 築地リバーフロント4階

代表  : 代表取締役CEO 内田 善久

設立  : 2009年6月17日

事業内容: フードサービスDXプラットフォーム 「Okageシリーズ」の開発・運営・販売

URL   : https://okagekk.com

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