＜大田区文化振興協会作品＞馬込文士村演劇祭2020映像編「空想舞台」 2月24日(水)からYouTubeで無料配信中

2021.03.16 11:00

公益財団法人大田区文化振興協会(所在地：東京都大田区、理事長：上條俊昭、以下：当協会)は、2021年12月に開催を予定している「馬込文士村演劇祭」に先駆けて制作された短編映像「空想舞台」を現在当協会YouTubeチャンネルで無料公開しています。

「馬込文士村演劇祭2020」映像編「空想舞台」

短編映像「空想舞台」視聴URL： https://www.youtube.com/watch?v=gG0Qa4p4wRw

■「馬込文士村演劇祭2020」映像編「空想舞台」製作の背景

当協会では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、多くのコンサートやイベントが公演中止となりました。外出自粛が続き、自宅で過ごす時間が増えた今、少しでも身近に文化・芸術を感じられる機会を提供したく、映像作品を制作し随時公開しています。現在では当映像を含めて43本公開しています(※1)。

今回の短編映像は、当協会の「OTAアート・プロジェクト(※2)」の一事業として企画している2021年12月開催予定の「馬込文士村演劇祭」の魅力を約55分間で楽しめる短編映像作品です。

「馬込文士村演劇祭」では、「馬込文士村」の小説家、翻訳家、詩人らが執筆した作品や、同時期に大田区に在住していた作家の作品、大田区を舞台にした作品など、舞台芸術を見慣れない方も気楽に上質な作品を「ちょい呑み」ならぬ「ちょい覗き」の感覚で観られる30分前後の作品を複数上演する予定です。地域の作家と直結した、地域密着型の今まで日本になかったタイプの演劇祭で、かつての「馬込文士村」に思いを馳せるいわば「聖地巡礼型の演劇祭」です。開催に向け、プロジェクトを応援してくださる支援者をクラウドファンディングで募集しています。

当協会は今後も「新しい日常」に合わせた様々な地域文化振興事業に全力で取り組んで参ります。

(※1)外部提供動画を除く

(※2)“アートでまちづくり”をテーマに大田区に点在する様々な文化芸術に関わるヒト・モノ・コトを資源として紹介し、未来に向けて新たに共創していくための創造プロジェクトです。

クラウドファンディングの詳細： https://camp-fire.jp/projects/view/380082

　　　　　　　　　　　　　　　キャンプファイヤー内「Goodmorning」

■短編映像「空想舞台」概要

映像のワンシーンよみしばい『星の王子さま』(Theatre Ort)

映像のワンシーン『空想部落』(劇団山の手事情社)

内容　　　　：大正後期から昭和初期にかけて、川端康成、宇野千代、尾﨑士郎、北原白秋といった名だたる作家、詩人、芸術家たちが住んでいた「馬込文士村」。当時の記憶が薄れつつある「馬込文士村」を地域の貴重な文化資源としてとらえ、彼らの残した作品を演劇やダンス、歌といった様々な表現手法による実演芸術で蘇らせ、紹介する「馬込文士村演劇祭」の開催に先駆けて製作されたPR映像です。「馬込文士村」とは何かをわかりやすく伝え、演劇祭とその参加アーティストの魅力を紹介します。

タイトル　　：空想舞台

動画URL　　　： https://www.youtube.com/watch?v=gG0Qa4p4wRw

　　　　　　　　(無料で視聴できます)

出演　　　　： Theatre Ort(シアターオルト)、

　　　　　　　　清水宏、CHAiroiPLIN(チャイロイプリン)、日本のラジオ、

　　　　　　　　劇団山の手事情社

主催　　　　：公益財団法人大田区文化振興協会、大田区

アートディレクター　　：安田雅弘(劇団山の手事情社主宰・演出家)

映像ディレクター・編集：米本直樹

撮影監督　　：鈴木正実

企画制作協力：劇団山の手事情社( https://www.yamanote-j.org/ )

協力団体　　：一般社団法人大田観光協会、NPO法人馬込文士村継承会、