【記事公開】「ホームネット」管理部ママさん社員インタビュー

    〈「支え合いながら、私たちらしく働く」仕事と子育てのリアル〉|property technologies

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    2025年6月30日 09:00
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    今回は、産休・育休を終え、子育てに奮闘しながら仕事もしているママさん社員である、総務部の澤田さん、管理部の所さんと山内さんにお話を伺いました。

    ホームネットは、中古マンションのリノベーション事業を核とする住まいの専門企業です。東京に本社を構え、札幌から沖縄まで全国15都市にて、リノベーションによって新たな価値を加えた物件を販売しています。

    長年ホームネットに携わり、結婚・出産を終え、子育てと仕事を両立している、3人のママさん社員。彼女たちが日々の業務と子育てをどのように両立させているのか、その実体験や工夫、そして会社のサポート体制などについて、率直な声をお届けします。

    まずは、入社からの経緯と現在の職種について教えてください

    澤田:
    前職は経理事務をしており、2015年7月に人事総務担当として入社をしました。今は総務部で主に労務と健康経営を担当し、社員のみなさんの健康管理をしています。

    所:
    前職は営業職をしていましたが、事務職に関心があったので、2015年10月に経理事務として入社し、今も経理担当をしています。

    山内:
    私も事務職に関心があったので、2015年11月に営業事務として入社し、子育てと両立がしやすいように、期日がある程度決まっている経理事務に部署異動しました。長く一緒にいる所さんと同じ部署になり、仕事とプライベートの両立ができるように助け合いながら日々を過ごせているので、とても心強いです。

    産休・育休に入る前と入った後で、気持ちの変化はありましたか?

    澤田:
    上の子どもがいるので、休暇前の不安はありませんでした。ただ、下の子どもが双子なので、子育てが想像以上に大変で、生後10カ月頃には早く復帰したいと感じました。仕事は自分でスケジュールを立てて進められますが、家事・子育てはなかなか思い通りにいかないので、正直なところ「仕事がしたい!」という気持ちが強かったです。

    所:
    私は休暇に入る前、新しい経理担当者の入社と自身の休暇が重なってしまい、直接業務を引き継げなかったことが少し気がかりでした。休暇中は澤田さんと同じで、自宅とは違う世界である職場に行きたかったですね。復帰後は自分の時間ができ、仕事ができることがとても嬉しかったことを覚えています。

    山内:
    休暇前後で特に不安はありませんでしたが、休暇中にグループ内で新しい会社が設立されたり、本社オフィスが広くなっていたりと、会社の見た目や体制が大きく変わっていて、一瞬「知らない会社にいるみたい」と感じたのは面白い経験でした(笑)。

    みなさん早く仕事復帰したかったのですね。

    澤田:
    そうですね。特に0歳児の子育ては、おむつを変えて、授乳して、お風呂に入れて、寝かしつけて……と、その繰り返しなんです。少し休もうと思っても、すぐに家事が待っているので、体力的にも精神的にも大きな負担でした。だから、「早く自分の時間を作ってリフレッシュしたいな、早く仕事がしたいな」って強く感じたんだと思います。

    仕事と子育ての両立術

    両立するうえでのマイルールや工夫していることなどがあれば教えてください。

    澤田:
    私は「場所によって業務を使い分ける」ことを意識しています。出社した時は、紙でしか確認できない書類の対応や、対面での打ち合わせを優先的に入れていますね。WEBでの打ち合わせも活用していますが、やはり直接会って話す方が伝わりやすいことも多いので、積極的に対面の機会を作るようにしています。一方、リモートワークの日は、資料作成や集中して取り組む作業をメインにするなど、その日の働き方に合わせて業務内容を調整しています。

    所:
    私の場合は、保育園のお迎え時間が決まっているので、基本的に残業はできません。だからこそ、「限られた8時間でいかに効率よく業務を進めるか」が重要です。具体的には、人から依頼されたことは後回しにせず、すぐに着手するようにしています。また、お昼休憩も午前中の業務が落ち着いてから取るようにしていますね。そうしないと、落ち着いて休憩も取れないので(笑)。

    山内:
    私も、「会社でしかできないこと」や「期日が近いもの」から優先的に片付けるようにしています。ただ、経理の仕事はどうしても月末月初に業務が集中するので、翌月の締め作業の準備を前倒しで進めておくなど、計画性を大切にしています。

    所:
    あとは常に「保育園からの急な呼び出しがあるかもしれない」ということを想定しながら仕事をしているので、あまり余裕をもって仕事をする時間はないかもしれません。いつもギリギリまで集中して取り組んでいる感じです。

    会社・同僚からのサポート体制

    会社や部署の仲間は、子育てをしながら働くことへの理解やサポート体制はありますか?

    山内:
    経理部では、上司も子育て中の方がいらっしゃいますし、部署のみんなが子育てへの理解がある方ばかりなので、本当に助かっています。急な休みや在宅勤務、保育園からの呼び出し時なども、ためらわずに連絡できますし、手厚くサポートしてもらっているなと感じますね。

    所:
    特に心強いのは、総務部の澤田さんが「ホームネットのママさん社員の先生」と言えるくらい、子育てと仕事の両立に関して豊富な経験をお持ちだということです。困ったときに何でも相談できて、的確なアドバイスをくれる先輩がいてくれるのは、本当に助かっています。

    澤田:
    そう言っていただけると、私も嬉しいです。私がホームネットで初めて産休・育休を経験したので、「こうだったらいいのに」「こうしてほしい」という当事者の視点から、これからパパやママになる社員の方々にとって、より良い制度ができたらと考えています。

    私自身が感じているのは、働き方の多様性が非常に重要だということです。やはり、ご家庭によって働きやすい環境は異なりますよね。だからこそ、国が定めている制度をベースにしつつ、様々な家庭状況に合わせられるよう複数の働き方を用意しています。
    私は、育児短時間勤務とフレックス勤務が生活スタイルに合っているので利用しています。フレックスは、1か月間の所定労働時間を満たせばよく、月曜日から金曜日の時短勤務で仕事が終わらないときは土曜日に勤務して仕事を片付けることができます。自由に働けてありがたいですね。

    所:
    私も働き方に関しては、個人の事情に合わせて柔軟に対応してもらえていると感じます。私は朝7時半や8時から業務を開始することが多いのですが、そういった細かな時間調整も快く受け入れてもらえるので、とても助かっています。

    山内:
    私はもともとシフト制でしたが、部署異動を機に土日祝休みになりました。長くシフト制だったので、最初は週5日間連続で働くのは無理かもしれないと躊躇していたんです。でも、実際に土日祝休みで過ごしてみると、子どものスケジュールと自分のスケジュールを合わせやすくなり、子どもの生活リズムも整ったので、今では変更して本当に良かったなと感じています。

    所:
    子どもが成長するにつれて生活リズムも変わってくるので、今後また働き方が変わることもあるかもしれません。将来的に私もフレックス勤務を利用する日が来るかもしれませんね。

    よりママさんパパさんが過ごしやすいように、あったら嬉しいサポートや制度はありますか?

    所:
    そうですね、例えば企業内託児所のようなものがあると嬉しいです。これから子どもが小学生に上がると、保育園とはまた環境が変わるので、働き方にも影響が出てきます。会議室の一角を託児スペースにするなど、子どもが会社に来られるような環境になれば、親も子も安心できると思います。

    山内:
    確かに、ママさんパパさん社員が増えている今、長期休暇中に学童に行かせるよりも、私たち親も子どもたちも安心して過ごせるから良いかもね。

    澤田:
    総務としては、今検討をしていることの一つとして「時間単位で取得できる有給休暇」です。今は半日単位か一日単位でしか有給が取れないので、ママさんパパさんに限らず、全社員がより生活しやすくなるような制度を作っていきたいと考えています。社員一人ひとりのライフスタイルに合わせた柔軟な働き方をサポートできる制度を、これからも積極的に導入していきたいですね。

    仕事と子育ての両立で、大変だと感じることはどんなことですか?

    澤田:
    パートナーに手伝ってもらえないときが一番大変だと感じますね。仕事と子育ての分担がうまくいっていると思っていても、相手の仕事が忙しくなったりして、バランスが崩れると、途端に大変になってしまいます。
    基本的には、会社の制度や学童などを利用することで回っているけれど、急にそのバランスが崩れた時のしわ寄せがだいたい私に来てしまうので、そこで一気に負担が大きくなります。

    所:
    私は、常に時間を逆算して過ごしていることですね。
    仕事を終えてお迎えに行ったら、そこからはもう子育ての時間になります。仕事も子育ても「この時間までにこれを終わらせる」と常に逆算しながら、効率を意識して動いています。

    山内:
    子どもが成長するにつれて、寝かしつけも楽になってきたので、以前ほど大変だと感じることは減りましたね。ただ、子どもの体調不良など、予期せぬ事態が起こった時にはやはり苦労します。

    両立しているなかで、やりがいや喜びを感じるのはどんな時ですか?

    所:
    月次決算を余裕をもって締められた時や、いつもより時間に余裕があった時ですかね。いつも時間を気にして過ごしているので、余裕がある日はとてもうれしいです。

    澤田:
    正直なところ、いわゆる「やりがい」とは少し違うかもしれませんが、大きな問題が起こらず、日々の業務が滞りなく進み、100%を正確にできれば十分だと思っています。先駆者としての産休・育休の経験が、これからパパやママになる社員の不安を少しでも解消し、働きやすい未来に繋がっていると感じられる時は、大きな喜びです。

    ホームネットで働く魅力と、未来への想い

    ママさんからみて、ホームネットで働く魅力とは何ですか?

    所:
    長く勤めているからかもしれませんが、とても働きやすいし、働きやすくしてもらえているなと感じています。物理的に子どもと離れる時間があることで、気持ちをリセットでき、結果的に子どもともより良い関係が築けるはずです。これからも自分の時間を大切にしながら、子どもと一緒に自分自身も成長していけるような、私に合った働き方を続けていきたいですね。

    山内:
    そうですね、会社や周りの皆さんにサポートしてもらっている側なので、常に感謝の気持ちを忘れずに過ごしています。部署関係なく、ホームネットで働くみんなが、私たちと同じように「働きやすい」と感じられるような会社になればいいなと思います。

    澤田:
    ママさん社員は特にそうかもしれませんが、100%頑張ろうと思っても、子育てとの両立の中で常に100%の力を出し続けることは難しいのが現実です。ホームネットでは「一人で抱え込まない」文化が根付いていて、互いに支え合い、補い合いながら仕事を進めることができます。この理解ある環境こそが、ホームネットで働く大きな魅力だと感じています。
    これからも、社員全員がそれぞれのライフステージに合わせて、最大限のパフォーマンスを発揮できるような、より柔軟で温かい未来をホームネットで築いていきたいと考えています。

    編集後記

    今回のインタビューでは、ホームネットで活躍されている澤田さん、所さん、山内さんの3名のママさん社員に、仕事と子育ての両立について率直なお話を伺いました。
    時間の制約や予期せぬ出来事など、日々の「大変さ」を乗り越えるための工夫や、お互いを補い合う温かい職場環境が、皆さんの活躍を支えていることが強く伝わってきました。

    「100%頑張れなくても大丈夫」「仕事が、子どもとのより良い関係を築く時間になる」といった前向きな言葉は、多くの働く親御さんに勇気を与えるはずです。多様な働き方への理解が深く、柔軟な制度を追求するホームネットだからこそ、皆さんが自分らしく輝けるのだと実感しました。

    この対談が、仕事と子育てに奮闘する皆さんのヒントとなり、ホームネットがこれからも「誰もが輝ける場所」として進化し続けることを願っています。

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    株式会社property technologies(プロパティ・テクノロジーズ)について

    「UNLOCK YOUR POSSIBILITIES. ~テクノロジーで人生の可能性を解き放つ~」というミッションを掲げています。年間36,000件超の不動産価格査定実績やグループ累計約13,500戸の不動産販売で培ったリアルな取引データ・ノウハウを背景に、「リアル(住まい)×テクノロジー」で実現する「誰もが」「いつでも」「何度でも」「気軽に」住み替えることができる未来に向け、手軽でお客様にとって利便性の高い不動産取引を提供しています。

    <会社概要>
    会社名:株式会社property technologies
    代表者:代表取締役社長 濱中 雄大
    URL:https://pptc.co.jp/
    本社:東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館12階
    設立:2020年11月16日
    上場:東京証券取引所グロース市場(5527)

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