スポーツとテクノロジー・デザイン・アートなどクリエイティビテ...

スポーツとテクノロジー・デザイン・アートなど クリエイティビティの融合 「WORLD SPORTS CREATIVITY SESSIONS」  最前線で活躍するオピニオンリーダーが独自の視点から議論し発信  スポーツとクリエイティビティが生み出す新しい未来への貢献  ~室伏スポーツ庁長官や東京2020組織委員会 中村GDO、 伝説のアスリート カール・ルイスも出演~

World Sports Creativity Sessions 実行委員会は、2021年1月23日と24日の2日間、「WORLD SPORTS CREATIVITY SESSIONS」と題して、オンラインでNewsPicksとのコラボ番組を配信いたしました。


「WORLD SPORTS CREATIVITY SESSIONS」は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、「UNITE」をテーマに掲げ、オリンピック・パラリンピックを含むあらゆるスポーツと人の創造性(クリエイティビティ)が融合することによって生まれる新しい価値について議論し、発信することを目指して設立された国際カンファレンス・イベントです。


今回、スポーツと、デザイン・アート・建築・テクノロジー・ビジネスなど幅広い意味でのクリエイティビティの双方を代表するトッププレーヤーたちによる9セッションが行われました。室伏広治スポーツ庁長官が出演したオープニングセッションを皮切りに、スポーツとクリエイティビティが融合することで生まれる価値について、世界を牽引するオピニオンリーダーたちがそれぞれの経験や知見からディスカッションを展開しました。クロージングセッションでは、中村英正氏(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会GDO)が出演しました。またそれぞれのセッションでは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会エンブレムを制作した美術家の野老氏によるエンブレムの誕生秘話や、スポーツを止めるな代表の廣瀬氏によるコロナ禍だからこその学生スポーツの復興への思い、また海外からもカール・ルイス氏やデレク・ジーター氏といった伝説のアスリートたちのメッセージなどが披露されました。また、中村英正GDOは、現場も不安を抱えながらも夏に安心、安全な大会が実施できるようにベストを尽くしていく。皆さんをお迎えして感動を伝えたい。「それぞれが自分のBestを尽くして、夏、東京でお会いしましょう。」とメッセージを届けました。

尚、本イベントは、2021年1月28日(木)18時までNewsPicks Studios Twitterにてアーカイブ配信を実施しています。是非ご視聴ください。また1月27日(水)18時以降はNewspicks内動画ルームにてご覧いただけます。


中村GDOセッション画像


廣瀬氏&為末氏セッション画像


WSCS_ロゴ1


WSCS_ロゴ2



▽WORLD SPORTS CREATIVITY SESSIONS

公式WEBサイト: https://wscs.tokyo

▽アーカイブ配信(1):NewsPicks Studios Twitterアカウント ※28日(木)18時まで

1日目: https://twitter.com/NewsPicksStudio/status/1352526415120519175

2日目: https://twitter.com/NewsPicksStudio/status/1353190792752324610

▽アーカイブ配信(2):Newspicks内動画ルーム

https://newspicks.com/movie-series/57/ ※28日(木)18時以降


各セッションの登壇者情報および概要について次頁より記載いたします。


<セッションテーマ/登壇者>※敬称略

■1月23日配信セッション

(1)Opening Session -オープニングセッション-

【登壇者】

・室伏 広治(スポーツ庁長官)

・Craig Spence(国際パラリンピック委員会チーフブランド&コミュニケーションオフィサー)※VTR出演

・Sebastian Coe(国際オリンピック委員会 委員/世界陸連会長)※VTR出演


オープニングセッションにリモートで出演した室伏スポーツ庁長官は、現役時代にハンマー投げという競技の枠に囚われないトレーニング方法を考案したエピソードなどから、スポーツにおけるクリエイティビティの大切さを説きました。また、現状のコロナ禍をふまえて、開催に向けて各競技団体としっかりガイドラインを作り、選手が安心して参加できる環境を作れるように努めていくと語りました。さらに、VTRで出演したコー会長はコロナ禍におけるクリエイティビティの重要性、スペンス氏はパラスポーツがクリエイティビティと共に社会を変える可能性について伝えました。


オープニングセッション 登壇者


(2)Giving Back to Sports-次世代に投資・奉仕するトップアスリートたち-

【登壇者】

・廣瀬 俊朗(一般社団法人スポーツを止めるな共同代表/株式会社HiRAKU 代表取締役)

・為末 大(元陸上選手/一般社団法人アスリートソサエティ代表理事)

・Carli Lloyd(サッカー女子アメリカ代表)※VTR出演

・Carl Lewis(元陸上選手・現陸上コーチ)※VTR出演


最前線で活躍したアスリートが次世代に繋げるための取り組みについて語りあうセッションを展開。学生スポーツの復興プロジェクト「スポーツを止めるな」の代表を務める廣瀬氏は、コロナ禍の中で、学生と意見を出し合いながら様々な取り組みに挑戦している事例を交えながら語りました。また為末氏は、クリエイティビティをもって、スポーツを通じた様々な社会貢献を行う重要性を説きました。さらに、VTR出演した伝説のアスリート、カール・ルイス氏やカーリー・ロイド氏に、次世代のアスリートを育てるために行っている社会貢献の活動やその哲学を紹介していただきました。


Giving Back to Sports 登壇者


(3)The Modern Arena -スポーツを包み込む「場」のこれから-

【登壇者】

・前沢 賢(株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 取締役 事業統轄本部長)

・上林 功(追手門学院大学社会学部社会学科准教授)

・Willo Perron(Perron-Roettinger代表/エクスペリエンスデザイナー)※VTR出演


スポーツに重要なスタジアムなどの「場」をテーマに独自の経験を基に語りあうセッションを展開。

それぞれの活動を理解し合っている前沢氏と上林氏が、アリーナはまだ発展の途上にあり、誰にも捉えられていないアリーナのあるべき姿を歴史から考え直すことで、新しいクリエイティブが生まれる可能性を語りました。さらに、常識を超えたスタジアムとはどういうものであるのか、アリーナの拡張の可能性は意外なところにあるなど、最前線で取り組んでいるお二人の必見のディスカッションとなりました。海外からも世界的なエクスペリエンスデザイナーのウィロ・ペロン氏からのメッセージをいただきました。


The Modern Arena 登壇者


(4)Fan Engagement -スポーツにおけるファンエンゲージメント-

【登壇者】

・川名 正憲(ファナティクス 東アジアマネジングディレクター)

・佐藤 尚之(コミュニケーション・ディレクター(株)ファンベースカンパニー)

・Derek Jeter(The Players' Tribune設立者)※VTR出演


スポーツにおけるファンエンゲージメントについて、国内と海外のそれぞれの視点から語りあうセッションを展開。川名氏は、世界的に人気のある欧州のサッカークラブの事例など、ワールドワイドな視点で展開する仕組みづくりを紹介しました。佐藤氏は、新規のファンと既存のファンのどちらを大事にするべきかというテーマを掲げ、ファンの心を掴むために必要な接点づくりや仕掛けの重要性について語りました。さらに、日本でも人気の高い元メジャーリーガーのデレク・ジーター氏がビデオメッセージで登場しました。


Fan Engagement 登壇者


(5)How Sports Inspire Artists -感性を刺激するスポーツの力-

【登壇者】

・真田 久(日本オリンピック委員会 オリンピック・ムーブメント専門部会員)

・松田 崇弥(株式会社ヘラルボニー代表取締役・CEO)

・野老 朝雄(美術家)

・Viktoria Modesta(アーティスト)※VTR出演


クリエイティビティに重要な感性をテーマに、異なるそれぞれの立場から語り合うセッションを展開。真田氏は、オリンピックの起源である古代オリンピックから現代オリンピックに至るまでのアートとの関わりの変化について紹介しました。野老氏はエンブレムがどのようなクリエイティブな発想の中で生まれたのか、その誕生秘話を語りました。また、松田氏はスタジオにパラアートを準備し、まさに感性を刺激することによって完成した作品を披露しました。さらに、ヴィクトリア氏のコメントと美しいパフォーマンスは必見のVTRでした。


How Sports Inspire Artists 登壇者



■1月24日配信セッション

(6)What Business Can Learn from Sports-ビジネスがスポーツから学べること-

【登壇者】

・入山 章栄(早稲田大学大学院 経営管理研究科 (ビジネススクール) 教授)

・鈴木 啓太(AuB株式会社代表取締役)

・佐宗 邦威(共創型戦略デザインファームBIOTOPE代表)


スポーツとビジネスの双方の世界は今後どのように交わっていくのかを語り合うセッションを展開。アスリートから経営者に転じた鈴木氏は、アスリートが起業するに至ったストーリーから、アスリートとビジネスパーソンのモチベーションをコントロールするために必要な術の相違などを紹介しました。さらに、佐宗氏は、スポーツとビジネスの融合を実践している経験を語り、入山氏は、ビジネスパーソンはビジネスのアスリートであると発信するなど、ビジネス・スポーツ双方の関係者必見のセッションとなりました。


What Business Can Learn from Sports 登壇者


(7)Connecting Audiences Through Technology

-テクノロジーが変えるスポーツ観戦の未来-

【登壇者】

・太田 雄貴(公益社団法人日本フェンシング協会会長/国際フェンシング連盟副会長)

・岡部 恭英(TEAMマーケティング アジア・パシフィック地域営業統括責任者)

・神武 直彦(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)

・Chris Milk(VRメディア会社Within 創業者/CEO)※VTR出演


いまこの世の中でDX推進がされているが、スポーツにおいてテクノロジーはどうスポーツに貢献できるかをテーマにしたセッションを展開。テクノロジーを駆使したスポーツ観戦による競技の盛り上げを実践している太田雄貴氏を始め、岡部恭英氏や神武直彦氏が、5G, VR, AR,そしてデータなどといった観点から具体例を紹介しながら、スポーツ観戦の未来、そしてテクノロジーがどのようにスポーツの魅力を高めることができるかを発信しました。さらに、海外からも最先端のVR技術を追求しているChris Milk氏からのメッセージをお届けしました。


Connecting Audiences Through Technology 登壇者


(8)Inclusivity on and off the Field -スポーツを通じた「共生社会」の実現-

【登壇者】

・澤田 智洋(世界ゆるスポーツ協会代表)

・杉山 文野(フェンシング元女子日本代表/トランスジェンダー)

・田口 亜希(射撃選手)

・Asif Sultani(IOC難民アスリート奨学生・空手)※VTR出演


スポーツを通じた「共生社会」をテーマに、これまでの経験や現状の活動をもとに語りあうセッションを展開。澤田氏は、スポーツができないのは社会のせいという独自の視点から“ゆるスポ”を開発。そこから描く未来について語りました。女子トップアスリートから現在2児の父である杉山氏は、LGBTQがスポーツの可能性の宝庫であることを発信しました。また、パラリンピアンの田口氏は、共生社会の象徴として、オリンピックとパラリンピックが融合する未来の重要性を伝えました。VTRでは、IOC難民アスリート奨学生のアシフ・スルタニ氏のメッセージも紹介しています。


Inclusivity on and off the Field 登壇者


(9)Closing Session -クロージングセッション-

【登壇者】

・太田 雄貴(公益社団法人日本フェンシング協会会長/国際フェンシング連盟副会長)

・中村 英正(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会GDO)

・佐々木 紀彦(NewsPicks NewSchool校長)

・Kolohe Andino(プロサーファー)※VTR出演

・Shaun White(プロスノーボーダー)※VTR出演


クロージングセッションでは、NewsPicks NewSchool校長の佐々木 紀彦氏が、これまでのセッションの総括として、ファンエンゲージメント、次世代への投資という視点からスポーツが生み出す価値やテクノロジー、ビジネスから進化する新しいスポーツのカタチについて触れ、“スポーツでクリエイティビティ”という観点から続いた2日間について振り返りました。また、太田 雄貴氏は、昨年コロナ禍の中で行われた「全日本フェンシング選手権大会」を例にテクノロジーを活用した新しいスポーツコンテンツのあり方の変化や「アーバンスポーツ」の競うだけではないスポーツの素晴らしさを発信しました。

さらに、中村英正GDOは、コロナ禍の状況によってスポーツの楽しみ方は変わってきており、そのときの状況にあわせて、クリエイティビティを用いて、発想の転換を生かし、色々な選択肢を試行錯誤しながら進めていくことが大事だと語り、新しくスケートボードなど新種目が加わった背景や若い世代が楽しめるe-sportsなどの新しいスポーツへの期待感についても伝えました。そして、現場も不安を抱えながらも夏に安心、安全な大会が実施できるようにベストを尽くしていく。皆さんをお迎えして感動を伝えたい。「それぞれが自分のBestを尽くして、夏、東京でお会いしましょう。」とメッセージを届けました。


Closing Session 登壇者



【開催概要】

主催  :World Sports Creativity Sessions 実行委員会

共催  :国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)

協力  :(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

     (公財)日本オリンピック委員会

     (公財)日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会

協賛  :Presenting Partners

     東武タワースカイツリー株式会社

     Supporting Partner

     日本電気株式会社(NEC)/日清食品ホールディングス株式会社

     日本航空株式会社/ヤフー株式会社

放映日 :2021年1月23日、1月24日 ※アーカイブ配信あり

配信主体:NewsPicks Studios Twitterアカウント

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