ノーベル平和賞受賞者 前フィンランド大統領、来日記念講演会 開催  マルッティ・アハティサーリ氏が語る「和平調停とは何か」 司会進行:星野 俊也・大阪大学大学院国際公共政策研究科長

    告知・募集
    2011年11月16日 09:30

    笹川平和財団(SPF)一般事業「アジアの平和構築と日本の役割」では、2008年ノーベル平和賞受賞者、マルッティ・アハティサーリ(Martti Ahtisaari)前フィンランド大統領を受賞後初めて日本へ招待します。ナミビア、アチェ、コソボなど世界各地で紛争解決と平和構築の功績をあげられた経験をもとに、国際社会がいかに和平を実現すべきかお話しいただきます。
    (詳細はプログラムをご参照ください。)

    日時:2011年11月24日(木) 16:00-18:00
       *入場無料 日英同時通訳付
    場所:ホテルオークラ 平安の間(港区虎ノ門2-10-4)

    お申込み連絡先
    SPF広報担当
    Tel  : 03-6229-5456
    E-mail: spfpr@spf.or.jp

    国連事務総長のブルトス・ガリ氏(当時)が『平和への課題』の中で「平和構築」の重要性を強調してから20年、世界のさまざまな地域の紛争が多様化かつ複雑化しています。日本も各地の平和構築分野での貢献に努めてきました。アチェ和平交渉調停者、コソボ地位交渉国連特使などを務め、世界各地の紛争解決のため活躍されたアハティサーリ氏は、今後の国際社会に求められるのは、和平調停もふくむ紛争解決自体へのより一層の努力であると訴えます。

    *当日は、マルッティ・アハティサーリ氏が創設した団体「Crisis Management Initiative(危機管理イニシャティブ)」について、トゥイヤ・タルヴィティエ(Tuija Talvitie)代表にもお話し頂きます。


    ▼マルッティ・アハティサーリ氏略歴:
    1937生まれ。1965年フィンランド共和国外務省入省、駐タンザニア大使、国連ナミビア事務総長特別代表などを歴任。1993年フィンランド社会民主党の党首となり、翌1994年スウェーデン人民党のエリザベス・レーンに勝利し大統領に当選、2000年まで1期6年同職を務めた。大統領退任後はCrisis Management Initiative(危機管理イニシャティブ)を創設し会長に就任。またインドネシアのアチェ和平合意やコソボ地位問題など、世界各地の紛争解決に尽力、2008年にノーベル平和賞を受賞。現在、欧州連合外交関係理事会の共同理事長、国際平和構築連合のインターピース運営評議会会長、ニューヨークのイーストウェスト研究所の理事、エルコテックSE社の取締役会会員などに就任。


    ▼笹川平和財団一般事業:
    平和と安全への努力「アジアの平和構築と日本の役割」では、平和構築について日本国内での関心喚起を図るため、海外からの招聘事業を実施するとともに、アジアの平和構築分野の専門家同士の連携の強化と、タイ南部の紛争解決と平和構築に向けた現地の取り組みを支援しています。


    【来日記念講演会 概要】
    アハティサーリ前フィンランド大統領来日記念講演会
    「和平調停とは何かーアハティサーリ氏の経験から学ぶ」

    [プログラム]
    16:00 - 16:15  ご挨拶
            羽生 次郎 笹川平和財団会長
            ヤリ・グスタフソン 駐日フィンランド大使
            山口壯外務副大臣

    16:15 - 16:30  星野 俊也氏(大阪大学大学院国際公共政策研究科長)
            「アハティサーリ氏の仕事と和平調停のエッセンス」

    16:30 - 16:50  トゥイヤ・タルヴィティエ氏
            (危機管理イニシアティブ エグゼクティブ・ディレクター)
            「危機管理イニシアティブ(CMI)の活動」

    16:50 - 17:10  第10代フィンランド大統領 マルッティ・アハティサーリ氏講演

    ≪17:00 - 17:25 コーヒーブレーク≫

    17:25-     質疑応答

    18:00      閉会挨拶

    司会進行:星野 俊也氏

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