「朝の体重の測定習慣」と「ひとくちを大切に食べる」  6か月で体重-3.3%の楽しい減量に成功した食育トレーニング法 「行動療法」を学会で発表

    調査・報告
    2011年10月28日 16:00

    ライフスタイル研究所(所在地:兵庫県神戸市、代表:太田 博之)は、シャープ株式会社健康保険組合の本社および田辺健康管理室と共同で、各事業所社員を対象に「シャープスマートプロジェクト」という減量プロジェクトを2010年9月から2011年2月まで支援して参りました。

    従来の食事や運動療法に基づく保健指導ではなく、新しいアプローチ「行動療法」を用いた方法です。その結果を踏まえ、共同研究をして参りました。
    2011年11月5日(土)には第51回近畿産業衛生学会(奈良市で開催)において、「行動療法の経験(減量のためのシャープスマートプロジェクト)」という演題で発表します。
    http://jajsr.umin.ac.jp/k-sanei/index.html


    【「行動療法」とは】
    刺激に反応して行動が起きる、という行動法則を活かした療法。今回のプログラムは、朝の体重測定を刺激として、その反応として「その日の生活行動」という捉え方をしています。そして、行動した結果が好ましい行動が出来るよう促す仕組みです。

    【「行動療法」の結果】
    従来法の減量のチャレンジでは減量した人の割合は少なかったですが、今回のプロジェクトでは、減量プログラムの開始前後を比較すると、体重が-3.3%(-2.3kg)という結果が出ました。前年の従来法と比べ、約9倍の人に効果がみられました。

    60%の人が6か月間継続でき、そのうち体重が-3%以上減少した人の割合は61.1%でした。なかには、-9.6%も減量した人もいました。

    「毎朝の100g減量を目指す」という極めてシンプルなメッセージで、年末年始という外食や旅行など生活習慣が乱れやすい時期に、「朝の体重の測定習慣」と「ひとくちを大切に食べる方法」が身に付いた結果と考えています。

    これらの減量効果を得られた理由としては、食事や運動、メンタルの変化といった無理な生活の変化ではなく、全般的にちょっとした生活の工夫を積み重ねた結果と発表します。
    なお、プログラムはTOK-Smart(東海大学医学部付属病院健診センター)に協力を頂きました。


    ■研究所 概要
    研究所名: ライフスタイル研究所(Life Style Institute)
    代表  : 太田 博之
    所在地 : 〒651-0087 神戸市中央区御幸通6-1-22 神戸太平ビル 9F
    活動内容: 健康コンサルタント業。行動療法を中心に、減量療法、
          ダイエットの指導および口演活動をしています。
    URL   : http://www.wendy.jp/

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