コストを1/20に節約可能な画期的装置! 車室内放散試験用サンプリングバッグ洗浄装置 「SHC-3A」事業社向けレンタル開始のお知らせ

    ~株式会社テクロム、JASIS2020で展示~

    企業動向
    2020年11月10日 10:00

    分析機器の開発・製造を行う株式会社テクロム(代表取締役社長:服部 良平、所在地:滋賀県近江八幡市)は、自動車部品の品質管理に必須の「車室内放散試験」用サンプリングバッグ加熱加湿洗浄装置『SHC-3A』の事業社向けレンタルを開始し、それに伴い2020年11月11~13日、幕張メッセ国際展示場にて開催される、最先端科学・分析システム&ソリューション展にて『SHC-3A』を展示いたします。


    SHC-3A画像

    洗浄時間の比較


    ■特許技術で全自動化、独自技術で時短に成功

    当社と滋賀県工業技術センター(長浜市)との共同研究により開発した「SHC-3A」は、一般的に手作業で行われてきたサンプリングバック洗浄を全自動化(特許第6443629号)し、かつ独自技術の「加熱加湿法(TM)」によって、従来技術の加熱洗浄(一定量のガスを充填加熱、一定時間後に吸引を繰り返す方法)に比べ、短時間で高い洗浄効果が得られます。

    従来のサンプリングバッグ洗浄は、バッグへのガスの充填・吸引を繰り返し行なう10時間以上かかる手作業でしたが、「SHC-3A」は恒温器内でサンプリングバッグに洗浄チューブを取り付け、タッチパネルの開始ボタンを押すだけで作業が完了します。これにより人の介在する時間を大幅に削減する事が可能になりました。

    また「加熱加湿法(TM)」を採用する事により、洗浄時間も従来の約1/2まで短縮に成功、より効率的な洗浄方法を確立できました。



    ■バッグ洗浄に係る人件費を1/20に

    従来の手作業を特許技術で自動化し、10時間以上必要なのを独自技術で約1/2に時短し、それにより人件費を約1/20に削減する事が可能になります。

    自動車をはじめ各種車両室内におけるVOC管理は近年ますます厳格化され、今後サンプリングバッグの大型化やISO化に伴う試験検体の増加が予想される中、2000Lのサンプリングバッグ洗浄にかかる大幅なコストの削減と、試験業務従事者の労働環境の改善にもつながる画期的な装置です。



    ■事業者向けレンタルを開始

    「SHC-3A」の性能をお試しいただきたく、レンタルサービスを開始いたしました。それに伴い、より多くの方に実際に触れて頂くために、2020年11月11~13日に幕張メッセで開催される最先端化学・分析システム&ソリューション展(JASIS 2020)に出展いたしますので、是非お越しください。

    2020年はコロナウイルスの感染拡大により、世の中の生活様式が一変し新しい時代に突入しました。職場ではリモートワークが推奨され、作業内容の見直しや労働環境の整備など、従業員が働く場の改善が大きく取り上げられる様になりました。自動車部品メーカー様においては「SHC-3A」がその一助となるとお約束します。



    ■最先端化学・分析システム&ソリューション展概要

    日程:2020年11月11日(水)~13日(金)

    時間:10:00~17:00

    場所:幕張メッセ国際展示場内 ブースNo.S-20



    ■SHC-3A 製品概要

    サイズ(W×H×D) :250×300×420

    重量      :12kg

    電源      :AC100V

    使用ガス    :窒素もしくはエアー(高純度グレード)

    加湿ビン    :100ml or 500ml

    タイマ設定範囲 :0~999.9分

    流量設定範囲  :1~20L/分 5L/分(推奨)

    対応バッグ数  :3枚

    対応バッグサイズ:50~300L

    吸引機能    :標準

    吸引排気量   :6L/min(各バッグ当たり無負荷時)~



    ■株式会社テクロムについて

    分析機器(中古)の販売・レンタル・委託販売、分析機器のサポート、分析実務のサポート、受託分析・測定と分析全体を通して貴社の開発・品質保証業務をサポートします。


    本社:〒523-0056 滋賀県近江八幡市古川町1173番地62

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